おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

なぜか受験生の息子が「MOTHER2」を始める

私立の高校入試テストまで、あと10日ほどしかありません。

世の中の受験生はもうすぐ本番のテストに向けて、きっと最後の追い込みに入ってるのでしょうね。

それなのに・・・

いや、それだから・・・
胃が痛い。

世の中の受験生と同じはずの我が家の息子。

私立高校専願であともう少しという時期なのに、
購入した過去問の問題集さえ、まだ一周も回っていないというのに、
なぜか今になって、

MOTHER2 を最初からプレイし始めてます

Wii Uバーチャルコンソール版ですが・・・


家族全員「マザー」好き

確かに、妻を含め私も、「マザー」シリーズは大好きです。

FCで発売された「MOTHER」も、
SFC版で発売された「MOTHER2」も
妻と私が出会う前からそれぞれで、購入しておりました。

さらに、結婚して子供が生まれた後にGBAで発売された「MOTHER3」も購入しました。

何かの話の際に、私と妻が「MOTHER」シリーズの話を子供たちにしたら、興味を持ったらしく、子供たちがお金を出し合って、バーチャルコンソール版「MOTHER2」も購入しました。

ただ、それはリリース直後に買ったもので、今買ったわけではないのに。

聞けば、学校の友達と「MOTHER」の話をしたら、急にやりたくなったそうで・・・

いやいや、そこは我慢して、受験が終わってからやるでしょう、普通。

でも、我慢できなかったらしくて・・・

まぁ、確かに面白いゲームなんだけどね。
分かってはいるんだけどね。

でも、高校入試を投げ打ってまでプレイするのはどうかと父は思うぞ。

と言いつつも血は争えないかと思ってもみたり・・・

血は争えない

実は私も、大学受験の年の1月に、発売されて間がない「PCエンジン」本体を購入して、受験に失敗したという経歴を持つので・・・
[asin:B0001PW99Y:detail]

当然、大学には受からなかったわけではですが・・・

それならば、いっそ人生を狂わされた(←逆恨み)ゲーム会社に就職してやる!
ということで、手書きでレポート用紙一冊分の企画書というか、設定書というか、今見るとかなり恥ずかしい書類をゲーム会社数社に送付しました。
[asin:B00NBLYRQ8:detail]

提出した書類は返却されないということで、コピー代もバカにならなかったので、その1冊分の企画書もどきを、手書きで何冊か複製して送りました。

今ならPCで作成し、プリントすればさして労力もかからないのですが。

そのうち、一社だけが、社長がかなり変わってらしたのか、私のその熱意だけで採用してくれ、ゲーム業界に入れました。

入社してから、採用理由を伺ったら、企画書の熱意と、集団面接で、一番自分の意見を喋っていたからだそうです。

応募して来た人は、ゲームを作るということに関しては、全員素人で能力にさほど差はない。
その中で、熱意と自分の意見を(中身が間違っていたとしても)伝えようとすることができる人間は成長する可能性があるから採用して下さったということにでした。

そしてそのおかげで、15年以上ゲーム業界でゲーム制作に携わっていたという過去があったりします。

多分、今の日本に、そんな人間を採用してくれるようなゲーム会社はないとは思いますが・・・
当時はまだ、能力的に足りていなくても、やる気と熱意だけで採用してくれる会社もあったのが、救いではあります。

ということで、万が一高校入試に失敗した際には、こんなに面白いゲームを世に出した、糸井重里さんに責任を取ってもらって、息子を糸井重里さんの事務所で雇ってもらえないかなぁと親としては思うのですが・・・(笑)

さすがに無理だと思うので、ここから少しでも気持ちを改めて、受験勉強に邁進し、無事に合格をして欲しいと切に願ってる日々です。

とりあえず、本人に忠告したので、毎日過去問だけは進めているようですが、受験日当日までに、全部終わるかは分かりませんが・・・

あともう少し、頑張れ息子よ!
父のようにならないためにも(爆)