おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

ヨタカ・ムシクイ・コサメビタキ・イソヒヨドリ(大阪城野鳥探鳥20210821 5:00-10:55)

先週の週末はずっと雨で大阪城への探鳥も行けず。
今週も平日はほとんど雨。
さらに予報でも今日は雨となっていて、もしかしたら今週も行けないかもと危惧していたら、今朝は雨が降っておらず、これはチャンスと約2週間ぶりに大阪城へ。

本日の日の出時刻は5:22。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。
先週の16日にコルリが見られたそうなので、今日は私も見れるかと期待しつつ向かいます。

西外堀に到着したのが5:00頃。
目覚ましの設定を前回のままにしていたため、少々早く着いてしまいました。
そのため、あたりはまだまだ暗い状態。

なのでもしかしたら今日は久しぶりに使うことになるかもということで、西外堀に向けて「ATOM CAM2」の接続テストを行ってみます。
youtu.be
上が「ATOM CAM 2」のテスト動画です。
そして、下は動画テストの直後にスマートフォンXperia 1 II」で撮影した写真です。
f:id:KEN-S:20210821133358j:plain
日の出時刻の20分前でかなり暗かったのですが、肉眼で見るよりもはるかに明るく写っております。
ATOM CAM 2」で撮影したムービーは明るさ的に十分で、暗い茂みの中でも撮影できそうな感じです。

テストを終えた後に、西外堀を覗きます。
肉眼で確認するには、まだまだ暗くて野鳥を探すには厳しい状態です。
先ほど撮影したムービーの明るさを考えると、もしかしてカメラセンサーを経由して確認すれば、はっきり見えたりするのかもという思いが脳裏をよぎります。
もしそうであれば、EOS 90Dの光学ファインダーよりも、ミラーレスカメラのEVFの方が暗所での野鳥確認には見やすいのかもしれませんね。
実際にテストしておりませんが、機会があれば試して見たいところです。

それでも、かろうじてヒドリガモの姿は確認できました。
f:id:KEN-S:20210821143500j:plain

ISO25600に上げて撮影するときっちりと写っているのですが、撮影中はかなり暗くて、色味が判別しづらく野鳥の同定は厳しい状態でした。
もう少し高感度に強いミラーレスカメラ・・・例えばSONYの「α7S III」とかなら、もしかしたらEVFで綺麗に見えていて、苦労せずに撮れたりするのでしょうか?

というようなことを考えつつ、西外堀を回った後京橋口から飛騨の森へと入ります。

飛騨の森を回りつつ、茂みや藪の中も確認してみますが、動くものの姿は全く見当たらず。

いつものように北外堀沿いを確認している途中にメジロの声がしたので、それを探しに堀から外れたところ、目の前の細い枝の上に怪しげなコブのようなものを発見。
もしかしたらとカメラを向けると、なんとヨタカでした。
f:id:KEN-S:20210821143524j:plain

数枚撮影した後、大将さんにLINEで連絡しておきます。
文字を入力して送信、スマートフォンをしまおうとした瞬間に、ヨタカが飛んで森の中へ。
連絡したばかりで姿を見失ってしまっては面目無いと思い、飛んだ方向へ慌てて探しに行きます。

幸いそれほど遠くに飛ばなかったおかげで、すぐに見つけることができました。
f:id:KEN-S:20210821143546j:plain
とりあえず、送ったLINEは既読マークが付いたので、おそらくすぐに来てくれるだろうとヨタカと少し距離を保ちつつ、観察を続けます。

それにしても、ヨタカって、こんな時期だったかなぁと思い、自分のスマートフォンに入力してある簡易データベースを確認してみます。
このデータベースは、大阪城での野鳥観察におけるオーソリティである元山さんが上梓された26年の野鳥の観察記録を基に、野鳥の観察可能時期を登録したもの。
blog.goo.ne.jp

それを見る限りでは、ヨタカの8月の観察記録はこれまでにないようです。
私のデータベースへの入力漏れということも考えられますが、とりあえず元山さんにもLINEで連絡しておきました。

とりあえず、驚かして逃してはいけないからと移動せずに同じ場所からヨタカを観察し続けます。
目を閉じていない以上、警戒していることは間違いなさそうなので、ちょっとしたことで飛ぶ可能性もあります。

待っている間にすぐ近くをエナガメジロの混群が通過しました。
f:id:KEN-S:20210821143607j:plain
f:id:KEN-S:20210821143629j:plain

群れはヨタカの方へと移動していったのですが、途中でエナガが警戒する声を一瞬発したのですが、もしかしたらヨタカのせいかなぁと。
でも、ヨタカは猛禽ではないので、それはないのかなぁと思ったりもしますが、果たして何故だったのか。

そんなこんなで15分ぐらいして、大将さんが到着したので、場所だけお伝えして私は再び飛騨の森を回って探鳥を続けました。

途中でコゲラが3羽ほぼ同じ場所にいました。
f:id:KEN-S:20210821143744j:plain

飛騨の森を一通り回って、再びヨタカのところへ向かうと、すでに飛んでしまって行方知らず状態になっておりました。

その後、梅林、豊国神社、修道館などを回りましたがめぼしい野鳥の姿はなし。

配水池ではムシクイが2羽いました。
f:id:KEN-S:20210821143827j:plain

その後、日本庭園を回った後、修道館へ戻ると、小雨がパラつき始めます。

急いで桜広場へ向かうと、エナガの群れと遭遇。
f:id:KEN-S:20210821143844j:plain

さらには、梅林との境界あたりをコサメビタキが飛び回っていると出会った知人に教えてもらってなんとか撮影できました。
f:id:KEN-S:20210821143915j:plain
もう少し綺麗に撮れないかと待っていたのですが、その後動きがなく、あきらめて移動します。
その間に雨も止みました。

音楽堂西通路ではめぼしい野鳥とは出会えず。

沖縄復帰の森でムシクイが三羽ほど高い枝の上でちょこまかと飛び回っておりました。
f:id:KEN-S:20210821143931j:plain

さらにはここでもコサメビタキがいました。
f:id:KEN-S:20210821143944j:plain

市民の森へ移動すると、メジロがいました。
f:id:KEN-S:20210821143959j:plain

南外堀ではカワウが上空を飛翔。
f:id:KEN-S:20210821144014j:plain

教育塔ではメジロが見られました。
f:id:KEN-S:20210821144028j:plain

西外堀に戻ると、木の実をついばむイソヒヨドリのメスがいました。
f:id:KEN-S:20210821144042j:plain

以上で本日の探鳥は終了です。

見られるかと期待していたコルリの姿はなく、その代わりではありませんが、思っても見なかったヨタカが見られたのは少々驚きました。

さらには、ムシクイの姿も少し増え、コサメビタキも2箇所で見かけました。
ここしばらく姿を見ていなかったイソヒヨドリにも遭遇できたので、いよいよ野鳥たちが動き始めているのかなぁという気配を感じさせてくれる一日でした。


西外堀

飛騨の森

梅林

豊国神社

修道館

配水池

日本庭園

桜広場

音楽堂西通路

沖縄復帰の森

市民の森 9:50-10:20

南外堀

  • カワウ

人工川

教育塔

西外堀