個人的には好きなゲームに「Assassin's Creed(アサシンクリード)」シリーズがあります。
オープンワールドのアクションアドベンチャーで、クエストも多くて、やりごたえがかなりあり、プレイし始めるとかなり長い時間楽しめるため、コストパフォーマンスも良いゲームなので、非常に気に入っております。
以前プレイ実況をしながらクリアした「Assassin's Creed Origins(アサシンクリード:オリジンズ)」も非常に楽しめました。
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そして、今回はその次の作品にあたるPS4「Assassin's Creed Odyssey(アサシンクリードオデッセイ)」をプレイし、本日メインのストーリー部分をクリアいたしました。
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DLCも含んだ「アルティメットエディション」を購入しているのですが、DLC部分までは全てクリアできておりませんが、とりあえずメインストーリーのクエストが完了し、プレイ時間も170時間を超えたので、とりあえず一度プレイの感想をまとめておきます。
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個人的には、オープンワールドのアクションアドベンチャーが好きなひとなら、非常におすすめできるゲームだと思っております。
ネタバレ的な要素も含まれている可能性もあるため、それらが嫌いな方はこの先へ進むことをお控えください。
雑感
今作では、古代ギリシャが舞台となります。
また、シリーズ通しての暗殺武器「アサシンブレード」は今作では登場せず、「レオニダスの槍」という武器が従来の「アサシンブレード」のような役割を果たします。
クエストや攻略可能なマップ上のロケーション、倒すべき敵(傭兵・コスモスの門徒)など、さまざまな要素において、かなりのボリュームが用意されており、かなり長く楽しめました。
フリーランニング(パルクール)で移動できる地形も、かなり自由度が広がっていて、ほとんどの地形でクライミングで登ることができ、マップ踏破を楽しめます。
戦闘に関しても、暗殺や接近戦、遠距離からの攻撃などを任意で選択行動できるので、自分の得意な戦い方で楽しむことができます。
多人数が入り乱れての大規模戦闘も今作では用意されております。
今作もレベル制になっており、倒すべき敵とのレベル差があると、一撃でアサシンできないようになっております。
一応、攻撃力のパラメータとして、ウォリアー(近接戦闘の攻撃力)・ハンター(弓による攻撃力)・アサシン(暗殺時の攻撃力)が用意されており、装備を変更することによって、どれを重点的に上げるのかを選択できます。
それでも、アサシンの攻撃力に極振りしていてもレベル差があると、一撃で倒し切れない敵が出てきます。
ターゲットを一撃必殺で暗殺し、他の敵にバレることなく高度警戒エリアを離脱するというのが、個人的には好きな戦略なので、それができないというのは少し残念なポイントでした。
同性・異性関わらず、親密な関係になるイベントなどもあり、時代に配慮した作りになっているようです。(個人的には、同性同士の恋愛表現には全く興味がないので、あまりありがたくはない要素ですが・・・)
謎解き的な要素も過去のシリーズよりも多くなっている印象でした。
さらには、途中の選択肢によっては、エンディングが変わるそうです。
「変わるそうです」というのは、1度しか通してプレイしておりませんので、途中でどういう選択肢を選べば、どのように変わるのかがわかりません。
ただ、クリアしたあと、UBIソフトから届いたメールには、いくつかの条件のようなヒントが入っていたので、その辺次第では変わってくるのかもしれません。
また、メデューサやミノタウロスといった、ファンタジー上のモンスターも数体出現し、それらとも戦うことができ、個人的にはここをもう少し数を増やしてもらえると楽しかったかなぁと。
入手できる装備には様々なPERK(特殊効果)があり、付加PERKの数が多いほど装備のレアリティが高くなっております。
同じPERKでも、効果値が異なっているため、より強くてよりレアリティの高い装備を入手するためのハクスラ要素も存在しております。
また、装備は後からプレイヤーが追加で彫刻を施すことで、PERKを1つ追加することもできます。
ということで、やることが盛りだくさんで、ボリュームも十分なゲームとなっており、個人的にはおすすめできます。
ただ、ボリュームが多すぎるので、マップを隅々まで踏破したり、全てのクエストをクリアしていこうとすると、結構時間がかかるので途中で少し飽きてくるというか、中弛みしてしまう可能性はあります。
なので、進め方としてはストーリーをメインで追いかけつつ、他の要素を適度にかいつまんでプレイする方が飽きなくて良いのではないかなぁと。
実際に全てのマップを踏破し、クエストも大半を終わらせながらプレイしていた私は、クリアした現在では少々飽きてきてしまい、DLCパートへ進むのは、他のゲームを一度プレイしてからの方が良いかなぁと感じております。
ワールドマップについて
