本日の日の出時刻は5:17。
いつものように日の出前に大阪城へ向かおうとしたところ、今朝は起きた時点ですでに気温は30度を超えている状態でした。
そんな暑い中、大阪城まで野鳥を見に行くような物好きはそうそういないかなぁと思いながら、大阪城へと向かいます。
しかし、到着して探鳥していると、最終的には先週より多くの知人と遭遇。
それもそのはずで、お盆といえばそろそろ青い鳥が到来するのではないかと期待される方々でした。
これだけ多くの人たちに期待されている以上、出て来てくれれば良いのになぁと思いつつ、大阪城を回っておりました。
結果を先に述べると、私も含めて期待してお城に来られた方々の希望は成就されました。
さておき、いつものルートを回った結果を、時系列であげていきます。
西外堀を覗いたあと、京橋口から飛騨の森へ入り、そのまま内堀へ。
内堀にはアオサギがいました。
その後、飛騨の森を回りますが、1周目は何も見られず。
先週同様に到着時点ですでにセミの声が聞こえておりましたが、先週よりは声が小さめで、一応シジュウカラの声などは聞き取れました。
2周目を回っている途中で、樹上に何やらシジュウカラとは異なる動きをする野鳥の姿。
動きとしては、ムシクイかなぁと思いながらシャッターを切ったところ、撮れたのがこの写真。
ムシクイではないような感じ。
先週見ていたコサメビタキとも違うように思えますが、判定するには決め手に欠けます。
さらに動きを追いつつ、写真を撮って行くと、ようやく判別できそうな写真が撮れました。
これはキビタキのメスではないかなぁと。
個人的な感覚としては、キビタキが来るのはもう少し後。
やってくるには少し早いイメージ。
そのため、時期とは少しずれていることもあって、見た目的には間違いないと思いつつも、いまひとつ自信が持てなかったりします。
念のため、LINEで元山さんに写真を送って、ご意見をいただいたところ、キビタキのメスで良いのではないかとのことでした。
blog.goo.ne.jp
早朝から変なメールをお送りしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
後から聞いた話では、キビタキのメスは昨日も配水池で見られているとのことで、もしかしたら同一個体だったのかもしれません。
それでも個人的には、キビタキは今季初観察となります。
その後はめぼしい野鳥の姿はなく、梅林、豊国神社、修道館、配水池を回っても何も見られず。
日本庭園でようやくアオサギの姿。
このアオサギは飛んでいる虫を気にしている様子で、時折くちばしで虫を捉えようとしている仕草も。
写真はちょうど飛んでいた虫をくちばしで捉えようとして閉じたタイミングで撮影したものです。
周りにまとわりつかれてうっとうしかったのか、食べようとしていたのかはわかりませんが・・・
その後、桜広場を回った後、音楽堂西通路へ。
音楽堂西通路ではメジロの姿が見られました。
音楽堂西通路を回っている途中で、大将さんからSMSで連絡をいただいていたことに気づきます。
普段の探鳥の際には、スマートフォンの音を消しているため、連絡が届いたことに気づけませんでした。
メッセージを確認すると、飛騨の森でコルリのオスが見られたとの情報。
しかし、確認したのが連絡をいただいてからすでに30分以上経過しておりました。
もしいるなら、ぜひ見にいきたいと考え、今も見られる状態なのか質問を返信してみたところ、現在は行方知れずとのこと。
連絡が来てすぐに行っていればもしかしたら見れたかもと少し後悔。
仕方がないので、そのままいつものルートを回ることに。
沖縄復帰の森ではめぼしい野鳥の姿は見られず、そのまま市民の森へと向かいます。
市民の森を回っていると、高い樹上に野鳥の動く姿。
しかし、枝葉が邪魔をしてなかなか姿を確認できず。
今回こそムシクイかなぁと思いつつ、肉眼で動きを確認しながら、止まった時にカメラを構えますが、フレームに収めることができません。
一瞬、遠くの姿が見える位置に止まったのを肉眼で確認すると、立ち姿は少し黒っぽくて縦に止まっている感じ。
ということは、ムシクイではなさそうです。
その後も枝葉のせいで見失っては発見しを繰り返し、ようやく撮れた姿を見ると、ムシクイのようでした。
さすがに、高い位置にいて、下からの姿しか撮れなかったので、何ムシクイかは判別できなさそう。
ただ、先ほど見た野鳥は、このムシクイとは違うような気がします。
もしかしたら、まだ他にもいるのかもと20分以上探して見ましたが、以降姿を確認することはできませんでした。
諦めて再び市民の森を回り始めたところ、先ほどの位置から少し離れたところで、樹上で動き回る野鳥の姿を目撃。
少し距離があるものの、撮影してみたところ、コサメビタキではないかなぁと。
おそらく先ほど見た縦にとまっていた野鳥はこのコサメビタキだったのかなぁと。
