おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

恵方巻きの廃棄物が今年も多かったようです

昨日は節分でした。
節分でやることと言えば、一番は昔から豆まきでした。

その次はというと、最近では恵方巻きを食べることになっているのではないでしょうか。

我が家でも一応恵方巻きを買って食べましたが、以前ほどは食べなくなったかなぁと。

我が家での最盛期(と言うかは分かりませんが)の数年前は、1人1本ずつ食べていた恵方巻き。

しかし今年はというと家族全員で1本しか食べませんでした。

で、ここ数年で取り沙汰されるているのが、余った恵方巻きによる食品ロスの問題。
今年もそれが予見されることから、農林水産省が廃棄を削減するための呼びかけを行っておりましたが・・・

結果としては、今年も節分当日の2月3日の午前中から恵方巻きの廃棄物が廃棄業者に持ち込まれていたそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000037-mai-sociheadlines.yahoo.co.jp

ニュースによれば、毎年10億円以上の食品ロスが発生しているそうです。

果たして、大量の食品ロスを出してまでやらないといけない行事なのかなぁと。

恵方巻き自体が広まったのは、wikiペディアによると、最近20年ぐらいだそうです。
ja.wikipedia.org

大元の起源自体も100年未満という比較的新しい風習。


昔から行われてきた伝統行事や風習というのは、人々の生活に根ざして行われてきたものが多いと思います。
それらの多くは、そこに住む人々の生活が豊かになることを願って行われている祭事がほとんど。

五穀豊穣を願ったり、無病息災を願ったり・・・

果たして恵方巻きという行事は、これらにかなった催事なのかなぁと。

一説によれば、海苔業界とコンビニ業界が仕掛けたイベントだそうです。
商品が売れないとされる2月に無理矢理業界が盛り上げようと企画したものではないかなぁと思ってしまいます。

人々の生活を豊かにするために始まった催事ではないので、業界が儲かれば良いという考え方に基づいて行われているのかもしれませんが・・・
大量の食品ロスを発生させてまで続けないといけない催事なのかなぁと。

人々の生活を豊かにするため、食料が収穫できることを祈ったり、感謝したりする祭事にと比べ、大量の食品ロスを発生させる恵方巻きという催事は、食べ物を祖末にしているだけのイベントではないかなぁと。

恵方巻きという催事が、果たして本当に必要なのかどうか、改めて考えてみる方が良いのではないかなぁと。
必要だったとしても、果たしてスーパーやコンビニが廃棄を前提として大量に生産し、さらには売り上げを上げるために販売ノルマを従業員に課して無理矢理買わせるようなやり方が正しいのかなぁと。

地元の寿司屋が注文を受けてから作るだけで、十分に供給できるぐらいの量で良いのではないかなぁと。

恵方巻きの大量廃棄のニュースを見ると、そんなことを考えてしまいました。