先日よりプレイしていたPS4「WATCH DOGS2(ウォッチドッグス2)」。
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本日、メインストーリーを全てクリアーし、エンディング&スタッフロールを見る事ができました。
オープンワールドゲームなので、サブクエストはまだクリアーしていないものもいくつか残っておりますが、とりあえずの一区切りとなりました。
ということで、プレイした感想などをまとめておこうかなぁと。
オープンワールドのサンフランシスコ
オープンワールドのフィールドは、アメリカのサンフランシスコがモチーフとなっております。
フィールド内には様々なお店や施設が存在しており、多くのNPCも町中で行き来しております。
お店では服や車を購入することもでき、NPCに対してはハッキングでお金を送金させたり、会話を盗聴したり、ポッドネット(スキルの使用に必要)を奪ったりすることができます。
道路には車やバイクも止まっており、ハッキングすることでそれらを拝借し、自由に乗り回すことも可能です。
但し、近くに持ち主がいた場合は、警察に通報され、一時的にお尋ね者扱いされたりもします。
町中ではバスや車も行き来しており、それらにアクセス(ハイジャック)することも可能です。
町の中の建物は、立体構造になっており、屋根の上に上ったり、ビルの屋上へ行ったりすることもできます。
但し、高所から落下した場合は、即死亡してしまうので、注意が必要です。
マップの中には、ギャングの縄張りや、警察の管轄エリアなどがあり、それらについては、基本的には侵入禁止エリアとなっております。
侵入禁止エリアはマップで見ると赤色で塗られており、そこに足を踏み入れると、敵に見つかった瞬間に攻撃をされてしまいます。
しかも、侵入禁止エリアから出ても、しばらくの間はその勢力から追われ続けることになるので、ひたすら逃げて隠れてほとぼりが冷めるのを待たないといけなくなります。
マップ画面から、遠い場所へもファストトラベルで一気に移動することもできます。
ファストトラベルで移動できるのは、お店や施設などです。
但し、警察やギャングに追跡されている場合は、ファストトラベルが出来ませんので、悪事を働いた後、すぐにファストトラベルでそこから逃げるということはできません。
フィールド上には色んなアイテムが配置されており、それらを見つけてゲットするという楽しみ方もできます。
マルチプレイのミッションが出現したり、突然ギャング同士の争いが始まったりすることもあります。
ただし、ミッションが自動生成されることはなく、ミッション自体はあらかじめ用意されたもののみのようです。
それでもかなり良くできたフィールドなので、フィールドを何となく移動しているだけでも、結構楽しめたりしました。
ハッキングという要素
このゲームではプレイヤーはハッカーであり、町中のあらゆる物をハッキングすることができます。
この「ハッキング」という要素が、ファンタジーをテーマにした世界での「魔法」に近い位置付けとなっており、ゲームの楽しみに幅を持たせてくれております。
一番良く利用するのは、監視カメラをハッキングして、遠くの敵や使える設備といったものの状況を把握すること。
カメラで見える範囲の物に対しては、さらにアクションを取ることができるので、カメラからさらに遠くのカメラへハッキング対象を切り替えることで、かなり多くの情報をあらかじめ入手することができます。
監視カメラで捉えた敵については、マーキングされて、障害物が邪魔をしている状態でも、その敵の行動を把握することができるようになります。
また、見えている範囲に他のハッキング可能な対象があれば、その対象に対してアクションを取ることもできます。
配電盤や扉、車やクレーンなどをハッキングし、意のままに操ることができます。
配電盤をショートさせて周囲の人を感電(一時的に行動不能)させたり、車でひき殺したりということが可能です。
1対1の場合でも、敵はスマートフォンとインカムを装着しているので、インカムに大きなノイズを発生させて、一時的に行動できない状態にしたり、電話をかけてそちらに注意をそらしたりということもできます。
ゲームを進めて、さらに強力なスキルを入手すれば、警察のヘリコプターを撤退させたり、多くの車を暴走させたり、特定の人物の情報を書き換えて、警察に指名手配させたりギャングに襲わせたりということもできるようになります。
現代をテーマにしたFPSに、「ハッキング」という魔法のような要素を加えることで、より奥行きのある世界観を実現しているので、かなり楽しめました。
ミッション達成へのアプローチ方法は自由
ゲーム中にはメインストーリーを追うためのミッションや、サイドミッションなど、様々なミッションが発生します。
多くのミッションが、敵の拠点(侵入禁止エリア)に入って、何かをするというものです。
当然、敵の拠点には多くの敵兵がいて、見つかれば戦闘になります。
FPSやTPSが得意な人であれば、特に無策で突入しても、クリアーできたりするのかもしれませんが、シューティングが苦手な私にとっては、そんなクリアー方法はほぼ不可能。
最終的には、敵の拠点の奥にある目的をクリアすれば良いので、途中で登場する敵兵をいちいち相手していく必要はありません。