マップも非常に広く、そのマップ上に多くのロケーションが用意されております。
特定のクリア条件が設定されている攻略可能な施設もあれば、
歴史的な建造物など、発見することで経験値をもらえるだけのロケーションもあります。
また、各地に点在するお墓などでは、主人公のアビリティ(技など)を開放するための古代の柱が存在し、それを発見してアクセスすることで、
主人公の強化を行えます。
フィールドを構成するオブジェクトの作り込みは、相変わらず凄く、マップをあちこち歩き回るだけでも十分に楽しむことができます。
ワールドマップには時間概念が存在しており、朝から昼、昼から夜へと変化すると、それに伴って街の様子や人々の行動も変わっていくようです。
攻略拠点にいる敵兵も、夜になると交代で眠りについたりするので、そこを狙って攻略するという手もあります。
クエストについて
ストーリークエスト以外のサイドクエストや、サブクエストの数も多く、さらには日替わりで更新される自動生成クエストやフィールド上で発生するランダムクエストなどもあるので、かなりのボリュームがあります。
受けていないクエストでも、途中で関連するアイテムの入手や条件が達成できた場合は、そのまま完了報告をすることができたりするので、クエストを受ける度に同じ拠点を何度も攻略させられるということがないのはありがたかったです。
ただ、自動生成クエストについては、大体パターンが決まっているので、毎日全てのクエストをこなしていくと、少々作業感を感じることもありました。
コスモスの門徒を壊滅させる
ストーリー進行に大きく関わってくる敵の勢力として「コスモスの門徒」が存在します。
主人公の家族を分裂させた原因でもあり、主人公は「コスモスの門徒」を壊滅させることが、ストーリーの一つの中心的な流れとして存在しております。
彼らは、その身を隠してギリシア中に潜んでおり、一般市民の中だけでなく、「スパルタ軍」「アテナイ軍」の陣営内にも存在しております。
最初は誰が「コスモスの門徒」の一員かを知ることができませんが、ヒントを元にサブクエストなどをこなしたりすることで手がかりを入手し、
一人ずつその正体を明らかにして、それらを排除(殺害したり翻意させて脱退させたり)していきます。
「コスモスの門徒」を倒すことで、持っている「レオニダスの槍」のレベルが上昇し、より強力なアビリティを習得できるようになります。
傭兵ランクを上げる
また、主人公と同じく「スパルタ」にも「アテナイ」にも所属せず、依頼があればどちらの陣営にもつくという立ち位置の傭兵も多く存在しております。
主人公は、各軍への反逆行為や、一般市民への犯罪行為(殺人・盗み)を行うことで、懸賞金がかけられます。懸賞金がかかると、それらの傭兵が主人公の命を奪いにやってきます。
それらの傭兵を隠れてやり過ごすか、戦うのかはプレイヤー次第です。
傭兵を倒すことで、装備を入手でき、さらに傭兵には「ティア」というランキングが存在しており、主人公が他の傭兵を倒すことで、そのランキングが上がっていきます。
傭兵の名前は大半が自動生成のようで、次から次へと新しい傭兵が出現するようです。
・船による移動と戦闘
今作でも、自分の船「アドレスティア号」を持つことができます。
船を使って、ギリシア中の島々を移動することができます。
海の上には、「スパルタ」「アテナイ」の船がいたり、商船や海賊船、傭兵の船なども航行しております。
海賊船はこちらを視認すれば、すぐに攻撃を仕掛けてきますので、戦闘するか遠くを通ってやり過ごすかを考えて航行する必要があります。
他の船については、クエストなどで敵対状態にならなければ、襲ってくることはありません。
いずれの場合も、こちらが攻撃を仕掛けると、対抗してきます。
周囲に同じ軍の船があった場合は、それらの船も一緒に襲ってきますので、1対複数の戦いになることもあります。
また、自分の船は強化&見た目のカスタマイズもできます。
弓やジャベリン、装甲や航行速度などを素材を使って能力を上げることができます。
船首の飾りや帆の模様、船員などの能力的には影響がないものの、見た目をカスタマイズする要素も用意されております。
また、船には4人の副官を配置することができ、副官の能力によって、船の能力が変化します。
副官は、クエストをクリアすることで仲間になったり、兵士を気絶させて説得することで仲間にすることができます。
大規模戦闘
今作では従来のシリーズにはなかった大規模戦闘が追加されました。
ワールドマップがいくつかのエリアに分割されており、そのエリアを統治している指導者の影響力を下げることで、「スパルタ」と「アテナイ」の戦争を行うことができます。
どちらかの陣営の味方となって、その戦争に参加することで、大規模戦闘が行えます。
敵味方入り乱れて戦っている広い戦場を駆け巡り、敵との戦闘を繰り広げる感じです。
プレイヤーが敵軍の兵士を倒すことで、敵軍の勢力を削り、勢力を0にすれば勝利となります。
戦場には指揮官クラスの敵兵や、エリート敵兵もいて、それらを倒す方が的の勢力を多く削れるようです。
戦場では、時折ほかの傭兵やコスモスの門徒も出現します。
また、戦争には大規模戦闘だけでなく、船を使っての海戦もあり、自分の船で敵軍の船を沈めていく遊びも用意されております。