今週末はいよいよ衆議院選挙の投票日。
すでにどこに投票するか決めている人もいるとは思いますが、特定の支持政党がない人もいるのではないでしょうか。
しかし、支持政党がない人も、投票用紙に「支持政党なし」や「なし」と書くと、とある政党に投票されてしまうそうです。
下記の記事を見てびっくり。
「支持政党なし」という名前の政党が存在しているそうです。
事実かどうかは分かりませんが、もし本当ならダメだと思うのですが・・・
投票用紙を見てないのでわかりませんが、比例代表の政党選択欄に、自民党や民主党といた政党名の中に、「支持政党なし」という選択欄があったら、支持する政党がない人は、思わずそこを選んでしまいそうになりますよね?
競馬の競走馬に名前を付ける時でも、競馬用語を付けるのはNGという話を聞いたことがあるのですが、政党名については、そういった制限はないのでしょうか?
政党名の付け方についても、そういった紛らわしい名前はNGにしないとダメなのではないかなぁと思ってしまいました。
選挙の方法を変えることってできないのかな?
選挙がらみでもう1つ、先日書いた記事の追記に近いものですが、
日本の選挙も、アメリカの選挙制度のように、2大政党のうちどちらに投票しますか? という形に選挙方式を変えることはできないんですかね?
現状で、与党に反対する場合、どこか他の特定の政党に入れる必要があるのですが、与党以外に入れたい人の票がバラバラの政党に入ってしまうと、結局は与党が勝ってしまうことになってしまう。
今の政権にはノーと思っていても、その意思は選挙結果に反映されてないことになるような気がします。
何年か前に、初めて民主党が与党になれたのは、ほぼ奇跡に近いことだと思います。
民主党が自民党と同じレベルで候補者を擁立でき、自民党にノーを突きつけたい人が、対抗勢力として成長できた民主党に投票した結果、政権交代がなされたのではないかと。
そして、与党になった民主党を下ろすには、大きな政党である前与党の自民党に投票すれば下ろせるので、簡単なことかと思います。
国民が、民主党にノーを突きつけるには、野党の中で一番勢力の大きい自民党に入れるしかないという判断で、現在の自民党政権に戻ったというのが事実ではないのかなぁと思っています。
今回の選挙で、与党にノーを言いたい人がどこに投票すれば良いかとなると、大きな対抗勢力が見当たらないなぁという感じ。
そうなると、きっと与党自民党が勝利して終わるんでしょうね。
そういったことをを考えると、与党にノーと言える人たちの共通の受け皿を用意しないと、政権交代はほぼ不可能だろうなぁと。
そこで、アメリカの2大政党制のような選挙方式を取れれば、政権が変わりやすくなって、与党が真剣に取り組む体制になって行くかなぁと。
といいつつも、政党はそれぞれで異なる主張を持っているので、統合するのは難しいと思います。
それなら、例えば選挙の選択を2段階に分けて民意を問うというのはどうでしょうか?
投票用紙に、1つ目の選択項目として、「与党」か「野党」かを選択。
「与党」を選択した人が多い場合は、現政権を維持。
「野党」を選択した人が多い場合は、政権交代となる。
というのはどうでしょうか?
次に2つ目の選択肢として、「野党」の中から、投票したい政党を選ぶという現在の選挙と同じ選び方をする。
「野党」の中で、一番投票を得た政党が、次の与党となるという感じです。
そういう方式にすれば、現政権にノーを入れたい人の意思は反映されるのではないでしょうか?
まぁ、私自身は専門家でも、評論家でもないので、細かな部分で実現できない案となっているだろうし、色んな状況を全体で見て言っていることではないので、その辺の細かな突っ込みはご容赦を。
あくまで、何の影響力もない一個人の他愛もないアイデアということで・・・