本日の日の出時刻は6:32。
ついに日の出時刻がNHKラジオのラジオ体操の放送開始時間を過ぎてしまいました。
大阪城の天守閣前の広場では、ラジオ放送の時間に合わせて、多くの人がラジオ体操をしていおり、6時半になると、大阪城のどこにいても、その放送が聞こえて来るのですが、いよいよ日の出時刻がその時間を超えたので、これからは日の出前にラジオ体操の音楽を聞く事になるかなぁと。
暗い中内堀を除いた後、そのまま大阪城へと入ります。
そして、内堀へ直行すると、アオサギの姿。
内堀を除いた後、飛騨の森へ入ります。
飛騨の森に入るとすぐに、数人のカメラマンの姿が。
大将さんも仕事があると言いつつもいらっしゃって、どうやらハイタカを探している様子。
私も探してみるのですが、なかなか見つからず。
途中で猛禽の姿を見かけたのですが、カメラを構えた瞬間に飛び立たれてしまいます。
その後、私の後ろから上空を飛び去るオオタカらしき猛禽の姿を見て、それを追いかけようとすると、どこからともなく口笛が聞こえます。
周りを見渡すと、大将さんが手招きしてくれておりました。
飛び去ったオオタカらしき野鳥の姿も気になりますが、とりあえず大将さんのところへ向かうと・・・枝の上にハイタカがいました。
かなり暗い状態なので、感度は高いですが、とりあえず先週に引き続き、今週も大将さんのおかげでハイタカが撮れました。
その後、気になったので、先ほどの猛禽を探しに行ったのですが、見つからず。
代わりにアトリの群れを発見しました。
そのシメが鳴いていると、違うところから別の個体が1羽飛んで来て2羽になり、最終的には3羽のシメが集まっておりました。
他には、ハクセキレイがいました。
北外堀の石垣には、キセキレイの姿。
ジョウビタキのオスもいました。
北外堀にはカイツブリがいました。
その後、エンベリザの声が聞こえたので、立ち止まってその姿を探していたのですが、見つからず。
ふと地面を見てみると、2〜3m先の地面にシロハラがいました。
ちょうど木の実を口に入れているところです。
今季見たシロハラでは、最接近状態で、カメラをゆっくり構えて、何とか撮影できました。
その後しばらくはにらみ合い(?)が続き、やがてシロハラは地面から飛び上がって、近くの木の枝へと止まり、木々の間へと消えてしまいました。
さらには、今頃ではありますが、個人的には今季初観察のツグミがいました。
その後、梅林へ移動すると、カワラヒワがいました。
メジロもいました。
その後、豊国神社では、アオジがいました。
複数のツグミ系の声がしておりましたが、確認できたのはアカハラです。
さらには、オオタカもいました。
発見した時に、すぐ近くにいた知人に声をかけます。
逆光だったので、知人達が何とか回り込もうと石段を上っていきます。
飛んでしまわないかなぁと思って躊躇して出遅れたのですが、私ももう少しキレイに撮れたらと思って、石段を上ります。
回り込もうとすると、正面に入る前に飛び立ってしまいました。
先に回り込んでいた知人達はキレイに撮れたらしいですが、私は出遅れてしまいました。
配水池では個人的には今季初のルリビタキのメスタイプがいました。
コゲラもいました。
メジロが花の蜜を吸いに来ておりました。
日本庭園へ移動すると、ツグミがいました。
その後、修道館へ移動すると、アオジがいました。
ハクセキレイもいました。
桜広場ではメジロの姿。
コゲラもいました。
ジョウビタキのオスもいました。
音楽堂西通路では、アオジがいました。
その後沖縄復帰の森へ移動。
歩いていると、ウグイスっぽい鳴き声が聞こえたので、探してみると、集積された折れ枝の山の中で動く鳥影を発見。
とりあえず、撮影してみたのですが、1枚撮った後にそのまま鳥影は別の折れ枝の山へと移動してしまいました。
撮った写真を見ると、ごちゃごちゃの中でしかも逆光で肝心の野鳥の姿はシルエット状態。
ブッシュの中を移動するウグイスは、まともに撮影しようとすると、かなり時間がかかってしまうので、諦めて移動しようと歩き始めたのですが、ふと気になって歩みを止めました。
ウグイスだと思って撮影したのですが、その野鳥のシルエットの動きが、どことなくおかしいような気がします。
これまでに茂みの中で移動するウグイスは何度か見ておりますが、どうもその動きとはちょっと違ったような気がし始めました。
