皆さんの給料や収入は、上がってますか?
アベノミクスで、経済は良くなると聞いて、半信半疑で待ってますが、収入は一向に上がりません。
むしろ、仕事が減って、収入も減っているような気がします。
では、皆さんの支出は、減っていますか?
消費税の税率が上がっていく、今朝は冷凍食品が値上げになるというニュースが流れて、その他の税金も相変わらず取られて、支出は減るどころか、増えていると実感している人の方が多いのではないですか?
政府は緩やかな「インフレーション」を目指しているそうですが、現場は給料が上がらず、物価だけが上がっている。
これって、「スタグフレーション」に突入していませんか?
マスコミに対して、アベノミクスは失敗だったということを、箝口令が発せられているとかの噂が流れています。
そのせいか、私が個人的に好きな番組のコーナー、「モーニングバード」の「そもそも総研」でさえ、昨日の放送でアベノミクスがあたかも成功しているかのような事を言っていたそうです。
色々な政治問題を取り上げて、非常に分かりやすいいいコーナーだったのに、非常に残念です。
アベノミクスはスタグフレーションを生み出しただけの、失敗政策なのでは? と考えているのは私だけでしょうか?
公共事業のシャンパンタワー
公共事業の投入をシャンパンタワーに例える絵見たことがあります。
シャンパンタワーを構成している、各グラスが企業や個人というイメージで、上段から下段に向けて、大企業から中小企業、個人事業などをイメージしているというものです。
シャンパンタワーの上から液体(お金)を注いで、その注いだ液体が、各階層のグラスから溢れることで、下層のグラスへと流れていき、最終的には、最下層のグラスからも液体が溢れるというものです。
でも、大前提として、シャンパンタワーを成功させるには、それを構成している全グラスの容量以上の液体が必要になるんですよね。
さらに言えば、液体を直接注いでいる、最上段のグラスのサイズが極端に大きいと、下へ到達する前に、液体が足りなくなり、下の階層のグラスには、液体が増えないんですよね。
それどころか、上から注いでいるボトルの液体が不足してきたからと、下層のグラスからストロー(税金)で液体を吸い上げて、上からその液体を注ぎ直すようなことをしていたのでは、最下層のグラスからどんどんと液体が減少し、上の大きなグラスにどんどんと液体が溜まって行くだけ。
さらには、ストローが細いから、そのストローを太くして(消費税率アップ)、ボトルに入る液体の増加量を上げましょうと言っている。
それこそ、富裕層と貧困層の格差を広げているだけになってませんか?
やがて、下層から僅かに残っていた全ての液体が失われて、上のボトルに入れる液体がなくなった時、どうなるのかを考えてみませんか?
シャンパンタワーの液体を注いでいる人(安倍総理)は、液体の入っているボトルだけを見て、中の液体を一杯注いでいるから、そろそろシャンパンタワーが成功しただろうと、いい気になっても、周りで見ている人からすれば、かなり滑稽な状態。
これまでと同じような方法で、上から液体を注ぐだけではなくて、直接下層のグラスにも液体が入るような、液体の注ぎ方を、考えてもらえませんか?
上からから液体を注ぐだけよりも、各階層に個別に液体を注ぐ方が労力も多いとは思いますが、より早く、多くのグラスに液体が入っていくのですから。
頭の良い方々なら、その方法も考えつくのではないのでしょうか?
裸の王様を指摘する子供が必要では?
安倍総理が、テレビに出演して、そこで町中のインタビューを見て、アベノミクスを批判されたことに、気色ばんだということも聞きます。
周りの人間に、アベノミクスは成功しているというような報告を受けて、それを真に受けて、失敗したという耳障りの良くない意見を聞くと、怒り出す。
安倍総理、裸の王様になってませんか?
誰かが裸の王様のことを指摘する子供の役割を担う必要がありませんか?
私自身は、経済学者でもなんでもないので、あくまで、日本に生活する一個人としての感想でしかありません。
さらに言えば、このブログ自体を読んでいる人も多くはありませんので、影響力なんてほとんどないでしょう。
でも、こんなことを考えている人は、私だけではないと思います。
みんなで声を上げて、裸の王様に直訴していく必要があるんじゃないかなぁと思っております。