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おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

アーロンチェアー修理完了でいくつか学んだこと

日常 仕事道具 MONO

先日、メールで何度かやり取りして、部品を売ってもらえないと言われた「アーロンチェアー」。

その後、これでダメならと思って、最後のつもりでどうしても無理かとメールでお願いのメールを出したところ、何とかパーツだけで売ってもらえることになり、昨晩部品が到着しました。

本来は、パーツだけでは売ることのないもので、交換説明書もない状態であることと、自分で修理をする以上、製品と交換パーツには付帯保証がつかないことへの確約書を記入するという条件であれば、売ってもらえるというメールをいただきました。
丁寧にお願いすれば、聞いてもらえるのかというのが、新たな学びの1つです。

どのみち、購入した時の領収書もないし、以降のメンテナンスも受けられない(というか、コストがかなりかかる)ことを考えれば、付帯保証がないのは仕方がないと思っていましたし、自分で取り付ける作業に対して、メーカー側にクレームをつける気も全くなかったので、喜んで確約書にサインさせてもらいました。

そのやり取りをした翌日には、無事にパーツを宅配便で送ってくださいました。
外出していたので、到着日に受け取ることはできませんでしたが、昨晩再配達により無事に部品を受領できました。
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送料と代引き手数料込みで、3,369円となりました。
部品代からすると、送料+代引き手数料の分、少々高くなりましたが、本体をメーカーへ送って修理してもらう金額と比べるとはるかに安い値段です。

これも、購入した際に私が登録しなかったことへのツケなので仕方がありません。
12年の保証期間内であれば、もしかしたら無料で修理してもらえたかもしれませんので、アーロンチェアーを購入される場合は、是非購入時にユーザー登録をというのが学びの1つ。

最後の学びは、修理の途中にありました。

いざ、修理開始



部品については、壊れたままの状態だったので、椅子本体から残っている古い部品を取り除くことからスタートとなります。
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アームレストを取り外すには、まず最初に背面の背もたれ部分を本体から取り外す必要があります。
六角レンチを使って、背もたれパーツを固定している4カ所のネジを外します。
ネジを4カ所外せば、簡単に背もたれが取り除けます。

背もたれを取り除いてしまえば、椅子本体に残っている部品の取り外し自体は容易でした。

頭のないネジの取り外しに時間がかかる

背もたれを取り外すのは六角レンチがあれば比較的容易でした。

部品を交換するには、アームレストに残っている部品を全て取り外し、新しいものと交換する必要があります。

しかし、アームレスト部分にのこっている、ネジ頭のないネジを取り外すのに少々時間がかかりました。

通常のネジであれば、ネジ頭の部分にドライバーや六角レンチなど、ネジのアナの形に合わせた工具を使って、ネジを回せば取り外せます。

しかし、今回はそのネジ頭部分が折れている状態。
いかにして、棒だけ状態になったネジを回すかということです。

ここは、ある意味力技を使うしかありませんでした。
ペンチを使って、ネジ部分を挟み込み、そのままネジを回すという方法です。

最初は滑って、ネジは回りませんでしたが、強く握っているうちに、ネジの棒の部分に引っかかりができたらしく、何とか回り始めて、部品の取り外しに成功しました。
時間にして、10分ぐらいかかってしまいました。

取り外した部品と、本来の製品の比較です。
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左側が今回到着したパーツ、右側が壊れたパーツです。

壊れたパーツの拡大写真がこれ。
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ネジの頭と軸の部分が見事に折れてしまっています。

本来はこのネジの部分だけの交換部品があれば、それでOKなのですが、周辺の部分の部品とのセットで到着したので、今回は一式を交換することにします。

「トルクスレンチ」?「トルクレンチ」?

取り外し終わったパーツを、今度は新しい部品と交換します。

しかし、ここで1つの問題が発生。

パーツを送ってもらうために、確約書と注文書を送ったのが夜だったのですが、その翌日に、私が外出している際に自宅に電話がかかってきて、パーツの取り付けには特殊な工具であるトルクスレンチが必要ですが大丈夫ですかと妻が聞かれたらしいのです。

ここで、私は少し大きな勘違いをしていました。
「トルクスレンチ」と「トルクレンチ」の勘違いです。

私は、てっきり「トルクレンチ」が必要だと勘違いし、それなら六角レンチで代用できるのではないかと思っていました。
トルクレンチは、所定のトルクでねじを締め付けるための工具なので、別に締め付け量を手で調整すれば良いだけなので、そこまで厳密でなくても良いと考えたのです。
さすがは高い椅子を作っているだけはあって、ネジの締め付け量までこだわっているのかと、逆に驚いたぐらいです。

ところが、後からよくよく聞くと、今回の取り付けに必要となるのは「トルクスレンチ」の方。
すなわち、トルクス(アメリカのCamcar社が開発したねじの規格)という形状のネジの規格で、6つの角を持つ、星のような形のネジだったのです。

SK11 ヘックスローブレンチセット SLT07S

SK11 ヘックスローブレンチセット SLT07S

恥ずかしいことですが、まさか「トルクレンチ」と「トルクスレンチ」が別物だったとは、この年になるまで、知りませんでした。
無知とは恐ろしいものですね。新たに1つ学びました。

ただ、壊れたパーツで、ネジ頭の形状を確認していた時に、形状に関しては気付いてはいました。
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形状的には、Macbookのハードディスク交換で利用するものと同じだということが分かったので、その時のものを利用すれば良いかと、簡単に考えておりました。

しかし、今回実際に取り付ける段になってから、サイズが合わないことが判明。
Macbookのハードディスク交換の際に利用したサイズでは、小さすぎたのです。

ネジが緩い間は、Macbookのハードディスク交換の時に使ったもので、軽く締めて行くことはできるのですが、きつく締めるには無理があります。

さらに、パーツを受け取って作業を開始したのが、午後7時を回っていたので、今からホームセンターに行って工具を買うことも難しい。

さて、どうしたものか。
今晩は修理をあきらめるか?
何か違う工具で締めることはできないか?
と探して試したみたところ、家にあったマイナスドライバーが、ちょうど山の対角同士にはまって、回す事ができそうなことが判明。

ネジ山の負担を考えると、あまりおすすめできる方法ではないのですが、背に腹は代えられません。

何とかマイナスドライバーを使って、ネジを締めて、アームレストの取り付けを完了させました。

無事に上下への動作もでき、手動で締めるネジも動作していることが確認できたので、分解した時と反対に今度は背もたれ部分を六角レンチで付け直して、無事に修理が完了しました。

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途中、壊れたネジの取り外しに苦労したり、トルクスレンチの代わりになるものを探す時間を費やしてしまいましたが、作業時間にして、およそ30分程度で無事に交換が完了しました。

これでまた、アーロンチェアーを使い続けることができるので、うれしい限りです。

今回のことで学んだこと

今回の「アーロンチェアー」の故障から修理完了までの間に、いくつか学んだ事がありました。

まとめると、

  • 高い買い物をした時はかならず購入時に登録を行うこと
  • 無理なことも、丁寧にお願いすれば、聞いてもらえることもあること
  • 「トルクスレンチ」と「トルクレンチ」が違うものであること

こういうことが学べただけでも、今回の一件は価値があったような気がします。