最近知ったのですが、「楽天経済圏」という言葉があるそうです。
どういうものかと言うと、楽天グループで貯めたり使ったりできる「楽天ポイント」を元にした経済活動の範囲のことだそうです。
最初はインターネット通販から始まった「楽天」も、現在では通販に留まらず、電子マネーや銀行、証券会社、電話会社、旅行代理店など多岐に渡っており、それらの共通の「通貨」のような役割を果たしているのが「楽天ポイント」です。
楽天グループのサービスを利用することで、「楽天ポイント」が貯まり、その溜まったポイントは現金と同様に楽天グループ内で利用することができます。
他にも様々な会社がポイントサービスを導入しておりますが、個人的には、「楽天ポイント」ほど汎用性が高いものはないのではないかと思っております。
つい先日、「dポイント投資」のために、「dポイント」を積極的に貯めようという記事を書きました。
ken-s.hateblo.jp
しかし、個人的には貯めるべき最優先は「楽天ポイント」だと考えております。
個人的に最優先で貯めようと思った理由は、「楽天ポイント」がそのまま電子マネー「Edy」のチャージに利用できるからです。
「Edy」と言えば、大半のコンビニで使うことができる汎用性の高い電子マネー。
たとえば、セブンイレブンが展開している「nanaco」の場合は、それが使えるコンビニはセブンイレブンだけです。
ローソンが展開している「ポンタ」も、コンビニで使えるのはローソンだけ。
「Tポイント」が使えるコンビにはファミリーマートだけです。
「dポイント」についても、使えるコンビニはローソンだけです。
それに対して、「Edy」は、全ての大手コンビニチェーン店で使うことができます。
さらには、コンビニだけではなく、スーパーや百貨店、家電量販店、書店、ドラッグストア、服飾、雑貨、飲食店など、かなり多くのお店で利用することができます。
edy.rakuten.co.jp
しかもインターネット通販の楽天のライバルとも言える「amazon」でも「Edy」は使えるので、かなり使い勝手は良いのではないでしょうか。
ポイントサービスの有用性というのは、使える場所が多いほど貯める価値があると思えるので、「Edy」のチャージに利用できる「楽天ポイント」は、かなり使い勝手が良いのではないでしょうか。
ただ、使いやすいポイントであっても、貯まりにくいとなればその価値はそれほど大きくはないと思うのですが、「楽天ポイント」はポイントの貯まりやすさにおいても、他よりも有利だったりします。
通常のポイントといえば、購入した商品の価格に対して、100円で1ポイントというのがほとんどだと思います。
「楽天ポイント」についても基本的には同じで、「楽天」での買物であれば、100円で1ポイントが基本です。
しかし「楽天」は定期的に色んなセールやイベントを行っていて、そのセールを使えば、100円で何十ポイントも貯まったりすることがあります。
昨日購入したアウター「NANGA×URBAN RESEARCH iD AURORA 3LAYER DOWN BLOUSON」についても、購入した際に20%分のポイントがもらえました。
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さらには、楽天グループのサービスを使えば使うほど、入手できるポイントの倍率が上がって行くシステム「SPU(スーパーポイントアップ)」を使えば、現在であれば最大で15倍までもらえるポイントが上がります。
すなわち、通常のセール対象外の商品であっても、100円で15ポイントの楽天ポイントが付加されます。
さすがに、15倍まで達成しようと思うと、少々ハードルが高くなってきますが、少し買い方を工夫すればポイント倍率が上がって行くことは間違いありません。
ということで、その「SPU(スーパーポイントアップ)」の倍率を上げるために「楽天カード」を申し込み、本日到着しました。
ただ、すでにクレジットカードを何枚か所有しており、ここにさらに新しい「楽天カード」を追加するとカードが多くなりすぎてしまうかなぁと。
ということで、手持ちのクレジットカードを見直して、使わないものを解約し、代わりに「楽天カード」を導入することにしました。
その際に注目したのは、年会費と利用頻度とあと付随カードの有無など。
「楽天カード」にもいくつか種類があって、そのうちのどのカードを申し込むかということなども含めて検討することに。
当初は年会費が高くなる代わりに、「SPU」の倍率が4倍増える「楽天ゴールドカード」(年2,160円)か「楽天プレミアムカード」(年10,800円)を申し込むことを検討しておりました。
「楽天カード」だと、ETCカードを維持するのにお金(年540円)がかかったりするのに対して、「楽天ゴールドカード」だと無料なので、その辺を考えれがアリかなぁと思ったりもしておりました。
現在持っているクレジットカードのうち、1枚はゴールドカードなので、それとの入れ替えを視野にいれておりました。
そのゴールドカードにヒモづいているサービスごと、入れ替えることを検討してみたのですが・・・
「ETCカード」については問題ないのですが、地下鉄で利用している「PiTaPaカード」が問題に。
「PiTaPaカード」のラインナップを確認すると、「楽天カード」からは発行されていないようです。
www.pitapa.com
さすがに公共の交通機関で利用頻度の高い「PiTaPaカード」でオートチャージができないとなると、かなり不便になることは確実。
結局はゴールドカードとの入れ替えは諦めて年会費のかからない「楽天カード」を申し込むことにしました。
申し込みサイトによると、申し込んでからカードが届くまでに7日〜10日程度かかるとのことでした。
私の場合は、申し込みから約7日でカードが手元に到着しました。
申し込んだのが深夜だったのですが、翌朝にはメールでカード発行手続き完了のお知らせが到着。
その3日後には「契約内容のご案内」メールが到着。
到着当日(申込から7日目)の朝に「カードお届け直前のご案内」というメールが到着しました。
「契約内容のご案内」を受け取った時点で、荷物番号などが調べられるようになるのですが、実際には荷物の発送が行われていないので、その時点で表示される荷物番号を入力しても調べることができなかったりします。
ということで、「楽天カード」が無事に手元に到着しました。
先日の買物も、この「楽天カード」が届いていれば、もう少しポイントが加算されていたかもしれないのですが・・・
とりあえず、これで私も「楽天経済圏」へ突入することになります。
といことで、早速楽天でお買い物。
つい先日、とあるお店で飲んだワインが美味しかったので、カードが届いたと同時に、早速使って注文してしまいました。
「楽天ポイント」を貯めるために、「楽天カード」を使って、それほど欲しくないものを買ってしまう・・・
何となくまんまと楽天の仕掛けた罠にハマっているような気もしているので、ちょっと注意した方が良いかもしれませんね。