おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

コルリ・ムギマキ・キビタキ・オオルリ・コサメビタキ・エゾムシクイ・センダイムシクイ・クロツグミ・アカハラ・ジュウイチの声(大阪城野鳥探鳥20230429 4:50-13:50)

本日の日の出時刻は5:10。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。

西外堀に到着すると、堀の上空をコウモリが飛び交っておりました。
一応大手門の方へと回ってみましたが、水鳥の姿は全く見られませんでした。

京橋口をはさんで北外堀も覗いてみましたが、こちらも水鳥の姿はありませんでした。

そのまま飛騨の森へ入ります。
飛騨の森に入ると、そこら中から多くの野鳥の声が聞こえてきて、かなり多くの個体が入っていることがわかりました。
数もそうですが、種類もいろんな鳴き声が聞こえておりました。

回り始めてすぐに、地上に降りているツグミ系の姿を発見します。
暗いのと距離があるので、はっきりと姿を確認できませんが、雰囲気的にはクロツグミっぽい感じ。
とりあえず写真を撮ってみると、こんな感じです。

カメラの液晶で見る限りでは、何か判別できませんでしたが、自宅に帰って、トリミングしてみたところ、こんな感じになりました。

腹部に黒い斑点が見られるので、クロツグミのオスでよいのではないかと思われます。

そのあと、ユキヤナギの近くのツツジの茂みの中で出入りを繰り返す鳥影を発見。
撮影してみるとコルリのオスでした。

個人的には今季初観察です。
ただ、この個体を撮影中に、北外堀沿いの土手の方からもコルリの鳴き声が聞こえていたのでここだけで2羽はいたと思われます。

さらに、コルリと同じ茂みの中から、ヤブサメの声も聞こえてきます。
しばらく待っていると、ヤブサメも何とか出てくれました。

この写真ではどこにいるのかわかりにくいと思いますので、トリミングしたものがこちらです。

暗いので撮影コンディションはよくありませんが、何とか姿を撮れました。

さらには、飛騨の森に入った時から樹上から聞こえてくる「チヨチヨビー」と「ヒーツーキー」の声。
前者はセンダイムシクイで、後者はエゾムシクイの声です。
今朝はこの声がいたるところで聞こえており、個体数としては5羽以上ずつはいると思われます。
とりあえず、声をたよりに、まずはセンダイムシクイを撮影。

そのあと、エゾムシクイも撮影いたしました。

エゾムシクイは個人的には今季初観察です。

ムシクイのにぎやかな合唱の合間にを縫うようにして樹上から聞こえてきたのはエナガの声。

おそらく先週巣立った幼鳥たちと思われる群れが飛騨の森を移動しておりました。

コルリは愛の森でも1羽確認できました。

この個体も時折さえずりを聞かせてくれました。

コサメビタキの姿も見られました。

キビタキのオスも随所でさえずっており、目視で確認できただけで3羽はいました。

オオルリのメスも確認できました。

アカハラは地上に降りて採餌しておりました。

オオルリのオスの姿も見られました。

キビタキのメスもいました。

メジロの姿も確認できました。

北外堀を覗くと、かろうじてカルガモの姿を確認できました。

そのあと、梅林へ移動すると、ここでもセンダイムシクイが鳴いておりました。

オオルリのオスも見られました。

キビタキのオスもいました。

内堀にはマガモの姿がありました。

豊国神社では、アオジがいました。

ここでもキビタキのオスは3羽以上見られました。

修道館では、センダイムシクイがいました。

キビタキのオスはここでも確認できました。

配水池へ移動すると、先ほど飛騨の森で見かけたエナガの群れと再び遭遇。

コゲラもいました。

キビタキのオスも見られました。

アオジの姿も確認できました。

日本庭園でもキビタキのオスは見られました。

豊国神社へ戻ると、アカハラがいました。

ムシクイの姿も確認できましたが、この個体は鳴いていなかったので、同定できませんでした。

オオルリのオスもいました。

桜広場へ移動すると、キビタキのオスがいました。

キビタキのメスも見られました。

ヘリポート近くではオオルリのメスの姿も確認できました。

桜広場から移動しようとすると、音楽堂西通路の方からジュウイチの鳴き声が聞こえました。
急いでそちらへ向かいましたが、音楽堂西通路に到着した時には鳴き声も聞こえなくなっておりました。
カメラマンが数人、ジュウイチを探しているようでしたが、誰も見つけられていなかったようです。

