おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

2020年東京五輪に向けてサマータイムの導入を検討しているそうですが・・・

本日見かけたニュース記事で、酷暑対策でサマータイムを導入することの検討が政府・与党で始まったらしいです。
www.sankei.com

記事によると、平成31年(2019年)・32年(2020年)限定でサマータイムを導入することを検討しているのだとか。

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※上記は本記事とは全く関係ありませんが・・・

夏の時間を2時間繰り上げる形での導入を検討しているそうです。

実現すれば、東京五輪で予定されているマラソンの開催時刻の7時は、現在の5時頃となるので、暑くなる前に競技を終了できるのかもしれません。


ただ、東京オリンピックのためだけに、一時的に国民全体の生活リズムを変えるというのは果たしてどうなのかなぁと。

さらに言うと、スマートフォンやPCの時刻設定は、今ではほとんどがインターネットから取得してくる方式だと思うのですが、その時間を取得するための大元のサーバーについても、2年間の時限措置を組込む必要が出てくるとなると、果たしてそれを管理している団体や企業が、たかが2年の暫定措置のために、わざわざ対応してくれるかどうか・・・

万一、そこが対応してくれないということになれば、インターネットから取得した時間を元に動いている様々なシステムが、果たしてその部分の協力無しでまともに動いてくれるのかというようなことをちゃんと考えているのかなぁと。

対応してくれたとしても、果たして全てのコンピュータで管理されたシステムが、問題なく動作するかどうかも分かりません。

「時間をずらす」ということが、どれだけ大きな影響を与えるのかをちゃんと考えた上で、暫定処置を検討しているかはなはだ疑問です。



さらには、現在は腕時計を持たずにスマートフォンで時間を知る人がかなり多いと聞いているので、いくら政府がサマータイムで現在は5時ですと言っても、大半の人のスマートフォンに表示される時刻がサマータイムに対応していないとなれば、実生活にも影響が出てくるのではないかなぁと。

2020年の東京五輪は確かに大きなイベントではあります。

しかし、開催地が限定されている局地的なイベントでもあるわけです。
その局地的なイベントのために、日本全国どころか、株式市場などものによっては世界全体に影響が出るような対応をするというのは、正直に言うと、愚策以外の何物でもないと思うのですが、その辺をしっかりと考えて発案しているのかなぁということを感じてしまいます。

ただ、昨今の酷暑は確かに厳しいものがあり、今後の地球温暖化を見越してサマータイムを採用することで、それらが少しでも緩和され、生活しやすくなるということであればそれはそれでアリだとは思います。

もし実施するのであれば、しっかりと影響や効果を検討した上で、2年間限定とするのではなく、今後ずっとそれを導入するような方向での検討をお願いしたいところです。
ただ、導入されると、毎年2回は時計を調整する必要があるので、面倒臭さは発生してきますが・・・

今回の東京五輪限定での対応ということであれば、国民生活に大きく影響するサマータイムを採用するよりも、実際の開催時刻をずらして、周辺企業や交通会社に営業時間をずらしてもらうように協力をお願いする方が、影響は少ないと思います。

ラソンのスタート時刻をはじめ、各種競技を夜に行うようにするだけでも、暑さはかなりマシになると思います。
何故、競技時間を夜にずらすような対応を検討せずに、いきなり国民生活にも影響が大きく出てくるようなサマータイムのような大掛かりな方針を導入しようとしているのか、意味がよくわからないところです。

オリンピック史上初の、夜間開催の東京五輪というのも、歴史に残るので良いのではないかなぁと個人的には思っております。