拠点の中には多くの監視カメラが存在しているので、そのカメラをハッキングすれば、遠くに居ながらにして拠点の状況を把握できます。
そして、その拠点に用意された配電盤や車を使って、敵の勢力をそいで行くことが可能です。
すなわち、シューティングが苦手な私のようなプレイヤーでも、あらかじめ拠点に潜入する前に、下準備を進めることができるというわけです。
また、スキルの中には、ドローンに爆弾を搭載して、それを落下&爆発させることができるものもあり、それを使えばプレイヤー自身は全く危険を犯す事なく、敵を排除することができたりします。
当然、ドローンが敵に視認されれば、破壊されてしまいますが、一定時間が経過すれば、再度ドローンを使用できるようになるので、かなり強力な攻略アイテムとなっております。
ミッションを達成するためのアプローチ方法が色々と用意されているので、シューティングが苦手な人でも、ハッキングなどを駆使すれば、十分に楽しむことができるゲームになっております。
いつの間にか始まるマルチプレイ
フィールドを移動していると、突然近くでマルチプレイでのイベントが開始されたりします。
イベントが開始されますが、それに参加するかどうかはプレイヤーの判断次第。
ターゲットとなる他プレイヤーがフィールド上に登場し、その位置がマップや画面内に表示されるので、それに対してアクションを起こすかどうかだけです。
マルチプレイのイベントをプレイしたければ、他プレイヤーにハッキングしたり、攻撃して無力化したりといったイベントの目的に応じたアクションを取るだけです。
プレイしたくなければ、無視しておけばそのうちイベントは終了します。
一緒にプレイする人を見つけて、手順を踏んでからようやくマルチプレイが開始されるタイプのものよりも、勝手に開始して、参加するかしないかはプレイヤーの自由というゆるいマルチプレイの方が個人的には好きです。
豊富なコレクション要素
ゲーム中に様々なコレクション要素が用意されております。
プレイヤーが同時に持てる武器は2つまでですが、集める(作れる)武器はかなり多く用意されております。
私自身はシューティングが苦手なので、武器に関してはあまり作りませんでしたが、ショットガンやサブマシンガン、アサルトライフルやスナイパーライフルなど、色んな種類の武器が用意されておりました。
プレイヤーが着替えることができる服や靴、帽子に鞄なども色んなブランドが存在しているので、着せ替えも楽しめます。
また、お店で購入する以外に、フィールド上に服が落ちていたり、ミッションを達成することで入手できるものもあります。
さらには、乗り物(車とバイク)も多数用意されており、購入すればいつでも呼び出すことができます。
スポーツカーやSUV、エコカーのようなものまで、種類は豊富です。
乗り物の場合は、購入しなくても町中に止めてあるものをそのまま無断で拝借して乗り回すこともできます。
フィールド上には多数の観光スポットもあり、それらのスポットでゲーム内のスマートフォンアプリ「Scout X」で写真を撮り、ゲーム内のネット上にアップすることで、フォロワー数(ゲーム中ではフォロワーが経験値と同じ扱い)を増やすことができたりします。
街中で聞いた音楽についても、集めることが可能です。
また、車や武器などは、カラーリングを変更できるのですが、そのカラーリングを変更するためのアイテムも入手することで変更できるようになります。
その他に「リサーチポイント」と呼ばれるスキルを獲得するためのアイテムや、お金などもフィールド上に落ちているため、フィールドを移動しながらそれらを回収する楽しみもあります。
ゲームの状況では、ファストトラベルで一気に移動する方が良い場合もありますが、のんびりと車でフィールドを移動しながら、そういった落とし物を探す移動も楽しめます。
「WATCH DOGS2」は個人的にはおすすめ
個人的には、かなりおすすめのゲームですが、強いて難点を上げてみます。
敵の追跡が執拗(特に警察)で、逃げるのがかなり手間で、結構途中で倒れたりしました。
後、敵から攻撃を受けて、見た目のゲージなどがないので、どれぐらいで倒れるのかが分かり難いです。
自動で生成されるミッションがないので、ミッションの総数はそれほど多くなかったりします。
マルチプレイ用のミッションに参加できたり、突発的に発生するので、それを補っております。
武器の威力がイマイチ弱いのか、私が狙うのが下手なのか、武器を使って敵を倒すのが厳しかったりします。
結果、一撃で倒すことができる近接攻撃主体の戦闘になってしまったりします。
とは言いつつも、ゲーム全体で見てもそれほど大きな難点ではなく、ゲームとしては十分に面白いです。
敵に発見されると、大量の敵を相手に戦う必要が発生するので、できるだけバレないように、なおかつ1人ずつ処理して行くようなプレイが必要ですが、緊張感を持ってプレイしていたのが、ドローンでの空爆ができるようになると、それまでのゲームとは大きくプレイ感覚が変わって、大胆なゲームプレイができるのも結構楽しめました。
プレイステーションストアであれば、定期的に割引販売されることもあるようですので、まだプレイしたことがない方は、是非折りをみて一度はプレイされることをおすすめします。
ちなみに、続編となる「WATCH DOGS LEGION(ウォッチ ドッグス レギオン)」も発売されるようですので、個人的にはそちらも楽しみだったりします。