このところ気候がかなり寒くなってきて、いよいよ冬に向かっているということを感じます。
朝晩は特に冷えるので、今季初めて上着を着て大阪城へ。
日の出時刻は6:38でした。
西外堀を覗いても、まだ暗く、写真を撮っても水鳥の種類が判別しづらい感じ。
なので、早々に飛騨の森へと向かいます。
ハイタカがいないかと探しますが、暗くて、ねぐらの枝も知らない状態では見つけることもできず。
結局今朝は見る事ができませんでした。
あきらめて通常の探鳥を開始すると、早々にエナガを発見。
で、飛騨の森を回っていると、森の石段の上に良くわからないオブジェが建設中。
飛騨の森を立入禁止にまでして、こんなオブジェを立てて、果たして一体どんなイベントをするつもりなのか・・・
気を取り直して再び回ると、コゲラがいました。
ジョウビタキのオスがいました。
シロハラの姿も見られました。
メジロもいました。
ツグミが樹上で鳴いていると・・・
何故かシメが飛んで来ました。
そういえば去年も、ツグミとシメが結構一緒にいるところを目撃したので、もしかしたら仲が良いのかもしれません。
その後、北外堀沿いを歩いていると、突然カラスが5〜6羽、騒ぎながら飛騨の森の中へ入ってきます。
仲間同士の争いかと思いつつ、その集団を目で追うと、先頭を飛んでいるのはカラスではなくて猛禽類っぽい感じ。
そのまま飛騨の森の中を飛んで行ったので、慌ててその集団を追いかけてみます。
やがて、先ほど飛んで来たと思われるカラスを発見。
その視線の先を見ると、地面にオオタカがいました。
どうやらカラスのモビングを受けて、たまらず地面に着地した感じです。
その後、再び飛び立つと、西の丸方面へと向かって行きました。
さらに、その近くにはツグミが2羽いました。
ハクセキレイもいました。
その後豊国神社へ移動の途中、内堀のそばにジョウビタキのオスがいました。
豊国神社ではメジロがいました。
シロハラがいました。
ジョウビタキのオスもいました。
本日ようやくエンベリザの声が聞こえたと思って探すと、アオジがいました。
配水池へ行く途中に空堀を覗くとモズがいました。
配水池ではツグミがいました。
ジョウビタキのオスもいました。
その後、聞けてきたのはエンベリザの声。
普通のアオジだと鳴き声は「チッ」という1音のみですが、その鳴き声は「チチッ」と2音で鳴く事が多く、たまに「チチチッ」と3音で鳴くことも。
何とか姿を確認したいと声のする方を見ていると、出て来たのはホオジロでした。
一瞬、違う野鳥に見えたのですが、ホオジロのメスで良いのではないかなぁと。
大阪城でホオジロを見たのはかなり久しぶりで、個人的には今季初観察です。
その後、日本庭園ではコサギがいました。
修道館ではジョウビタキのメスがいました。
豊国神社へ戻って出会った知人から南外堀にオシドリがいた聞き、石段を上って覗いてみますが、見えたのはカイツブリ。
詳しく聞くと、教育塔そばの藤棚ぐらいからでないと見えないと言われ、急いで向かってみました。
到着すると、知人が数人いて、場所を聞くと水から上がっている状態とのこと。
カメラを向けてもほとんど見えず、とりあえず撮影したのがこの写真。
この写真では何が写っているのか分からないので、切り出してみたのがこちら。
かろうじてオシドリとお分かりいただけるかなぁと。
さすがに、私のレンズではこれが限界です。
もっと長いレンズのカメラなら、きっちりと見えるのかもしれませんが・・・
聞けば1時間以上この状態らしくて、水に下りてくれないそうです。
さすがに、ずっと待つのもどうかと思ったので、早々に諦めて元のルートに戻ります。
修道館まで戻ると、アオジがいました。
その後、桜広場へ移動すると、ハクセキレイがいました。
ジョウビタキのオスもいました。
音楽堂西通路ではカワラヒワがいました。
市民の森へ移動すると、シロハラがいました。
ジョウビタキのメスもいました。
その後、教育塔ではシロハラがいました。
南外堀を再度覗きに行ったのですが、相変わらず先ほどと同じ状態で、一向に着水していないそうでした。
西外堀に戻ったところで本日の探鳥は終了です。
そろそろ木の上の葉が落ちて来たお陰か、これまで見にくかったツグミやシロハラが多少は見やすくなってきました。
ただ、まだ地上に下りているのはごく一部なので、これまでよりは見やすくなっただけで、まだ見つけにくい状態ではあります。
シメを見かけると、ツグミが常に近くにいる感じなのは、食性が似ているせいなのかどうか、ちょっと気になったりもしております。
飛騨の森でオオタカがカラスにモビングされていたのを見られたり、個人的には今季初のホオジロも見れたので、なかなか良かったかなぁと。
オシドリが水の上にいてくれれば、もっと良かったのですが、大阪城へ来てくれただけでも良しとするべきなのかなぁと。
修道館
- ジョウビタキ・メス