先週は土曜日も日曜日も探鳥へ行こうと起床した時点で、雨が降っていて結局大阪城へ探鳥に行けず。
両日とも午前中には天気が回復して、行けば良かったかなぁと少し後悔しておりましたが、過ぎたことは仕方がありません。
というところで、2週間ぶりの大阪城での探鳥です。
そして、4月に入って初めての探鳥。
本日の日の出時刻は5:42。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。
西外堀に到着すると、水鳥の姿がめっきりと少なくなりました。
渡っていく野鳥たち、無事に目的地に到着できることを陰ながら祈りつつお堀を回って京橋口から飛騨の森へ。
飛騨の森に入ると、聞こえて来たのはシメの声。
その後、茂みの中で動く鳥影。
暗くて確認しにくいところをなんとか撮影すると、ルリビタキのメス。
個人的には今季初です。
その後、桜の木に一瞬止まったのですが、ちょうど枝が邪魔で見えず、そのままいずこかへと飛び去ってしまいました。
飛び去った方向へ追ってみると、アトリの群れと遭遇。
しかし、ルリビタキとはその後出会えませんでした。
ツグミの姿も見られました。
シロハラはヒョロヒョロとさえずりの練習中。
北外堀を覗くと、ねぐらの木にゴイサギが2羽とホシゴイが2羽。
どこにいるかお判りいただけますでしょうか?
わかりづらいと思うので、解説用の画像も作ってみました。
もしかしたら、この木で繁殖していたのかもしれません。
その後、梅林へ移動すると、シメがいました。
ツグミの姿もあります。
桜広場との境界の雑木林をのぞいていると、上の桜広場から知人が声をかけてくれ、トラツグミがいるとの情報。
少し探してみると、なんとか発見できました。
個人的には今季初のトラツグミです。
その後、シロハラに追われて移動したりして、桜の木に止まってくれたりもしました。
その後、豊国神社へ移動すると、石段の工事が完了しておりました。
ただ、雑木林の前はまだ通行止めとなっておりました。
その豊国神社ではシロハラがいました。
修道館との境目ではジョウビタキのオスもいました。
さらにはさえずるアオジの姿もありました。
シメの姿も見られました。
修道館ではツグミが見られました。
配水池ではシメがいました。
アオジの姿もあります。
ツグミもいました。
その後、修道館へ戻ると、地面に何やら塊を発見。
近づいて確認すると、トラツグミの死骸でした。
(一応記録として写真も撮りましたが、記載するのは自粛いたします。)
先ほど通った時には、気づかなかったのですが、戻って来て初めて気づきました。
体は硬直しているようでしたので、死んでからある程度の時間が経過している感じでした。
目立つような大きな外傷や血の跡などは見られませんでしたが、一部に羽毛の乱れがあったので、カラスか何かに攻撃された可能性もあるのかもしれません。
梅林で見た個体とは違うように思われますが、いずれにしても、せっかく大阪城まで来てくれたのに、命を落としてしまったことは非常に残念です。
彼(彼女?)の冥福を祈りたいと思います。
死骸は修道館の人が公園事務局の人に連絡して、取りに来てもらうように手配済みとのことでした。
メジロの姿もありました。
音楽堂西通路ではアオジがいました。
沖縄復帰の森ではシロハラの姿。
シメもいました。
さらには音楽堂西通路を移動中に、それらしき鳴き声を聞いていたのですが、キクイタダキの姿も見られました。
少し高い位置にいて、ちょこまかと動き回るため、かなり写真の歩留まりが悪い感じです。
一応、頭頂部も写すことができました。
その後、市民の森へ移動し、回っていると樹間を移動する野鳥の姿。
何かと確認すると、オオルリのオスでした。
オオルリも個人的には今季初観察となります。
何枚か撮ってみましたが、あまりきれいには撮れませんでした。
市民の森ではメジロもいました。
その後、人工川へ移動すると、コサギがいました。
アオサギの姿もありました。
教育塔へ移動すると、エナガがいました。
コゲラの姿も見られました。
その後、西外堀へ戻って、本日の探鳥は終了です。
4月に入って最初の探鳥でしたが、ルリビタキのメスやトラツグミ、キクイタダキにオオルリのオスと、渡りが始まったかなぁと実感できる、なかなか良い出会いに恵まれた一日でした。