おきらく・ごくらく日記

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Macbook Pro 15(Late 2013)のSSDを換装後のトラブルなど

先日、無事に Macbook Pro 15(Late 2013) のSSDを「Samsung EVO 970 1TB」に換装が完了しました。
ken-s.hateblo.jp

SSDの速度も上がって、めでたしめでたしといけば良かったのですが、その後にBootcamp で Windows との共用環境を作っていく段階で、結構苦労することになりました。

当初は、Bootcamp で Windows 7 をインストールすることを想定しておりましたが、最終的には Windows 10 をインストールせざるを得なくなりました。

さらには、「Samsung EVO 970」に換装するにあたって、MacOS を 10.9(Mavericks) から 10.13(High Sierra)にアップデートすることでの若干の弊害などもあったりしております。

とりあえず、今回の換装に当たって、その後にここ数日で見舞われたトラブルをざっくりとまとめておいて、誰かのお役に立てれば幸いかなぁと。

それでも何とか、Macbook 単体で MacWindowsを共用できる環境ができたので、トータルで考えれば、換装して良かったという感想だったりします。


Windows 7 のインストール失敗

当初は、Bootcamp で使用するWindowsの環境を、以前利用していた Windows 7 にしようと思っておりました。

プロダクトキーも前のSSDで利用していたものをそのまま引き続き使うつもりで、必要なディスクイメージをサイトからダウンロード。
www.microsoft.com

そして、Bootcamp アシスタントを使って、USBメモリにインストールディスクを作成し、Windowsのサポートソフトウェアもダウンロードして、同じUSBメモリ内にコピー。
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最初のトラブルは、Bootcampアシスタントを使って、Windows をインストールしようとするものの、インストール項目が選択できない状態でした。
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これは、先にディスクユーティリティでSSD内にWindowsパーティションを分けてしまったことに起因していることがすぐに判明したので、再びディスクユーティリティで作成したパーティションを削除することで解決できました。

そして、BootcampアシスタントからWindows のインストールを開始したところ、Macbook が再起動した後、本来ならWindows7のインストール画面が表示されるところで画面がブラックアウトしたまま次の画面に進めることができない状態に。

インストールディスクの作成に失敗しているのかと思って、optionキーを押しながらMacOSで再起動し、再びBootcamp アシスタントを利用してインストールディスクの作成から開始しても、同じところで止まってしまいます。

Mac OS 10.13 用の Bootcampアシスタントが、もしかしたら Windows7 に対応していないからかと思って、今度は外付けHDDに構築していた Mac OS 10.10(Yosemite)のBootcampアシスタントを使おうと起動してみると、外付けHDDの中にある環境は認識するものの、本体のSSDを認識することができず。

Samsung EVO 970」を利用するには、MacOS 10.13以降でないとドライブすら認識できないようです。

あちらを立てればこちらが立たない状態に陥ってしまいました。

もしかしたら、「Samsung EVO 970」をMacbook本体に内蔵状態では Bootcamp 環境が作れないのかもと思って、試しに Windows 10 のディスクイメージ(Windows10 April 2018 update)をサイトからダウンロード。
www.microsoft.com

MacOS 10.13の Bootcampアシスタントを使ってインストールディスクを作成し、Windowsのサポートソフトウェアも自動ダウンロード。

そして、その流れのまま Windows のインストールを開始したところ・・・問題なく Windows のインストール画面が表示されました。

サイトを確認する限りでは、Macbook Pro 15 (Late 2013)で、Mac OS 10.13 にOSをアップデートしても Windows 7 はインストールできるように書かれていたのですが・・・
support.apple.com

SSDを「Samsung EVO 970」に換装したためか、どうやら Windows 7 はインストールできないようです。

それでも、Windows 10 はインストールできたので、とりあえずは Mac/Win 両用の環境は作ることができました。

Windows 10の環境で不安定なことも

Windows 10 が無事にインストールされ、起動もできたのですが、何度か再起動をしている時に、ログイン画面の後に画面がブラックアウト状態で、マウスカーソルだけが表示される現象が発生しました。

発生した後、再起動しても、同じ状態だったので、現象について調べて見たところ、グラフィックドライバーが正常に動作していない可能性があるとの情報を発見。
対応方法としていくつか記載されており、

  • グラフィックドライバーのリセット:「Windowsキー+Ctrl+Shift+B」
  • タスクマネージャーを起動「Ctrl+Shift+Esc」して、プロセルから explorer.exe を終了して PCを再起動「Ctrl+Alt+Del」

というような方法を取ってみるとのこと。

早速、試してみるために、Windows を起動してみたところ、上記の方法を取らずに、ブラックアウト状態が回復しておりました。

とりあえず、治ったので良かったのですが、いつまた再発するとも限らないので、少々不安だったりします。

起動ディスクの選択画面が外部モニターに表示されない

普段、私はMacbook は外部の液晶モニターに接続して、本体の液晶を閉じたクラムシェルモードで利用しております。
本体を開いて、電源ボタンを押した後、すぐにクラムシェルモードにして、作業は外部モニターの画面を見ながら行なっております。

これまでも、起動ディスクを切り替える際には、電源ボタンを押した後、クラムシェルモードにして外部キーボードの optionキーを押しながら起動しておりました。

ところが、新しい環境に変わって、上記を行おうとすると、外部モニターに画面が表示されない状態になってしまいました。

そのため、現在は Win / Mac の起動切り替えの際には、本体を開いたまま、本体キーボードの optionキーを押しながら起動しないといけない状態です。

何が原因なのか、対応方法があるのかについては、現時点で分かっておりません。
一応、Windows 環境でも、クラムシェルモードが使えるように設定は行なっているのですが、うまく動作しないので、もう少し時間をかけて調査する必要があるのかなぁと。

Flash Professional CS6 の動作が遅かったり

仕事でよく使っている「Flash Professional CS6」の動作が、OS X 10.9で使っていた時よりも遅くなったような気がします。
とりあえずは、動作してはいるようなのですが、タブを切り替えたりするタイミングで、画面の表示に時間がかかったりしております。

また、起動の際に、アラートメッセージが表示されたりもしております。
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アプリが 64bit モードではなく、32bitモードで動作していることに起因しているのかなぁと思っておりますが・・・
今後の状況次第では、再インストールなどの対応をする必要があるのかもしれません。