今でこそそれほどでもないのですが、私は昔は結構な大食いで、食事をする時はいつも大盛りでした。
高校生の時には、カレーライスを一度に6杯食べたり、お寿司を一気に100貫平らげたりが平気なほど。
そういう昔の大食漢な感覚が今でも残っているせいで、外食時などについつい料理を注文しすぎてしまって、かなりお腹が苦しい状態になってしまうことがあります。
カップ麺などに関しては、今でも同じ商品であれば、内容量が多い「大盛り」や「BIG」と付く方をついつい購入しております。
そんな私が過去の大食時代の記憶と相まって、是非とも挑戦したいと思った商品が「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX」という商品です。
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発売時に結構話題になっておりましたが、お店でなかなか見かけることがなく、先日ようやく見かけたので、購入したという感じです。
一応、ノーマルサイズの「ペヤング やきそば」も購入して、そのサイズ感を比較してみました。
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パッケージのサイズからして、かなりの迫力があります。
カロリーもこれ一食(439g)で 2142kcalとかなりのボリューム。
ちなみに、通常サイズの「ペヤング やきそば」は一食(120g)で544kcal。
重量にして3.6倍、カロリーにして3.9倍となります。
パッケージを横に並べてみると、こんな感じです。
カップの高さにしてこんな感じです。
コンビニで購入したのですが、お箸は2膳しかついてきませんでした。
すなわち、2つのパッケージで2人で食べるということになりますか・・・まぁ、カップ麺1つに1膳が普通なので、これは店員さんの対応としては正しいのかなぁと。
というか、これを果たして一人で食べきれるのか・・・
実物を見るまではそれほどでもないかと高をくくっておりましたが、パッケージを見た瞬間に、一人で食べきる自信が喪失しました。
さらに言うと、これ一食で1日の摂取カロリーをオーバーしてしまうので、一人で食べること自体、かなり危険な感じです。
なので、一人で食べるのを諦めて、家族に手伝ってもらうことにしたのですが・・・
家族で食べるにしても、なかなかタイミングが合わなくて、購入してからしばらくは我が家のカップ麺のストック棚にストックされておりました。
そして昨日、ようやく都合がついて、家族で食べる事に。
ただ、息子は外出していたので、食べるのは私と妻と娘の3人。
息子がいないことが人手(食い手)としては、少々心もとない感じではありますが、タイミングが合わない以上仕方が無いかなぁと。
とりあえず、早速開封してみます。
中の乾燥麺はこんな感じで2つのブロックに分かれております。
写真からはかなり分かりづらいと思いますが、これ1つのブロックで通常の「ペヤング」よりも大きな麺のブロックとなっております。
この辺も、一緒に並べて写真が撮れればもっと良かったのですが、そこまでは間違いなく食べきれないと思って、諦めました。
カップのサイズに対して、麺の高さが分かるように撮ってみましたが、これでもちょっとサイズが伝わり難いかもしれません。
中の小袋(と言うか大袋)は液体ソースとかやくの2袋。
ところが、お湯を入れて捨ててから気づいたのですが、麺の下にもう一袋ふりかけの小袋があって、麺を混ぜている最中に気づいて取出したので、全部で3袋が正解です。
おそらく運送中に麺の下に潜り込んでしまったのかと思うので、もし購入される方はご注意を。
まずはかやくの小袋を開けて麺の上に入れます。
かやくの量も通常よりも遥かに多いので、そのままだとカップからあふれそうになります。
とりあえず、かやくを麺の上に広げて平坦にした後お湯を注ぎます。
お湯を注ぎますが、使うお湯の量も半端無くて、およそ1300ml必要とのこと。
普段はそこまで考えませんでしたが、最近の台風の被害や地震といった震災の備蓄食料として、カップ麺が良いかと思っていたのですが、使うお水の量を考えると、考え直す必要があるのかなぁとも。
カップラーメンであれば、お汁も含めてお腹に入れることができるのですが、カップ焼きそばのお湯は麺を戻す時に使われて後は捨ててしまうことを考えると、1300mlのお湯を流すというのは、ちょっともったいないような気もしてしまいます。
おそらく震災時だと、このお湯も再利用することを考える必要があるのかもしれません。
関西ではほとんど見かけなくなりましたが、「焼そばバゴォーン」のように、捨てるお湯を再利用して、スープなどが作れるようにする方が良いかなぁと。
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とりあえずは、市販のカップスープを作るのに使うというのも手かもしれません。
お湯を湧かしてから注ぎ、そんなことを考えながら3分待ってから今回はそういう準備がなかったので、もったいないと思いつつもお湯を流しました。
お湯を流した後はこんな感じです。
それを軽く混ぜて麺をほぐしますが、かなりの量なので混ぜるのも結構大変です。
この混ぜている最中に、麺の下から3つ目の小袋を発見しました。
食べ始める前に気づいたのは、不幸中の幸いです。
そして、液体ソースをかけます。
軽く・・・ではなく、きっちりと麺全体にソースが混ざるように時間をかけて混ぜます。
その後、ふりかけをかけてようやく完成です。
量が多いと混ぜるのも一苦労で、通常サイズのカップ麺よりも大変でした。
それでは早速食べてみます。
実は私は「一平ちゃん焼きそば」や「焼きそばU.F.O.」を良く食べるのですが、「ペヤング焼きそば」をそれほど食べた事がなくて、味もあまり覚えておりませんでした。
[asin:B079Z3836D:detail]今回食べてみたところ、ソース自体は少し甘みがあるように感じました。
ふりかけの胡椒のおかげで、少し辛さもあります。
個人的にはまぁアリかなぁと思ったのですが、娘はあまり好きではないとのことでした。
さて、実際に3人で食べ始めましたが、娘があまり好きではないということで、食べるのを早々に離脱。
妻もそれほど多く食べれるわけではなく、主戦力は私ということに。
食べ進めていくのですが、食べても食べてもなかなか減りません。
そのうち妻がお腹いっぱいということになり、私一人で食べ進めることに。
最終的には完食できましたが、お腹がかなり苦しい状態となりました。
おそらく全体の半分以上は私が食べたのではないかなぁと。
半分しか食べていないはずですがそれでも、これまでに食べたカップ麺と比較にならないほどの量です。
食べきってから改めて感じたのは、これを一人で食べるというのは、かなり困難なのでは無いかなぁということ。
ただ、「ペヤング」のノーマルサイズを複数人それぞれが1つずつ食べるよりも、これ1つを分けて食べる方が価格は安くなると思います。
それぞれの定価は、「ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX」385円(税別)に対して、「ペヤングやきそば」が170円(税別)。
価格差は2.3倍程度で、容量は3.6倍あります。
なので、価格と量で見た場合のコストパフォーマンスは結構良いので、何人かで分けて食べるのはアリかなぁと。
一人で食べる場合はかなりの覚悟を要しますが、興味がある方は是非一度お試しを。