おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

「Flickr」のサービス改訂で「フォト蔵」へ移行

現在、当ブログで野鳥探鳥時の写真をアップするのに利用しているのは写真共有サービスの「Flickr」です。
www.flickr.com

無料会員でも、1TBまでの写真をアップロードして保存できるということで、かなり便利で当ブログを始めた時から利用しておりました。

ところが昨日、いつものように大阪城での探鳥写真を写真共有サービスの「Flickr」へアップロードしようとしたところ、見た事が無い告知が表示されました。
f:id:KEN-S:20181223164938p:plain

内容を読んで行くと、どうやらサービス改訂が入ったらしく、これまで1TBまでは写真をアップしても無料だったのが、2019年1月8日から上限1000枚までしかアップロード出来ないようになるとのこと。

1000枚を超えている写真については、2019年2月5日から順次古い物から消されて行くそうです。

現在、私が「Flickr」にアップしている写真は9,576枚。
とりあえず、ローカルのハードディスクに全ての写真を残しているので、消されても元データは残ってはおります。

問題は、これまでにブログに貼付けた写真が見えなくなること。
さらには、今後も新しい写真をアップ出来なくなってしまうこと。

それらを従来通り使えるようにしようとすると、有料会員になる必要があるそうで、その会費は月額で$4.99。
Upgrade everything you do with Flickr | Flickr

毎月約600円、年間で7000円程度かかってきます。
さすがにそれは、ちょっと支払えないかなぁと。

はてなブログの写真のアップロードを利用しようかとも思ったのですが、アップロード時に写真が縮小されてしまい大きな写真が見れないのは厳しいかなぁと。

というところで、何か他に無料で使える写真共有サービスはないものかと調べてみたところ、「フォト蔵」というサービスがまだ良さそうな感じ。
写真共有サイト「フォト蔵」

毎月単位での写真のアップロードの容量制限(1GB)はありますが、総容量は無制限です。
現在のペースであれば、これで十分に事足りるかなぁと。

ということで、昨日の大阪城探鳥の写真を早速「フォト蔵」でアップロードしてみました。
ken-s.hateblo.jp

一応は、写真をアップして、リンクも張ることができているので、とりあえずは間に合いそうな感じですが・・・
実際に使用してみると、「Flickr」と比べると色々と使い勝手が悪いかなぁと。

写真のアップロードに関して、諸々不便な部分が多く見られました。

以下は個人的に感じた両サービスについての比較です。


一括でドラッグ&ドロプできる枚数が少ない

アップロードする時には、写真をドラッグ&ドロップでアップロードできる機能は「Flickr」も「フォト蔵」もあります。
Flickr」 の場合はアップロードしたい写真を全て一括でドラッグ&ドロップできました。
フォト蔵」の場合は、一度のドラッグ&ドロップできる枚数に上限があって、最大で10枚までしかドラッグドロップできません。
なので、探鳥の際にはだいたい20枚〜40枚ぐらいの写真をアップロードしているので2回〜4回に分割してアップロードする必要があります。

アップロードしたタイトルとタグで不具合らしきもの

さらに、アップロードした写真には、毎回タイトルと検索用のタグをつけております。
フォト蔵」でドラッグ&ドロップでアップロードした時には、タイトルやタグの中に濁点がついていると、その部分がアップロードした時には何故か「?」で表示される不具合のようなものがありました。
例えばタイトルとタグに「ジョウビタキ」と入力すると、アップロードした時には「シ?ョウヒ?タキ」という名前に変わっており、タグは「ジョウビタキ」ではなく、「シ」「ョウヒ」「タキ」の3つのタグが付いてしまう感じです。

アップロードが完了したと、個別でタイトル名を改変したり、タグを入力する時には、「ジョウビタキ」と入力できるので、アップロードした後でそれらの改変作業が必要となってきます。

画像へのリンク用URLの表示

画像へのリンク用のURLを表示についても、連続で作業する場合は「Flickr」 の方が使いやすいように思います。
Flickr」の場合は「Share photo」ボタンをクリックすると、URLのテキストがオーバーレイ表示され、テキストをコピーした後、そのオーバーレイを消せばすぐにその次の写真へと移動して作業を進めやすいです。
フォト蔵」の場合は「ブログに貼る」ボタンをクリックすると、ページ遷移してURLのテキストが表示されますが、その後次の写真へ戻ろうとすると、ブラウザのバックボタンを押して元のページに戻る必要があります。
ページ遷移をする分、フォト蔵の方が使い勝手としてはあまり良くないと感じました。

使いやすさは「Flickr」の方が上ですが・・・

というところで、細々とした使い勝手は、個人的には「Flickr」の方が「フォト蔵」よりも使いやすいと思います。
しかし、最終的には無料で使える容量のことを考えれば、「Flickr」よりも「フォト蔵」の方が多くなるので、選択の余地もなく背に腹は変えられないという感じです。

結局、昨日は写真をアップして、タグ付けをして整理し、共有用のURLを作るという一連の処理が、これまでよりも時間がかかってしまいました。
しかし、今後毎回それをやる内に、もしかしたら慣れてくればもう少し速くなるのかなぁと。