現在も毎日移動の際には起動して楽しんでいるスマートフォン用アプリ「Pokemon GO」。
先日、レベルが20を超えました。
移動距離についても、アプリをダウンロードしてプレイ開始から100kmを超えました。
その「Pokemon GO」で、最近アプリのアップデートファイルが公開されました。
アプリのアップデート内容を見ると、地図表示の不具合が直ったりしているのですが、いろいろな機能がいくつか外されたそうです。
例えば、近くにいるポケモン表示で、ポケモンを選択して、そのポケモンがいる方向を向くと右下の四角枠が点滅(フレームが拡大アニメーション)表示されていたのですが、その機能がなくなったそうです。
ポケモンとの距離によって変化する予定だった足跡表示が、機能として削除されたそうです。
※この機能については、元々不具合で距離による変化はしておりませんでしたが・・・
さらには、省電力モードも復帰できない場合があるという不具合が有ったのですが、バージョンアップで機能が削除されております。
臭いものにはフタをするというか、直せない不具合は機能を無くしてしまえというスタンスなのか、その辺の企業姿勢としてどうなのかなぁと思ったりもしますが・・・
私の妻と息子は、すでにアップデートしていたのですが、それらの機能がなくなったことで、不便だと言っておりました。
個人的には、ポケモンのおおよその方向が分からなくなるのは不便なので、地図表示の不具合ぐらいは別に直らなくても良いと思って、アップデートは見合わせておりました。
ところが、今朝アプリを立ち上げてみたら、起動画面でアップデートさせられる表示が出て、その先のゲームに入ることができなくなってしまいました。
強制的にアップデートをさせられることになってしまいました。
まぁ、それも企業の方針ということであれば、仕方が無いかなぁということで、アプリの中に表示された更新用のボタンをタップしました。
すると、App Store アプリが起動して、「Pokemon GO」の更新ページへジャンプするかと思ったら・・・
なぜかApple の「Test Flight」というアプリの更新ページへジャンプしました。
あれ? 何か違うボタンを間違って押したかなぁと思って、再度「Pokemon GO」を起動。
すると、再びアプリの更新を促す画面が表示されるので、更新ボタンをタップすると・・・
やはり、「Test Flight」が起動します。
「Pokemon GO」をアップデートする前に、「Test Flight」をアップデートしないと行けないのかと思って、とりあえず、ダウンロードしてみます。
ダウンロードが完了した時点で、再び「Pokemon GO」を起動しても・・・
やはり更新ボタンが表示されたまま。
この更新ボタンを押すと・・・「Test Flight」が起動してしまいました。
Appleの「Test Flight」というアプリは、本来はアプリの開発途中で、βテストなどの際に利用されるアプリです。
せっかくなので動画も録ってみたりしました・・・
youtu.be
どうやら、「Pokemon GO」の最初のバージョンは、更新のリンクの際に、開発環境そのままのリンクが残ってしまい、リリースされてしまったのかなぁと。
一瞬「Test Flight」を利用すれば、もしかして「Pokemon GO」の中身にアクセスできるのでは・・・とも思いましたが、開発用のアカウントと違うので、多分アクセスできないだろうということで、試しませんでした。
とりあえず「Pokemon GO」のアプリの更新画面からはバージョンアップできないようなので、仕方なく App Store アプリを起動して、そこから最新のバージョンをダウンロードすることに。
ダウンロードしてから、アプリを再起動してみたら、ようやくアプリをプレイできるようになりました。
まさか「Pokemon GO」のような大きなタイトルで、開発環境で使用されていたリンクが残っているとは・・・ちょっとびっくりしました。
この現象はあくまで iPhone版のみで発生しており、Android版では多分発生しないのかなぁと思っております。
今回アップデートしたバージョンで、おそらく「Test Flight」へリンクするというようなミスはなくなっているとは思いますが、次もまた強制アップデートがくるまでアップデートせずに、テストしてみようかなぁと意地悪なことを思っていたりします。
そして、新しいバージョンの「Pokemon GO」を今日少しプレイしてみましたが・・・正直に言うと、何だかバージョンダウンしたような気がします。
アップデート前に思っていた通り、モンスターのおおよその方向が分からなくなったのは、かなり厳しい感じ。
さらには、モンスターボールのアニメーションにも不具合というか、演出省略というか・・・
これまでのバージョンでは、モンスターボールを投げてポケモンに当たった後、モンスターボールが3回揺れるアニメーションがありました。
そのアニメーションは揺れが徐々に小さくなって、最後まで行けばモンスターがゲットできるという演出です。
アニメーションが途中で途切れると、モンスターのゲット失敗。
この演出があるおかげで、モンスターがゲットできるかできないかのハラハラ感が演出されておりました。
ところが今回のアップデートで、この演出アニメーションが不安定になりました。
アニメーションなしでモンスターボールがその場に固定されたまま時間が経過して、しばらくしてから突然モンスターのゲット失敗と表示されたり、投げてボールがモンスターに当たって、アニメーションする前に、いきなりゲットできたりと、かなりアニメーションの再生にムラがある感じ。
さらには、ボールを投げた後、かなりの時間が経過しないと、次のボールが投げれなくなるような状況になったりすることも。
これは、アップデートする前の方が良かったような気がします。
こんな中途半端なアップデートを、強制的にさせるというのは、ちょっとどうだろうなぁと疑問に思ってしまいます。
アップデートが入ったおかげで、課金したユーザーが返金騒動を起こしているという情報を聞いたりしておりましたが、大げさだなぁと甘く見ておりました。
ところが実際にプレイしてみたら、何となく納得できるような気がするぐらい、アプリの出来としては、以前よりも悪化しているように思えてしまうアップデートでした。
できればこの辺の不具合をちゃんと修正したバージョンを、早々にリリースしてほしいなぁと。
でないと、せっかくブームを作りつつあるこの状況が、一気に冷めてしまうことになりかねないのではないかと思います。