音楽堂西通路の高い木の上で声がしたとのことだったので、通路の上でジュウイチを探しつつ、沖縄復帰の森の方を確認すると、ムシクイの姿がありました。

オオルリのメスも見られました。

キビタキのオスもいました。

しばらく探しておりましたが、今度は市民の森の方でジュウイチの声が聞こえました。
すでに、移動してしまったようですので、あきらめて音楽堂西通路を確認しに行きます。
音楽堂西通路ではキビタキのオスが見られました。

音楽堂西通路を探鳥中、再び先ほどの木に近いところからジュウイチの声が聞こえます。
急いでそこへ向かって探してみたのですが、全く見つけることができませんでした。

そのあと、市民の森へ移動途中の東外堀をのぞくと、カワウがいました。

市民の森では、ムシクイの姿が確認できました。

エゾムシクイやセンダイムシクイの鳴き声も聞こえるのですが、この個体の声は聴けませんでした。

市民の森では回っている最中に頻繁にキビタキのオスと遭遇。

同時に3羽確認できたり、2羽飛び交っていたり、市民の森を移動している途中で、結局10羽ほどのキビタキのオスと遭遇しました。
遭遇した場所もバラバラだったのですが、時間もずれているので、もしかしたら同じ個体も数羽数えている可能性もありますが、かなり個体数が多かったのは確かです。

キビタキのメスも見られました。

さらには、胸の色がかなり薄いですが、アオジとみられる個体もいました。

そして、本日私が一番悩んだ個体がこちらです。


見た瞬間はキビタキのメスかと思ったのですが、撮影し始めた時点で少し違和感を感じ、やがてノドが黄色いことに気づきます。
もしかしたらムギマキのメスかもと考えますが、いまいち確信が持てません。

大阪城公園で野鳥観察の先達にご意見を聞いてみようと出会った数人に写真を見せましたが、判断が難しいといわれます。
今日は来られていない大将さんにもラインで写真を送って確認してもらっても、微妙という判断。
ここは大阪城で長年野鳥観察をされているオーソリティの元山さんに確認していただこうと同じくラインで写真をお送りしました。
blog.goo.ne.jp
しばらくして戻ってきた答えがムギマキだと思いますとのこと。
ということで、私の中ではムギマキのメスという判断となりました。

個人的にはムギマキは今季初観察です。

市民の森ではアカハラも3羽確認できました。

さらには、そのアカハラと同じ木にシロハラの姿も確認できました。

あれだけ多かったシロハラが、今日はこの個体1羽しか見かけませんでした。

市民の森を探鳥中にも、ジュウイチの声を聴きましたが、姿は確認できませんでした。
さらには、市民の森を出て、もみじ園の前に差し掛かった時にも、音楽堂西通路の方でジュウイチの声を聴きます。
もみじ園の方から見れば、姿が確認できるかと入ってみましたが、そのあと鳴き声も聞こえず。
せめて飛び姿だけでも見たかったのですが、遭遇できませんでした。
かわりに、オオルリのメスが樹上を飛び回っておりました。

そのあと、人工川へ移動すると、コゲラがいました。

教育塔では、エゾムシクイがいました。

キビタキのオスはここでも見られました。

そのあと、西外堀へ戻り、本日の探鳥は終了です。

冬鳥がほとんど見られなくなり、夏鳥の特にキビタキの数が非常に多い一日でした。
センダイムシクイやエゾムシクイの個体数もかなり多く、個人的には今季初観察となるコルリも一気に2羽以上確認できました。
ムギマキとも遭遇でき、今日はかなり良い探鳥日和だったと思います。


西外堀

飛騨の森

北外堀

内堀

梅林

豊国神社

修道館

日本庭園

桜広場

音楽堂西通路

沖縄復帰の森

東外堀

  • カワウ

市民の森 11:40-13:00

もみじ園

南外堀

  • カワウ

人工川

教育塔