おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

PS4「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」をクリアしました

先日からプレイ&プレイ実況をしていたPS4アクションRPG「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」。
ken-s.hateblo.jp

昨日、3周目のプレイをクリアし、一通りメインストーリーのエンディングを見ることができました。

このゲームは1度エンディングを迎えた後、ゲームを周回することで1周目ではわからなかったストーリーの細部が徐々に明らかになっていくような作りとなっており、クリアした後もプレイして、何度かエンディングを迎えることでようやく全容が把握できるというようなゲームでした。

操作においても、比較的容易な操作で派手で爽快感のあるアクションをしてくれるので、普通に操作しているだけでも楽しめました。

とりあえず、3周目のエンディングを終えたところまでプレイしたので、いつものように個人的な感想や概要を軽くまとめておきます。

実況プレイについても、3周目のエンディングまでを公開しております。
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徐々にわかっていくストーリー展開

このゲームは1度エンディングへ到達しただけでは全てのストーリーを見たことにはならず、その後継続して周回することでさらにストーリーを掘り下げて体験することができる作りになっております。

1周目では「2B」という女性型のアンドロイドがプレイヤーの操作キャラクターとなって、その「2B」視点でのストーリー展開が行われます。
それをクリアすると、今度は2周目に突入し、1周目で「2B」に随行していた「9S」という男性型アンドロイドの視点でストーリーを見ていくことになります。
2周目をクリアすると、今度は「2B」「9S」に加えて、先のストーリー途中で出現した女性型アンドロイド「A2」という3人のキャラクターがストーリー進行に応じて切り替わりながらのプレイとなります。

周回を重ねるに従って、ストーリーの理解度が深まっていき、3周目を終えた時点で、ストーリーの全容がようやく把握できるという感じです。

1周目と2周目では、プレイするステージなどはほぼ共通だったのですが、3周目は大きく変わって、2周目までの進行からさらに先のお話へと展開していったので、ついつい惹かれてプレイし続けてしまいました。

プレイキャラクターのレベルは引き継がれるので、1周目よりも2周目、2周目よりも3周目の方が進行は早くなります。

また、ゲーム中は、プレイヤーの行動や選択肢次第では、さらに別のエンディング(バッドエンディング?)に進むので、ゲーム内に果たしていくつエンディングが用意されているのか、それらを探して引き続きプレイすることもできるようです。

アクションRPGだけでなくシューティングゲーム

このゲームは、リアルタイムでキャラクターを操作するアクションRPGです。
近距離攻撃用の武器と、遠距離攻撃用の装備(ポッド)を使って、出現する敵を倒しレベルをあげていきます。

近距離攻撃用の武器は攻撃の間合いやタイミングの違いによって、剣や槍、大剣に拳といった装備が用意されております。
遠距離攻撃用のポッドも、通常弾やレーザー、ミサイルなどが用意されており、それらを切り替えることで戦闘を行えます。

そのほか、主人公がアンドロイドなので、本体機能の能力を拡張するための「チップ」を装備することができます。
「チップ」には様々な種類があるので、どのチップを装備するのかはプレイヤーによって選ぶことができます。

ゲームの途中、大型飛行ユニットに搭乗してのシューティングステージも入ってきます。
撃てる弾の種類は、持っているポッド次第となります。

さらには、2周目の操作キャラクターである「9S」になると、敵の機会生命体に対して、ハッキング攻撃を行うことができ、ハッキング攻撃時の画面もシューティングステージとなります。
ただし、ハッキング攻撃時のシューティングでは、撃てるのは直進弾1種類のみです。

ハクスラ的な要素もあります

敵を倒したり、マップ上に配置された宝箱を開けることでキャラクターが装備できる「チップ」を入手することができます。
チップには、様々な付加機能があり、さらには同じ付加機能でも、効果値が違うものが用意されております。
また、同じ付加機能、同じ効果値でも、使用する容量が違うものが用意されております。

プレイヤーキャラクターはアンドロイドで、本体にチップを装備することで、能力を強化することができます。
プレイヤーが装備できるチップ数は、本体の容量に依存しております。
本体の容量はアイテムを購入することである程度まで増加させることができますが、最大値は決まっております。

本体の容量の範囲で、チップを装備する必要があるため、同じ付加価値で同じ高価値のチップであっても、容量の少ないものの方が、より多くの種類のチップを装備することができるので、それらを獲得するために、敵を倒すというハクスラ的な要素が楽しめます。

サブクエストも用意されております

メインストーリーを進めるクエスト以外に、マップ上のNPCからサブクエストを受けることもできます。
何度も受けることができるクエストはありませんでしたが、あらかじめいくつかのサブクエストが用意されているので、それらをプレイすることで、よりゲームの世界観を体験することができます。

ただ、受けているサブクエストでも、ストーリーを進行させてしまうと、クリアできなくなるものもあるので、サブクエスト一通りクリアしてからメインクエストを進めるという感じのプレイをする必要がありました。
ただ、1周目でクリアできなかったサブクエストでも、2周目に入っても同じものが残っていることもあったりしたので、ある程度のサブクエストにおいては、一応の救済措置となっております。

個人的な感想

操作していて、爽快感を得ることができる派手なモーションが用意されているため、全体的に気持ちよくプレイできました。

サブクエストを進めていけば、レベルアップもサクサクできるので、レベル上げのための作業もする必要がありませんでした。

ただ、武器やチップを自由に組み替えることができ、ハッキングなどもできますが、基本的には敵と正対しての戦闘(斬り合い)となるので、戦い方のバリエーションという点では、あまり多くはないかなぁと思います。
一応、アクションがそれほど得意でなくても、使用するチップによっては、苦労せずに進めることができるようにはなっているようです。

サブクエストの量もそこまで多くはなく、移動できるマップについても、それほど広くはありませんので、オープンワールドのゲームと比べると、ボリュームとしては少し物足りない感じです。

また、ストーリーやサブクエストなどの内容については、ネタバレとなるので記載いたしませんが、個人的には全体を通じて、どことなくやるせないというか、切なくなる内容のものが多かったかなぁと思いました。

ゲームとしては、十分に楽しめましたので、気になる方はぜひ一度プレイされてみてはいかがでしょうか。