おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

スマートウォッチ「realme Watch S」を買ったものの・・・

スマートフォンおよびその関連製品を世界で展開していてそのデザイン性とコストパフォーマンスの高さから、シェアを伸ばしている「realme」という会社。
www.realme.com

2021年4月15日に日本市場に参入するというWEBニュースで見かけて、つい先日初めて知った会社です。

そこに紹介されていた製品写真を見ると、個人的にはデザインは悪くないと感じ、少し気になる存在に。

海外ではスマートフォンなども展開しているそうなのですが、日本で最初にリリースされる製品は、ワイヤレスイヤフォン3種類とスマートウォッチがラインナップされました。

その中でも、個人的に気になったのが、スマートウォッチの「realme Watch S」という製品。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

realme Watch S Black RMA207-BK
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デジタルガジェット好きな私は、「Apple Watch」が発売されたころ、スマートウォッチについては気にはなったのですが、出始めたころの製品はいずれも電池の持ちが非常に悪く、毎日充電する必要があるというような状況にあり、使えないなぁというイメージ。
以来、スマートウォッチに関しては、個人的には必要がないものと考えておりました。

ところが、今回のニュースで「realme Watch S」の製品概要を確認すると、1回の充電で15日間程度は電池が持つと書かれておりました。
毎日充電する必要がある腕時計では、いざという時に役に立たないからと敬遠してきたスマートウォッチですが、1度の充電で15日持つとなれば、購入を検討しても良いのかもと思い詳細を調べて見ることに。

すると、このスマートウォッチには血中酸素濃度を計測する機能がついているとのこと。
大阪はここ数日、新型コロナウィルス感染症患者の発症者数が国内最多という状況にあり、毎日のように過去最高人数を更新しているような状態。
気をつけてはいるものの、いつか罹患してもおかしくないような状況になりつつあります。

その新型コロナウィルスに感染しているかどうかの判断症状として、血中酸素濃度の低下があるという話もあり、個人的にはそういった機能について非常に興味がありました。
しかし、医療用の血中酸素濃度を測定する機械は、本当にそれを必要としている人が入手できなくなる恐れもあるので、興味本位で入手するのは気が引けます。

しかし、スマートウォッチにその機能がついているとなれば、俄然興味が出てきます。

価格的にも、スマートウォッチのわりには1万円少々で買えるというのも後押しして、4月15日の日本での発売開始日に早速注文。
本日製品が到着しました。
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到着した製品を開封してみると、箱を開けると本体が入っておりました。
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その下には、マニュアルと充電台が入っております。
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本体の背面には、充電端子と測定用の端子が並んでおります。
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サイトを見ると、ケースはアルミ合金なのですが、背面部分はプラスチックでできているようです。

早速電源を立ち上げて見ると、メーカーロゴが表示されました。
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その後、言語選択ですが、一番上は英語でその下が中国語となっております。
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「realme」は中国の会社なので、当然なのかもしれません。
その下にも各国の言葉が表示されておりますが、日本語はなかなか出てきません。

スマートウォッチなので、表面のガラスをスワイプすると、スクロールしていくのですが、反応がイマイチ良くなくて、スクロール中に間違って違う言語が選択されてしまいました。

言語が選択されると、いきなりQRコードが表示されます。
この画面が表示された後、言語設定のキャンセル方法が分からず、結局電源を入れ直すことでなんとか言語設定画面に戻すことができました。

今度こそと慎重にスクロールさせいくと、一番最後にようやく「日本語」の項目が出てきました。
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日本語を選ぶと、先ほどと同様に、QRコードが表示されました。
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早速スマートフォンQRコードを読んでみたところ、「サポートされていないQRコード」と言われてしまいました。
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他のボタンを押しても、反応はないようなので、このQRコードが読み込めないと、先へは進めない状態。
とりあえず、付属のマニュアルを読んで見ると、どうやらスマートフォン用のアプリ「realme Link」をダウンロードして、スマートフォンと連携させる必要があるようです。

QRコードはおそらくアプリのダウンロードサイトへ繋げるためのものだと思われます。
ということで、早速スマートフォンから Google Play Store を起動し、検索してみたところ、「realme Link」アプリを発見。
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ダウンロードして起動します。

まずは地域選択ですが、こちらはトップに日本語は入っておりました。
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バイスを追加しようとしたところ、いきなりアカウントの作成を要求されました。
(スクリーンショットを残そうとしたのですが、スクリーンショットの撮影が禁止されているのか、残せませんでした。)
こちらも、アカウントを作らないと、デバイスを追加できないようなので、仕方なくメールアドレスを使ってアカウントを登録しようとします。

ところが、このサイトも最初は仕組みが良くわかりませんでした。
アカウントを登録するのに、メールアドレスとパスワードを入力する以外に、「verification code」というものも入力する必要があります。
そのコードを取得するためのボタン(「Get Code」だったか?)をタップすると、絵をスライドさせて、当該画像と同じ形の位置にはめるような操作を要求されます。
で、その操作をしてみるのですが、画面的には何も変化しません。
何度か試して見るのですが、一向に変化せず。

もしかしたらと入力しているメールアドレスのメールを確認してみると、「realme」からメールが届いておりました。
そのメールに「verification code」として、6桁の数値が書かれており、その数値を入力することでようやくアカウントの作成ができました。

端末の追加を選ぶと、すぐに「realme Watch S」を検出してくれて、デバイスのペアリングが無事に完了しました。
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その後、スマートフォンのアプリからスマートウォッチの設定をしようとすると、データを「realme」社に送信する必要があるとの表示が。
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中国の会社に個人的なデータを送られるのはあまり嬉しくないので、キャンセルしたのですが、そうするとスマートウォッチの設定ができません。
なんだかなぁという気がしますが、使えないのは困ります。

身体的な計測データぐらいは送信しても仕方がないかなぁということで、とりあえず許可しました。

その後、今度は通知へのアクセス許可の確認が。
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ここを見ると、個人情報や受信メールの本文などへのアクセスも含まれております。
こればかりは許可できないということで、ここは拒否します。
一応、通知については拒否しても、スマートウォッチ自体は使えるようです。
本来は、スマートフォンにメールが到着した時に、スマートウォッチへそれを知らせることができるのですが、その機能を使わないのであれば、ここは許可していなくても良いようです。

スマートウォッチの利便性の1つを失ってしまいますが、さすがに中国の国家情報法がある以上、中国の企業にメールなどの個人情報を送るのは避けたいかなぁと。

通知をオフにしても一応身体データについてはアプリで管理できるようです。
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ちなみに、文字盤のデザインの種類も豊富なのですが、個人的にはどれもイマイチな感じ。
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本体のデザインは良いのですが、中身のデザインはなんだかなぁという感じ。
とりあえず、時間の見易そうなものを選択してみました。
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で、本体側のメニューはこんな感じで全てイラストになっております。
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とりあえず、購入した最大の目的である血中酸素濃度の計測を行ってみました。
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測定した結果としては「97%」でした。
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とりあえず、通常の状態がこれということで、今後この値が極端に減少した時には、新型コロナ感染症の疑いを持った方が良いということなのでしょうか。
ただし、医療用ではないので、あまり過信しすぎてはいけないのだと思います・・・

充電器で接点との接続はマグネットでくっつきます。
充電中の表示はこんな感じです。
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とりあえず、スマートウォッチを買ってはみたものの、企業へのデータ提供を許可しないとフルに機能を使えないというのがなんだかなぁと。
手放しで喜べるという状況ではないのが少々残念な感じではあります。