毎年年末になると、必ず買う物として、翌年に使う手帳というか、スケジュール帳があります。
数年前までは、毎年もう少し早い時期・・・翌年分の手帳が出始める11月頃に購入しておりました。
しかし、一昨年のクリスマスに、我が家というか、私と妻の元に気まぐれなサンタがやってきて、翌年の手帳を届けてくれました。
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そのおかげで、すでに買っていた手帳が無駄になってしまい、それ以降はクリスマスが過ぎるまでは手帳が買えなくなってしまいました。
ただ、去年も今年も、気まぐれなサンタはやってこなかったので、自分で手帳を買わないといけなくなっております。
一昨年にもらった手帳は、100円均一ショップのものだったのですが、1年間使ってみて案外使いやすく、それまでに文具屋などで1000円近く出して購入して使っていたスケジュール帳でなくとも問題ないということを認識させてくれました。
個人的には、それまではバーティカルタイプのスケジュール帳を主に使っておりました。
時間単位で線を引いて区切ることができて、予定を記入する時にその区切ったブロックの中に文字を横書きしやすいという理由です。
しかし、一昨年もらった手帳は見開きの左側がスケジュール欄で右側にはメモ欄があるもの。
一応スケジュール欄には時間表示がありますが、ブロックで区切ると予定を縦書きしないといけません。
さらに右側のメモ欄も余分な気がしておりました。
ところが、実際に昨年1年使ってみて、使い方を少し考えれば、これも悪くはないかもという感じに。
個人的には、スケジュール帳は予定を書き込むこともあるのですが、どちらかというと、行動記録をするためという側面の方が強かったりします。
後からこの日に何をしていたのかというのを調べたり、あることをやったのがいつだったかを調べるために使うことが多いです。
で、時間単位でおおよその行動記録を左側のスケジュール欄に記入すると同時に、その行動に関する補足情報を右側のメモ欄に記載することで、後から見返すときに見やすいことが分かりました。
バーティカルタイプのものだと、短い時間でも横方向の長さはあるので、行動記録は書きやすいのですが、補足などを記入するためのメモ欄が少ないものが多く、書きたいことを他のメモ帳などで補足する必要がありました。
そういうこともあって、結局は使い勝手が悪くないので、去年もそれと同じ物を100円均一ショップで購入し、今年も使っておりました。
で、今年も来年用にそれを買おうと思って、いつも行っている100円均一ショップへ探しに行ってみたのですが、同じ物が見つからず。
おそらくすでに売り切れているのかと考えて、自宅から向かえる同じ系列の100円均一ショップを回ってみたのですが、どのお店にもありませんでした。
一応現在使っている黒くて固い表紙の「モレスキン」もどきのスケジュール帳に似た形状で色違いのもの・・・白い表紙で、表紙が固くて、中にスケジュール欄があり、時間軸も入っているというスケジュール帳はありました。
しかし、それは見開きの両ページともスケジュール欄となっており、メモ欄がないものでした。
現在使い勝手が良いと感じているメモ欄がないとなると、形状は似ていても買う事ができません。
もしかしたら、今期はモデルチェンジして、今使っているタイプのものは売り出されていないのか、売り切れてしまい、今からでは入手できない状態なのかもしれません。
さすがに、そろそろ来年の予定も入ってきている状態で、スケジュール帳がないというのはまずいということで、同じものを探すのはあきらめて、使い勝手が似ているものを探してみることにしました。
残念ながら100円均一ショップでは同じタイプのものは見つかりませんでした。
仕方なく、近くの文具屋や書店を回って代わりのスケジュール帳を探してみることに。
左側がスケジュール欄で時間表示があって、右側がメモ欄になっているのが最低条件として、探してみました。
ダイゴーや高橋書店といった、老舗の手帳メーカーのものが選択肢として上がりました。
しかし、最終的には使い勝手が今のものに近い MdN社のスケジュール帳を購入しました。
メモ帳欄に方眼線が入っていたのが最大の選択理由だったりします。
買って帰ってから現在のスケジュール帳と比較してみました。
左側の表紙が黒いスケジュール帳が現在使っている100円均一のもので、右側の茶色い表紙が新しく買ったスケジュール帳です。
見開きで左側にスケジュール欄、右側にメモ欄があるというのは共通です。
上が現在のスケジュール帳で下が新しいスケジュール帳です。(以下の写真も同様です)
メモ欄は方眼線が入っているのもほぼ同じです。
しかし、スケジュール欄の時間表時は現在は7時から24時までですが、
新しいものは8時から22時までです。
毎週一度の早朝からの大坂城探鳥を記入することや、夜に仕事をしていたりすることを考えると、現在のスケジュール帳の方が使いやすいように思えます。
スケジュール以外のカレンダーページなども、ほとんど同じ物が含まれておりました。
新しいスケジュール帳は、1000円ほどしたのですが、こうして比べてみると、100円均一のスケジュール帳も良くできていることが分かりますね。
スケジュール帳の価格が10倍になったので、仕事も10倍頑張らないといけないかなぁと思ってしまいますが・・・
これで、とりあえず来年もほぼ同じ使い勝手のスケジュール帳を使うことができます。
さっそく、普段スケジュール帳をセットしている手帳カバーに入れてみることに。
私は普段、スケジュール帳とメモ帳を自作の革製の手帳カバーに入れて使っております。
なので、その手帳カバーに入れる時には、新しく購入したスケジュール帳についているナイロンカバーは外して使うことを想定しておりました。
ところが、いざスケジュール帳をから表紙のナイロンカバーを外してみてびっくり。
表紙と思っていた茶色の紙は、実際には表紙ではなく、手帳本体と分離することが判明。
そして、分離した手帳はというと、背表紙部分が製本された紙がむき出しになってのり付け部分が露出している状態。
これではナイロンカバーなしでは危なくて使えなさそうです。
幸い、ナイロンカバーを付けた状態でも革の手帳カバーに差し込むことができたので、事なきを得たのですが、正直これはちょっとスケジュール帳としては作りが雑すぎるのではないかなぁと思ってしまいました。
1000円もする割には、作りがかなりチープな状態というのは、正直いかがなものかと。
作りに関しては、モレスキンもどきの100円均一のスケジュール帳の方がしっかりしています。
今年使ってみて、使いやすかったとしても、この作りでは来年も同じ物を買いたいとはちょっと思えないかなぁと。
買っては見た物の、現時点での満足度はイマイチという気がしております。