その後、コゲラの姿も見られました。
実はこの辺で少々頭痛がし始めており、もしかしたら水分が足りていないのではないかなぁという感じになっておりました。
起床した時から、ふくらはぎが少し筋肉痛になっているような感じがあったのですが、ここに来てそれが攣りかかっているような感覚になって来ております。
筋肉痛の原因は昨日久しぶりにプレイしたNintendo Switch「リングフィットアドベンチャー」のせいだと思っておりました。
[asin:B07XV8VSZT:detail]
しかしここに来て攣るような感覚は、脱水症状になりかけているのかもという思いが脳裏をよぎります。
ただ、今日はいつもよりも水分を多めに補給しているはず。
いつもなら朝来る前に買うペットボトルの麦茶(600ml)1本で大阪城を回るのですが、今日は配水池の時点で飲み干してしまい、日本庭園の自販機で新たに2本目のペットボトル(600ml)を買って飲んでおりました。
なので、脱水症状にはならないはずとタカをくくっておりましたが、この頭痛と足の攣りそうな感じは脱水症状に近い状況と推測されます。
となると、残りのルートを早めに回って、帰宅するのが吉かなぁと思っていたところ、大将さんから再びSMSが届きます。
コルリのオスが飛騨の森に戻って来たとの報。
果たして行くべきか、行かざるべきかと一瞬躊躇しましたが、さっと撮ってさっと帰れば大丈夫かなぁと思い、急いで自転車まで戻ると飛騨の森へと向かいます。
飛騨の森に到着すると、朝からお会いした方々含め、多くの人がすでにコルリを狙っておられました。
しかし聞けばかなり警戒心の強い個体らしく、なかなか姿を見せてくれないそうです。
こちらの頭痛は徐々に激しくなっており、あまり猶予はなさそうなだけに、早く出て欲しいところでしたが、長丁場になりそうな感じ。
待っている間にも数人の知人と会話を交わしたのですが、頭痛のせいで会話のやりとりを今ひとつ覚えておりません。
もし、万が一失礼なことを申し上げていたら、この場でお詫びいたしますので、ご容赦いただければ幸いです。
到着してすぐの時は、茂みの奥に他の人には姿が見えていて、場所を教えていただくのに、私にはそれがどこにいるのかわからなかったりして、なかなか姿を見ることができませんでした。
ようやく、姿を見ることができても、撮影する前に移動されてしまいます。
ひらけた場所には一切出て来てくれず、茂みや下草の奥の方の見えない場所に止まったり。
かといって、裏に回ってみても、そちらからも姿を確認することができない位置だったりします。
時折場所を変えるので、見えるところに移動してくれないかと期待をするのですが、そんなことは一切なし。
かなり警戒心の強い個体のようです。
到着してしばらくすると、ようやく目が慣れて来て、コルリの動きが見えるようになって来ました。
そうこうしているうちに、場所によってはピンポイントで枝葉の隙間から姿が見える位置に止まってくれ、なんとか撮影できた中で、比較的まともなのがこれでした。
コルリも個人的には今季初観察となります。
暗い茂みの中なので、ピントもなかなか合わず、感度もオートにしていても最高感度の状態なので、ノイズも多めの写真ではありますが、ブログに掲載するだけなら何とかなっているかなぁと。
オートフォーカスでピントがなかなか合わないので、マニュアルフォーカスでも撮影していたのですが、撮影した写真がどうもピンボケが多く、老眼のせいかと思っていたところ、視度調節ダイアルが少しずれていたことが後で判明し、ガッカリしてしまいました。
それでもとりあえず何枚かは撮れたので、その場を後にします。
結局、撮影するのに1時間ぐらいかかってしまいました。
体調もあまり良くないので、帰ろうかとも思ったのですが、後少しだけ回っていない場所があったので、再び元のルートへ戻ります。
残りのルートを回りつつも、あまり野鳥が出ないことを密かに願っておりました。
こんなことを思いながら探鳥したのは、初めてかもしれません。
幸いにも(普段なら不幸なことですが・・・)その後のルートではめぼしい野鳥の姿は見られませんでした。
いつものルートを回り終えて、本日の探鳥は終了です。
個人的には今季初観察となるキビタキのメスとコルリのオスとの出会いはかなり嬉しかったかなぁと。
暑い中、頭痛になりつつも回った甲斐があった日でした。
帰宅後、駆け付け三杯ではありませんが、コップ5杯分の水を補給し、涼しい部屋で寝転んでいたらなんとか頭痛もマシになり、今頃になってようやくブログを書いているという次第です。
皆さまも熱中症や脱水症状には十分にお気をつけくださいませ。
西外堀
内堀
- アオサギ
- カワウ
梅林
豊国神社
- ツバメ
修道館
配水池
- ツバメ
桜広場
- メジロの声
音楽堂西通路
- メジロ
- ツバメ
沖縄復帰の森
南外堀
- カワウ