おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

復刻版ゲーム機が続々発売

昔あそんだゲーム機が、ここに来て復刻版として再登場することがブームのようになってきているようです。

発売されたゲーム機用のソフトを何本かが同梱された状態のものを小型化してリバイバルで発売するという感じ。

最初は任天堂ファミリーコンピューターの復刻版でソフト30本があそべる「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。

続いて同じく任天堂スーパーファミコンの復刻版で、ソフト21本があそべる「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」。
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さらにはSNKアーケードゲーム機 NEO GEO の復刻版で、ソフト40本があそべる「NEOGEO mini」。
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2019年に発売延期となった、セガメガドライブの復刻版「メガドライブミニ(仮)」など。

これまでは主にカートリッジ媒体でソフトが供給されていたハードの復刻版ばかりでした。
カートリッジ媒体の場合は、ファミコンで1タイトルあたり最大で8Mbit(1MB)程度、スーパーファミコンで48Mbit(6MB)程度、メガドライブも40Mbit(5MB)程度で、「100メガショック」のネオジオでさえ892Mbit(111.5MB)程度。

なので、最大容量で計算したとしても、
ファミコンだと 1MBx30本 = 30MB。
スーパーファミコンだと 6MB x21本 = 126MB。
ネオジオだと 111.5MB x 40本 = 4.4GB。

という感じで、トータルの容量としてはそこまで大きくないので、商品化できたのかなぁと。

ところが、つい先日、ついにディスク媒体のゲーム機の復刻版の登場が発表されました。
2018年12月3日発売予定の初代プレイステーションの復刻版「プレイステーション クラシック」がそれです。

ゲーム機の中に20タイトルを収録して、価格が9980円(税別)。
プレイステーションはソフトの供給媒体がCD-ROMだったので、容量としては、1タイトルあたり650MB程度。
ただし、それはあくまでディスク1枚当たりの容量なので、集力予定となっている「ファイナルファンタジー7」は確か本編ディスク3枚組のソフト。

収録タイトルがまだ正式に発表されておりませんが、20本となると 650MBx20本 = 13GB程度です。

たしかに、16GBのUSBメモリでもかなり安く売られるようになってはきましたが、原価を考えると、他の復刻版ゲーム機よりも高くなっているのではないかなぁと思ってしまいます。
収録タイトルとしては、「R4 RIDGE RACER TYPE 4」、「JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」、「鉄拳3」、「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」、「ワイルドアームズ」などがすでに発表されており、残りのタイトルは今後発表されるそうです。

まだ発表されていないタイトルの方が多い状況ではありますが、すでに PS Plus 会員向け抽選販売の予約は開始されているようなので、興味がある方は早めに注文予約された方が良いかと思います。
www.jp.playstation.com

個人的には、「アストロノーカ」「パネキット」「XI」あたりが入っていると、かなりうれしかったりするのですが・・・

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ただ、それとともに思うのが、現行ゲーム機で古いゲームがプレイできる「バーチャルコンソール」や「ゲームアーカイブス」などもあるのに、わざわざ復刻版を出す理由はどこにあるのかなぁというところ。

リリースされていないタイトルもあるので、それらを復刻版に入れてリリースするというのかもしれませんし、最新ゲーム機を持っていない人に向けてということもあるのかもしれません。

個人的には、こういった復刻版が発売されるたびに、欲しくなって買おうと思うのですが、いざ店頭で購入できる状態になると、果たして買ってもプレイするかなぁという考えがわき起こって、未だに買えずにいたりします。

最新ゲーム機があれば、「バーチャルコンソール」や「ゲームアーカイブス」のタイトルを個別で買う方が良いのではないかなぁという思い。

さらに言えば、収録されているタイトル全てを遊びたいというわけではなく、タイトルのうち何本かをプレイしたいだけだったりもするので・・・

そうやって冷静に考えて行くと、果たして復刻版を買う価値はあるのかなぁという思いに至って、未だにどれ1つ購入に至っておりません。

今回も恐らくパスすることになるかなぁと思っておりますが・・・
タイトルによっては、少し悩んでしまうことになる可能性もあるのかなぁと。

気になる方は早めに予約されることをオススメします。