本日、我が家のワンコをお空へ帰してきました。
梅雨の最中にあるわずかな晴れ日。
我が家のワンコの新たな旅立ちを祝福してくれているように感じました。
ネットで色々と調べて、火葬してくれる業者さんを「ペットマザー」さんにお願いいたしました。
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朝からお世話になっていた獣医さんに行って、「バベシア症」の診断結果の紙を受け取りに行ってきました。
我が家のワンコはダンボールが好きで、ダンボールが届けば、必ず中に入ってくつろぐのが好きでした。
なので、送るための棺もダンボールにしました。
ダンボールを近所のホームセンターで購入して、組立て、息子が長い間使い続けてボロボロになったタオルをワンコに譲って、その上に寝かせました。
そして、食べきれなかった大好きなおやつと、大好きだったリンゴ、鶏肉のササミを旅立つためのお弁当として一緒に入れました。
さらには、大輪のヒマワリの花を3つと、知人が持って来てくれた白とピンクの花を飾って、火葬場へ。
斎場ではお線香を家族全員で上げ、六文銭ならぬ、50円玉を1枚持たせ、末期の水を花びらを使って口元に。
最後のお別れをした後、火葬してもらいました。
そして40分後、骨だけになってしまったたワンコと対面。
ミニチュアダックスにしては大きいと言われた我が家のワンコですが、焼いて骨になると、非常に小さく見えました。
多くの人から褒められた、フワフワの毛並も、もうすでにありません。
あの肌触りをもう二度と触れないかと思うと、涙があふれてしまいました。
ワンコを送るための最後の仕事として、その骨を1つずつ、大きめの骨壺に家族全員で箸を使って入れて行きました。
丹念に、1欠片も残さないように、全ての骨を骨壺に収めました。
そして、骨だけになったワンコを車に乗せて、自宅へ帰宅。
骨壺の前で家族全員で、ワンコのことを思い出しながら、大号泣。
特にワンコが一番好きだった妻と、感受性の強い息子は大泣きです。
娘は気丈に妻を気遣っておりましたが、ふとしたきっかけで涙が溢れ出します。
私も同じで、家の中の至るところに、ワンコの思い出が染み付いていて、それを思い出す度に、知らず涙が出ていたりします。
その後、生前ワンコと一緒によく歩いた散歩ルートを、家族全員で歩いてみました。
ワンコが病気になってから、一切散歩へ行けていなかったので、実に半月ぶりぐらいの散歩コースです。
この電信柱では良く匂いをかいでいたなぁとか。
この植え込みに顔を突っ込んでいたなぁとか。
この交差点では必ず猛ダッシュしていたなぁとか。
散歩していた時の事を思い出しながら、半泣き状態で回っておりました。
これでもう二度と彼に触れないし、散歩にも行かなくて良くなってしまったのかと思うと、涙があふれてしまいます。
さらには、ワンコを獣医さんに連れて行っている時に、いつも車の中で聞いていたのは、妻が買って来たレミオロメンのCDでした。
後で妻から聞いて知ったのですが、レミオロメンのCDの中に「3月9日」というタイトルの歌があります。[asin:B00NILQCR8:detail]
本来は卒業ソングなのですが、我が家のワンコの誕生日がちょうど「3月9日」でした。
その話を聞くまでは、良い曲だなぁという程度の感想しかなかったのですが・・・
歌詞の中にあるくだりで
瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらに いることで どれほど強くなれたでしょう あなたにとって私も そうでありたい
という部分があって、それが感情の琴線に触れてしまって、また涙が溢れ出すことになってしまって・・・
この悲しみがいつ思い出になって、悲しみが和らぐのかは分かりませんが、彼が私達に残してくれた思い出は一生忘れることはないと思います。
ここしばらくワンコの話題ばかりでしたが、明日からは何とかいつもの日常を取り戻し、ブログではもうワンコの話題を取り上げることはないと思います。
ただ、日々の生活の中では、しばらくはワンコのことを思い出し、涙する日が続くのかもしれませんが・・・
色々な思いでを残してくれた我が家のワンコ「リンク」に感謝。本当にありがとう。