おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

「HUAWEI P20 Pro」が気になるものの・・・

私が現在使っているスマートフォンは、SONYの「Xperia XZ Premium」という端末。

auガラケー回線から、NTTドコモの回線へとMNPして入手した端末で、現在も格安SIMに乗り換えずに NTTドコモの回線で利用しております。
使っていて、この端末にはほとんど不満はなく、ストレスなく利用できております。

なので、当分は買い替えるつもりもないのですが、キャリアから新しい機種が登場すると、どうしても気になってしまいます。

各キャリアから今年の夏モデルが一通り発表されたので、とりあえずラインナップと特徴だけでも確認してみたところ、個人的に気になる機種が。

それは、現在使っているSONYXperiaの後継機である「Xperia XZ2 Premium 」・・・と言いたいところですが、今回発表された「Xperia XZ2」シリーズは以前も記事にした通り、個人的にはデザイン的に好きになれないので興味が持てず。
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※上記リンク先はグローバルモデルです。

私が今回の夏モデルで一番興味を持ったのは、NTTドコモから出る「HUAWEI P20 Pro」という機種です。

※上記リンク先はグローバルモデルです。

2018年6月15日に発売する事が本日発表されました。

以前から HUAWEI の端末は結構気になっていて、何度か買おうかと悩んだ事もありました。
ken-s.hateblo.jp

そのカメラ周りを、老舗のカメラメーカーである LEICA が協力して作られているという点が非常に気になって、LEICA との協力第一弾の「HUAWEI P9」はわざわざ店頭にある実機のカメラをテストしたほど。

残念ながらその時のテストでは、撮った写真でボケている部分とピンが来ている部分の境目部分に不自然さを感じて、購入には至りませんでした。
まぁ、ソフトで写真を加工して背景のボケを作っている以上、仕方が無いことだとは思います。

その後、後継機の「HUAWEI P10」が出た時にも気になって購入を検討していたのですが・・・

普段使用する際に、個人的にはおサイフケータイ機能は外せないので、購入には至りませんでした。
ken-s.hateblo.jp

ところが今回は NTTドコモから発売されるということで、前回は見送った最大の理由「おサイフケータイ機能」が搭載されました。

しかも、LEICA ブランドのままで、4000万画素(カラー)+2000万画素(モノクロ)+800万画素(ズーム)という、トリプルカメラとなって進化しております。
レンズのF値も、カラー(F1.8)+モノクロ(F1.6)+ズーム(F2.4)といい感じです。
さらに、メインのカラーで使われるセンサーは、1/1.7インチのセンサーで、カメラ部分がかなり進化している様子。

一般的なコンデジに使われているセンサーが 1/2.3インチに対して、「HUAWEI P20 Pro」はスマートフォンなのにそれよりも大型のセンサーを使っているというのは、なかなかすごいなぁと。

個人的には、「Xperia XZ Premium」を購入理由の一つにあった、960fpsのスーパースローモーション撮影も「HUAWEI P20 Pro」には搭載されております。
さらには AIによる6軸手ぶれ補正機能や、あとからフォーカス位置を変える「ワイドアパーチャー」機能まで搭載されているとなれば、その辺のコンデジと比べても、機能としては遜色がないというか、むしろ上回っているようにも思えてしまいます。

1倍・3倍・5倍の切替式ではありますが、ズーム機能もついています。
最高感度ISO102400というのは、暗いところにもかなり強そうです。

個人的には、一応コンデジも普段から持ち歩いてはいるのですが、撮影してからの使い勝手の良さから、スマートフォンのカメラを使うことが結構多く、このブログにアップしている写真も、スマートフォンで撮ったものが結構あります。

なので、カメラ機能の性能は、スマートフォンを選択するにあたって、個人的にはかなり大きなウェイトを占めており、その観点からすれば、この「HUAWEI P20 Pro」を買わない理由はほとんどない状態です。

発売されたら買おうと思っていたのですが・・・

さらに調べると、また悩ましいポイントがいくつか。
というか、そのうちの一つは、せっかくのカメラ機能の素晴らしさの足を引っ張るというか、「画竜点睛を欠く」とはこの事かというほどのもの。



小さな悩ましいポイントとしては、イヤホンジャックがついていないという点。
個人的に普段はあまり使わないイヤホンジャックですが、ないとちょっと困ることもあるかなぁという危惧はあります。

さらには、画面解像度が今使っている「Xperia XZ Premium」が 2160×3840 に対して、「HUAWEI P20 Pro」が1080×2240と低下してしまう点。
解像度が高い画面を見た後に低い画面を見ると、どうしても見劣りしてしまうので・・・

一辺の解像度が半分になることで、果たして見た目の印象がどれぐらい変わるのかはちょっと気になります。
性能の高いカメラで撮影した写真である以上、スマートフォンで確認する時もその写真をきれいな画面で確認したいと思ってしまいます。

しかし、それらはある意味些細なポイント。

個人的に最大のネックだと思っているのが、microSDカードに対応していないという点です。
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本体のメモリー(RAM)は6GB、ストレージ(ROM) は128GBとかなり高スペックなのですが、microSDカードには対応しておりません。

現在使っている「Xperia XZ Premium」は、メモリー(RAM)が4GB、ストレージ(ROM) 64GBしかありませんが、microSDカードに対応しているので、最大で+256GBまで増やすことができます。

せっかくすごいカメラ機能が付いているのに、撮影できる枚数が内部ストレージの容量の128GBまでしか撮れないというのは、かなり厳しいかなぁと。
カメラが良いと、きっと撮影する頻度も今よりも上がると思うので、撮影した写真を保存しておくストレージが増やせないとなると、かなり大きなデメリットではないかなぁと。

ある程度撮影した後、外付けのHDDやクラウドサーバーに写真を保存しておくというのが使い方にすることになるのかなぁとは思いますが、いざという時にmicroSDを交換してすぐに撮影を続ける事ができるかどうかは、結構大きな要素では無いかなぁと。

おそらく、ライバルとして想定しているのは、 AppleiPhone シリーズだと思います。

向こうが イヤフォンジャックを無くして、microSDへも対応していないという点から、それらに準拠して仕様を決めてしまったのではないかなぁと。

ただし、iPhone のカメラは 1200万画素、さらにはモデル的にも 64GBと256GBがラインナップされています。

そして、カメラの性能も「HUAWEI P20 Pro」が4000万画素に対して、iPhoneは1200万画素で、それぞれのカメラの最高画質の写真の容量がかなり違います。
となると、全ての写真を最高画質で撮影した場合、もしかしたら、端末で撮影できる写真の枚数は、ストレージ容量が128GBの「HUAWEI P20 Pro」よりも、ストレージ容量が64GBの iPhone の方が多いかもしれません。

実際には、ストレージ内には写真だけではなく、インストールしているアプリなども影響してくるので、何とも言えないところではありますが・・・

個人的には、microSDに対応していないという点が、この端末を買うかどうかを検討する上で、唯一にして最大のマイナス要素だと思っております。

果たしてその点を目をつぶってまで購入するべきか、それとも次のモデルに期待するべきか・・・
発売されてから実機を見て、最終的な判断をすることになるのかなぁと。