先日購入して到着したTOTOの「ウォシュレット Kシリーズ」。
ken-s.hateblo.jp
本日ようやく作業時間が取れて、今使っているウォシュレットとの入れ替え作業を行いました。
せっかくなので、作業の過程などを簡単にまとめておこうかなぁということで、ブログ記事にしてみました。
先日の購入記事にて、わっとさん(id:watto)がブックマークで記事を紹介してくださったので、そちらを読んでみました。
watto.hatenablog.com
とりあえず、まずはマニュアルを読んで同梱品を確認するのが良いということが分かりましたので、その部分を念頭に置いて作業してみます。
あと、今回は便器やトイレなど、あまり見ていて嬉しいものではない写真が多数出てきますので、ウォシュレットの取付に興味がない方はスルーして頂く方が良いかと思います。
まずは購入した新しいウォシュレットを開封。
ウォシュレット本体の他に、取付台座やパイプ、分岐金具などが入っておりました。
これまでに使っていた温水便座は TOTO製の「ウォシュレット EII」、今回購入したのも、同じくTOTO製で「ウォシュレット Kシリーズ」というモデルです。
これまでのパーツや金具が流用できれば、作業時間を短縮できると思って、同じメーカー製のものを選んでみましたが、実際にはパーツ類は一切流用できず。
さすがに10年以上前の製品と、新しい製品では同じパーツは使われていないということのようです。
結局は全てのパーツを一度取り外し、新しいパーツと入れ替えるという作業となりました。
他のメーカー製のものがどうかは分かりませんが、温水便座の取り替えの際に、パーツや金具の流用ができると思って同一メーカーを買うということは、TOTOに関してはあまり意味がないことなのかもしれません。
さて、そういう訳ですので、取扱説明書とにらめっこしながら、作業開始です。
まずは現在ついているウォシュレットの取り外しから行います。
作業中は水を止めないとできないので、まずはドライバーを使って止水栓を閉めます。
コンセント、アースを外します。
次に、ウォシュレット内の水を抜くために、水抜きプラグのフタを外します。
この時バケツを水抜きプラグの下に置いておかないと、水浸しになりますので要注意です。
「ウォシュレット EII」の場合は、水抜きプラグは着座時右側にあるコントローラーの底面ぐらいにありました。
水漏れもこの辺から発生しているようだったのですが、調べてみた限りでは、プラグのパッキンの劣化で漏れているというわけではありませんでした。
次にウォシュレット本体のホースを抜きます。
我が家のホースは給水カプラタイプの給水ホースで、外し方は白い凸部と、下のグレーの凹部をの位置を合わせた後、押し上げて抜くという感じです。
これで、ウォシュレット本体はトイレから持ち出せる状態になるので、本体を取り除きます。
次に、現在便座に取付けられている旧ウォシュレットのベースプレートを外します。
これはドライバー一本で取り外すことができました。
ベースプレートが外れたら、残っているゴムプッシュ(ネジ受け)を抜きます。
私はそのまま引っ張り出すことができましたが、抜けない場合は上から押し込む方が良いと説明書には書かれておりました。
ウォシュレットが完全に取り除かれた状態の便器です。
新旧のベースプレートの違いです。
ゴムプッシュの形も少し変わっているようですね。
続いて、分岐金具の交換です。
まずは、元の分岐金具を取り外します。
これはモンキーレンチ1本あれば、対応できます。
[asin:B00FJ00HWW:detail]
ウォシュレット本体にも、簡易スパナが付いておりましたので、それを使っても良いかもしれません。
我が家の場合は上と下のナットを緩めて、取り外しました。
次に新しい分岐金具を取付けます。
この時、それぞれの口の部分に、付属のパッキンを取付けておく必要があります。
無事に、新しい分岐金具の取付が完了しました。
次に、新しいベースプレートの取付です。
このベースプレートの取付に位置調整のための型紙を取付けるのですが、この型紙の付け方で、少し悩みました。
説明書に書かれているベースプレートと型紙のイラストでは、どうやって使うのかが分かりませんでした。
説明書のイラストを見ると、型紙をはさんで、ベースプレートが2つのパーツに分かれているように見えます。
ところが、同梱されているベースプレートは1つ。
説明書と実際の商品に相違があるのではないかなぁと思ってしまいました。
で、いろいろと悩んだ末、ようやくベースプレートの上に型紙を乗せるような感じで利用するということが分かりました。
正直に言うと、今回の作業で、一番悩んだのはこの部分だったりします。
で、その型紙を乗せたベースプレートを、そのまま便器の穴に差し込みます。
ベースプレートを取り外した時は、ネジを外しましたが、取付の際には、ネジを少し緩めてベースプレートとの位置を調整するだけのようです。
いちいちネジを全部外す必要はなく、そのままの状態で便器の穴に押し込みます。
その後、ベースプレートの位置を台紙手前の黒線が便器の穴よりも前に来ていることを確認して、ネジを締めます。
無事にベースプレートの取付が完了しました。
そして、本体をベースプレートに設置し、給水ホースを分岐金具に取付、アースとコンセントを差し込めば設置作業は完了。
あとは、止水栓を開けば、終わりと思ったら・・・止水栓を開いた瞬間に、分岐金具から水が勢い良く吹き出して来たので、慌てて止水栓を締めました。
古い分岐金具を取り外す時、思いのほかナットの締め具合が弱く、簡単にナットが回ったので、新しい分岐金具の取付についても、ナットの締め具合を少し緩めていたのですが、これが失敗でした。
あらためて分岐金具のナットをきっちりとしめて、再度止水栓を開いてみたところ・・・水漏れもなく、無事に水が流れることを確認できました。
これが新しくなった温水便座です。
フタの部分の輝きが古いものとは違う感じですね。
で、実際に取付けた後気付いたのですが、ウォシュレットの方がトイレの便器よりも白い感じ。
もしかして、便器も経年で色が劣化したのかなぁと思ったら、何とトイレタンクの横についているシールを見ると「パステルアイボリー」との表示。
今回わざわざ白を取り寄せたのですが、我が家のトイレはどうやら白ではなく、アイボリーの方が合っていたようでした。
[asin:B00W6Q1064:detail]
温水便座を購入する際には、自分の家のトイレのカラーを確認してから、買う事をオススメします。