おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

PS4「WATCH DOGS LEGION(ウォッチドッグスレギオン)」をクリアしました

先日クリアしたNintendo Switchポケモンレジェンズ アルセウス」。
ken-s.hateblo.jp

その後、購入していて未プレイのゲームの中から何のゲームをプレイするかと悩んだ末、プレイを開始したのがPS4WATCH DOGS LEGION(ウォッチドッグスレギオン)」です。

PSストアは定期的に過去のタイトルのダウンロード版のセールが来るので、未プレイで気になっているゲームがあれば、買い貯めております。
現在も未プレイのゲームが数タイトル残っているのですが、それらについてはおいおいプレイしていこうと思っております。

以前「WATCH DOGS2(ウォッチドッグス2)」をプレイして面白かったので、PSストアで安売りされているタイミングで購入しておりました。
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そのプレイしていた「WATCH DOGS LEGION(ウォッチドッグスレギオン)」なのですが、本日メインストーリーを全てクリアし、エンディング&スタッフロールを見ることができたので、個人的な感想などをまとめておこうかと。
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個人的な感想のまとめとしては、前作と比較すると微妙な出来という感じがします。
個人的には前作の「WATCH DOGS2(ウォッチドッグス2)」の方が面白いと感じました。

いつものようにネタバレ要素も含まれておりますので、そういうものが嫌いな方は、この先を読まれないことをお勧めいたします。


ゲームの概要

プレイヤーはハッカー集団「デッドセック」の一員となって、ロンドンを舞台に暗躍する巨悪と戦うオープンワールドのアクションゲームです。
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街中のあらゆる電子機器をハッキングすることで、プレイを有利に進めることが可能です。
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基本的なゲームの内容については、公式サイトをご覧いただければと思います。
www.ubisoft.co.jp

前作ではプレイヤーが操作できるキャラクターは基本的には一人でしたが、今作では街中を歩いているNPCキャラクターを仲間にすることで、それらのキャラクターを切り替えてゲームを進めることが可能となっております。
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ただし、プレイヤーが操作している時以外は、それらのNPCは街中で自由に行動しているため、操作キャラクターを切り替えると、そのキャラクターがいた場所から操作開始となります。
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各キャラクターはそれぞれ異なったスキルを有しており、より強力なスキルを持つキャラクターを仲間にすることで、ゲームを有利に進めることが可能です。
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街中のNPCを自由に仲間にできる

今作の最大の特徴としては、フィールド上にいるキャラクターなら、誰でも仲間にすることができるという要素です。
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ただし仲間にできる上限人数は決まっているようなので、人数上限に達成すると、不要な人をメンバーから外さないと新しい人を仲間にすることができなくなります。
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通常のオープンワールドゲームであれば、歩いているNPCなどは、あくまで風景の装飾の役割ぐらいでしかないのですが、本ゲームでは仲間にして操作可能となるキャラクターとして存在しております。
そのため、街中のNPCには全て操作キャラクターになった場合のスキルや、そのキャラクターの略歴(職業や気になっていることなど)や、行動スケジュールなどが設定されているようです。

NPCを仲間にするには、そのキャラクターからの依頼をクリアする必要があります。
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中には、プレイヤーが所属している「デッドセック」に対して、良くない印象を持っている人もいます。
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それらのキャラクターを仲間にするには、まずは印象を良くするために一つ依頼をこなす必要があり、その依頼をクリアすることで、印象を中立させ、その後仲間にするための依頼をこなすという手順を踏む必要があります。

NPCごとに持っているスキルが異なるので、誰を仲間にするのかを選ぶ楽しみはあります。
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ただ、持っているスキル(特にハッキングまわりのスキル)については、テックポイントを貯めることで、全メンバーが使えるようになるものが多いのと、このスキルがないと困るというのがあまりないので、キャラクターごとの差異はあまり感じられなかったりします。
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ゲームを進めていくと、最終的には戦闘に関するスキル(銃撃戦・近接戦)を持つキャラクターを優先して使うことが多かったです。
個人的には、ゲームを通して「殺し屋」を使う頻度が一番高かったです。
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仲間は増やせるけどそれを活かした遊びがない

