本日の日の出時刻は7:05。
大阪城へ出かける日には、必ず日の出時刻と気温を確認しているのですが、今朝の気温を確認すると-5度という表示。
まさかの氷点下での探鳥開始となりました。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。
西外堀を覗くと、今朝はジョウビタキのオスの姿が見られました。
その後、ざっと見て回った後、京橋口から飛騨の森へと入ります。
飛騨の森に入ると、樹上からシメの声が聞こえます。
探して見ると、発見したのですが、撮影しようとすると、すぐに西の丸方向へと飛び去ってしまいました。
気を取り直して飛騨の森を回り始めたところ、シロハラがいました。
ツグミの姿も見られました。
カワラヒワも1羽だけ見かけました。
アトリも同じく1羽だけ見かけました。
北外堀では大量のユリカモメが着水中。
アオサギの姿もありました。
ゴイサギもいました。
その後梅林へ移動すると、上空に猛禽類の姿。
とりあえず撮ってみたところ、おそらくハイタカではないかなぁと。
ざっと数えて50羽程度のアトリの群れとも遭遇しました。
アオジも2羽見かけました。
ツグミもいました。
ジョウビタキのメスもいました。
その後、豊国神社裏へ移動すると、南外堀沿いの石垣が再び工事が開始され、入れない状態になっておりました。
それでも、シロハラはいました。
ジョウビタキのオスも工事フェンスの中にいました。
写真が赤みがかっているのは、オレンジ色の網フェンス越しに撮っているためです。
修道館ではメジロがいました。
ハクセキレイもいました。
配水池へ移動すると、ここでもアトリが3羽いました。
シロハラも見られました。
ジョウビタキのメスもいました。
ハクセキレイもいました。
モズの姿も見られました。
日本庭園へ移動すると、池の水が凍って氷になっておりました。
ジョウビタキのオスがいました。
凍った池面の上を、コサギが時折滑りながら歩いておりました。
ハクセキレイもいました。
その後、豊国神社の前を通ると、木の上にシメがいました。
音楽堂西通路ではシロハラがいました。
アトリの群れとも遭遇しました。
カワラヒワもいました。
ウグイスもすぐそばまで近づいてくれました。
あまりに近すぎたので、フレーミングに失敗しているのが残念な感じです。
フレーミングを調整して撮影した時には、すでにそっぽ向かれてしまいました。
メジロも近くに寄ってきてくれました。
沖縄復帰の森ではジョウビタキのメスがいました。
すぐ近くにシロハラもいました。
ヤマガラもいました。
コゲラもいました。
その後、市民の森へ向かっている途中、前の方から短い野鳥の鳴き声。
その直後に、前方から飛び出してくる猛禽類の姿。サイズ的にはハイタカのように思えました。
すれ違いざまに確認すると、その足に何か獲物を捉えている様子。
ということは、とらえた獲物をその辺の樹上で食べる可能性があると考え、すぐさま飛び去った音楽堂西通路の方向へと向かいます。
ところが、向かっている最中に、先ほどの猛禽類が飛び去った方向から、カラスが二羽騒ぎながら何かを追いかけて飛んできます。
もしかしたら先ほど飛び去った猛禽類かとも思ったのですが、カラスに追われている野鳥は先ほどの猛禽よりも明らかに小さい。
やがてカラス二羽と先頭の野鳥は、東外堀沿いに飛んで行き、先頭を飛んでいた野鳥は途中で力尽きてお堀の中へと落下。
お堀の中に落下した野鳥の姿を確認すると、どうやらツグミのようです。
さすがのカラスも、水面に落下したツグミは襲えないようです。
一応、拡大してみると、こんな感じです。
一連の流れから想像するには、先ほど飛び去った猛禽類の獲物がこのツグミで、カラスに邪魔されてそれを手放してしまい、ツグミが最後の力を振り絞って逃げたところをカラスが追いかけて東外堀に落下してしまったという感じではないかなぁと。
もし想像通りだとすると、なかなかに自然のドラマを感じてしまいます。
ただし、あくまで私の想像なので、もしかしたら先ほどの猛禽類は無事に食事にありつけていて、お堀に落下したツグミはカラスに襲われた別の事象という可能性もあります。
ただ、タイミング的にはあまりにもジャストすぎるので、個人的には前者の方の可能性が高いと思っております。
その後、市民の森を回っていると、上空に猛禽類の姿。
おそらくハイタカだと思われます。
トリミングしてみると、こんな感じです。
先ほど獲物を逃したハイタカが、再び新たな獲物を探して飛翔していたのかもしれません。
市民の森ではシロハラもいました。
その後、南外堀の外周の城南地区ではカワラヒワがいました。
人口側ではツグミがいました。
南外堀ではカイツブリが4羽いました。
さらに上空では猛禽類の姿。
これも、ハイタカだと思うのですが、もしかしたらオオタカかも。
トリミングしてみるとこんな感じです。
胸が白っぽく見えるのですが、背中は茶色でした。
大阪城でいつもみかけるオオタカは背中が灰色の個体なので、もしこれがオオタカだとすれば、いつも見ている個体とは違う個体かなぁと。
もう少し鮮明な写真が撮れていればよかったのですが、私の腕ではまだまだ飛び物は綺麗に撮れません。
その後、西外堀へ戻って本日の探鳥は終了です。
本日は風も強く非常に寒い日でしたが、そのおかげで日本庭園の凍った池の上でコサギが滑るように歩く珍しい姿が見れました。
さらには、猛禽類が獲物を持って飛ぶ姿が見れ、その後もしかしたらその獲物だったかもしれないツグミが逃げたものの、お堀の中に落下してしまうという大自然のドラマのようなシーンに遭遇できたことが、最大の収穫でした。
ただ、もしかしたら私の妄想で、事実は異なるかもしれませんが、想像を膨らませるのも、探鳥の楽しみということでお許しを。
空堀
- エンベリザの声
- モズ
桜広場
- ハクセキレイの声
教育塔
- ツグミの声