2つの人気商品がメーカーの垣根を超えて、1つの商品になるコラボレーション。
A社の定番商品に、B社の人気商品が合わさった形で、1つの商品として販売されるというようなものをたまに見かけます。
それぞれの企業文化もあったり、どちらの会社が商品として売り出すのかなど、色々とクリアーしないといけないハードルがあって、それらを1つずつ解消することで、ようやく商品として世に出される。
その過程は、おそらく消費者が思っているほど簡単には進まなかったりするのではないかなぁと思ってしまいます。
それぞれの会社が、違うジャンルの商品を出していれば、コラボレーションもしやすいのかもしれません。
例えば、キリンビバレッジの「午後の紅茶」シリーズと、グリコの「ポッキー」がコラボした商品なんかは、ドリンクメーカーとお菓子メーカーということで、まだ進めやすいのではないかなぁと。
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さて、本日見かけた商品は、カリッと香ばしい揚げせんのお菓子「ぼんち揚」のぼんち株式会社と、辛いお菓子の代表格とも言える「カラムーチョ」の株式会社湖池屋がコラボした商品。
その名も「ぼんち揚 カラムーチョ味」です。
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「ぼんち揚」も「カラムーチョ」もどちらもジャンルとしては同じスナック菓子。
お互いにスナック菓子を出しているいわばライバル会社である2社がコラボするというのは、なかなか珍しいのではないかなぁと。
一消費者としては、「ぼんち揚」も「カラムーチョ」も好きなので、その2つが同時に楽しめるとなると、かなりお得な感じがする商品。
コラボ商品は結構販売期間が短いので、今買っておかないともしかしたら二度と見かけないかもということで早速購入しました。
発売しているのは「ぼんち揚」のぼんち株式会社です。
これ一袋(60g)で317kcalです。
「カラムーチョの味わいを再度研究」して、「湖池屋」のお墨付きをもらったそうです。
ということは、味のレシピについては、湖池屋から聞かずに、ぼんちが独自で研究したということでしょうか。
開封してみたところ、香りは「ぼんち揚」の香りの方が強いです。
サイズ的には小さめで、形状は完全に「ぼんち揚」です。
ただ、色の感じは普通の「ぼんち揚」よりも少し赤味が強いように思えます。
それでは早速食べてみます。
食感はぼんち揚そのままです。
味はというと、オニオンの甘みと旨み、ガーリックもほんのりと香ります。
ベースとなる味はたしかに「ぼんち揚」のようで、少し甘さも感じます。
しかし、そこに「カラムーチョ」っぽい辛さが加わってきますが、もっとカラムーチョに近いのかなぁと思っていたのですが、そこまでは辛くありません。
もっと辛くても良いのにと思いながら食べ進んでいると、徐々に辛さを感じてきます。
カラムーチョは初めから辛さを感じる美味しさですが、この商品ははじめは少し甘く感じられ、後から辛さがやって来る感じの商品でした。
なかなかに美味しくて、ビールを飲みながら食べていたのですが、手が止まらずにそのまま全部食べ切ってしまいました。
袋の中に残った最後のかけらは、ニンニクの香りを強く感じました。
個人的には、辛いものが好きなので、普通の「ぼんち揚」よりは美味しく感じましたが、「カラムーチョ」ほどは辛くないので、辛いスナック菓子が食べたい時に食べるのであれば、「カラムーチョ」を選ぶ方が良いかなぁと思います。
おそらく、こういったコラボ商品の販売期間は短いと思うので、興味がある方は是非早めにお試しを。