さまざまなスキルを持ったNPCを仲間にして、操作できるようになるのですが、どのミッションをとっても、実行するのは操作キャラクター1人で完結します。
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そのため、増やした仲間を生かすような遊びはほとんどありませんでした。

ストーリーの終盤のミッションで、同時に2箇所の施設を攻略する必要があり、そこでは別々のキャラクターを操作して、順番に攻略していくというような流れになっていたのですが、こういう協力ミッション(実際にはプレイヤーが複数のキャラクターを入れ替えて行う)がもっと多く含まれていれば、いろんなNPCを仲間にするメリットもあったかなぁと感じました。

例えば、「スパイ大作戦」「ミッション・インポッシブル」のように、1つのミッションをこなすのに、いくつかの役割があって、その役割を誰にやらせるのかを選んで、それぞれの立場で順番に役割をこなせばミッションが成功するというような遊びがあれば面白かったあなぁと。
プレイヤーが操作している間は、その役割が何なのか分からないものの、最後にはそれぞれの役割の重要度がわかるような、そういう作りのイベントがあれば、どんなスキルの仲間を、どれだけの人数増やしたいというモチベーションにつながったかなぁと。

キャラクターの育成要素がない

前作の場合、操作するキャラクターは基本的には1人で、そのキャラクターが習得できるスキルがいろいろと用意されており、どれを伸ばしていくのかという育成の楽しみがありました。
(最終的には、全てのスキルを最大まで上げるので、あくまで途中での楽しみだったりしますが・・・)

しかし、今作では全メンバーが利用できる共有スキルの解放要素はありますが、キャラクター個別で育成するという要素はありませんでした。
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また、解放できる共有スキルについても、前作よりも各対象に対してできることが減って深さがなくなったため、攻略方法の幅が狭くなってしまいました。

ストーリー進行で強制的な銃撃戦が入る

ストーリーを進めていると、定期的に強制的な銃撃戦へ突入させられます。
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通常のミッションなどでは、ハッキングなどによって銃撃戦の対象となる敵を減らしたりする工夫ができるのですかストーリー進行の節目には、いきなり銃撃戦を強要されるイベントが結構含まれておりました。
そのため、手持ちの武器が貧弱なキャラクターを操作していたり、武器系の解放をしていなかった場合、かなりの苦戦を強いられることになります。
通常のシューター系ゲームと違う最大のポイントであるハッキングがあるので、このゲームをプレイする価値があると個人的には思っていることもあり、もう少しハッキングでなんとかなるようなイベントにできなかったのかなぁというのが少々残念です。

攻略するための構造物の種類が少ない

オープンワールドでフィールド自体は広いのですが、実際にミッションなどで攻略する必要がある施設の自体はあまり多くない印象です。
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そのため、何度も同じ構造の施設を攻略することになり、またこのマップかという印象が多かったです。
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NPCを仲間にするための任務についても、ある程度パターンが決まっていて、さらに潜入先の構造が同じなので、プレイするほどに作業感を強く感じてしまいました。

総合的な感想

フィールドやNPCなどの設定は前作よりも広がったものの、それぞれがパターン化された結果、プレイヤーが実際にやれることは少なくなったような印象を受けました。
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仲間にできるNPCも、基本的には職業ごとで持っているスキルは同じだったりするので、個性という部分ではかなり薄いです。
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量を増やすためにそれぞれを汎用化した結果、全体としての面白さが薄くなってしまったという感じです。

そのため、ゲーム全体で見ると、プレイ感覚というか楽しさは前作よりも劣化したように感じました。

さすがに、量も質もあげるということは難しいのかもしれませんが、せっかく増やした量をうまくいかせるような遊びを入れて欲しかったかなぁと。