先ほど見た鳥影の主は、茂みを移動しながら、尻尾を上に上げるような動作をしておりました。
ウグイスが果たしてそんな動きをしたかなぁというこれまでの経験で感じたことがない違和感。
やはり、もう少ししっかりとか確認しておいた方が良いかなぁということで踵を返して、先ほど鳥影が移動した折れ枝の山へと向かって歩いていくことに。
そして、先ほどよりも少し見やすい位置に止まっている鳥影を撮影してみたところ、色がどうもウグイスとは違うぽいことが明らかに。
一瞬ヤブサメかとも思ったのですが、それとも違う感じ。
これはいよいよ、もっとしっかりと撮影しておかないといけないと思い、再び他の折れ枝の山へと移動する野鳥の後ろを着いて行きます。
しかし、追いついた時には、先ほどまでよりも枝の密度が濃い折れ枝の山の中に入ってしまい、どこに行ったのか姿が見えない状態に。
もしかしたら、気付かないうちに、また別の山へと移動されてしまうかもと思いつつ、折れ枝の山とにらめっこをしていると・・・
突然茂みの中から現れて、すぐそばの木に横向きで止まってくれました。
運良く、何とか識別できそうな写真を撮影できましたが、これまでに見た事がない野鳥だったので、それが何かがすぐには分からない状態。
脳裏に浮かんだ名前は、ミソサザイだったのですが、図鑑で見て知っているだけで、実際にはこれまでに見た事が無かったので、確信が持てません。
とりあえず、その場でスマートフォンで検索したところ、似てはいるのですが、識別のポイントなどが分からず、自信がありません。
とりあえず、もっと何枚か写真をと思って、ブッシュをみていると、再び表に出てきました。
しかし、その出方というのが、その個体とは別に、同じような個体がもう1羽いて、その1羽に追い立てられるようにして、飛び出して来た感じです。
すなわち、ミソサザイが同じ折れ枝の山の中に2羽いました。
残念ながら2羽を同時に撮る事はできませんでしたが、どちらもミソサザイで間違いはないと思います。
この時点で、私の中ではミソサザイと思っていたのですが、誰かもう少し詳しい人に確認したいと思って周囲を見渡しますが、誰もいません。
とりあえず、すでに仕事で大阪城を離れている大将さんにSMSを送っておきますが、写真を送る訳にもいかず。
悩みながら折れ枝の山を見つめていると、やがて野鳥の出入りが収まってしまい、しばらく見られない状態に。
もしかしたら、気付かない間に他の折れ枝の山に移動してしまったのかもしれないので、あきらめてその場を移動しました。
市民の森で出会った知人に写真を見せて意見を求めたところ、ほぼまちがいなくミソサザイだろうということに。
その後、他の知人にも写真を見せたところ、ミソサザイだと思うということだったので、ほぼ間違いはないかと。
ただ、確証は持てないので、帰宅してから元山さんに写真を送って見てもらう方が良いかもということで、帰宅してから元山さんに写真をお送りしました。
blog.goo.ne.jp
するとしばらくしてメールが届いて、ミソサザイで間違いないとのお墨付きを頂きました。
大阪城でも数少ない野鳥との情報も頂けたので、わざわざ引き返して撮影しておいて良かったかなぁと。
その後、写真を見せた知人から情報が広がって、再び沖縄復帰の森を覗いた時には、10人ぐらいのカメラマンが先ほどの茂みの周りに集まっておりました。
先ほどと同様に、ミソサザイは出入りしていて、何人かは無事に撮影できていた様子でした。
その後、その場を後にしていつものルートに戻ります。
南外堀沿いの城南地区でエナガの群れがいました。
西外堀に戻って、ヒドリガモを確認したところで本日の探鳥は終了。
本日は個人的に今季初観察となるツグミとルリビタキが見れました。
そして、何よりも本日最大の収穫は、個人的にはライファーとなるミソサザイを見る事ができたことです。
一度はウグイスと思って、見過ごすところでしたが、念のためにと戻って確認して良かったと。
これも、昨晩読んだ本で、初心を思い出し、ちゃんと確認しようと行動できたおかげなのかもしれないなぁと。
ken-s.hateblo.jp
「初心忘るべからず」という事の大切さを改めて思い出させてくれる一日となりました。
市民の森 11:10-11:35
- ツグミ系の声
- エンベリザの声
教育塔
- コゲラの声