毎週末に大阪城へ通って探鳥をしております。
その探鳥の際に、カメラを持ち歩いておりますが、そのカメラの持ち歩きに使っているのが、速写ストラップの「Carry Speed(キャリースピード) FS-PRO」というもの。
個人的には双眼鏡を使わずに、カメラだけで探鳥をしているので、野鳥を発見したと同時にすぐにカメラが構えられる必要があります。
そのため、肩から下げて、移動中も邪魔にならない速写ストラップがかなり使いやすく、買って正解だった製品の一つです。
ただ、現在使っている「Carry Speed(キャリースピード)」も、すでに使い始めて4年以上が経過しているせいか、ストラップ部分に断裂が入って来ております。
大阪城で探鳥している時、歩いたり、自転車に乗って移動したりしており、その移動中にカメラとレンズは、「Carry Speed(キャリースピード)」のみでぶら下げている状態です。
なので、万が一ストラップが切れてしまうと、カメラとレンズはそのまま地面に落下することになってしまいます。
果たして、いつ切れるのかとヒヤヒヤしつつも、まだ大丈夫だろうと使い続けておりました。
しかし、さすがに断裂状況がストラップの端から端までほぼ到達してしまい、後は表面の布だけが残っているかのような状態になって、これはカメラを落下させて後悔する前に買い替えた方が良いかなぁという判断に。
しかし、まだ使えているので、ついついもう少し大丈夫かなぁという思いもあり、結局買い替えずに時間だけが経過。
このままだと、カメラとレンズを落下させるまで、買い替えないかもしれないなぁと自分でも思い始めておりましたが・・・
つい先日、楽天で「お買い物マラソン」のイベントがあり、これはちょうど良い機会かもということで買い替えることにしました。
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まんまと、楽天の策略にハマってしまっているなぁと思いますが、必要なものなので仕方が無いかなぁと。
現在購入できる「Carry Speed(キャリースピード)」は、ショルダーパッドの幅が狭い「SLIM」と、幅が広い「Pro」が出ております。
さらには、一つ前のモデルの「Mark III」と、現行モデルの「MarkIV」があり、違いはカメラに取付けるベースプレート部分。
それらの組み合わせで、
「SLIM MarkIII」
「Pro MarkIII」
「SLIM MarkIV」
「Pro MarkIV」
の4モデルがあります。現在使っているモデルと同じ幅のものが良いので、「Pro」の方が良いというのは決まったのですが、「Mark III」と「Mark IV」でどちらを購入するか悩みました。
「MarkIII」に付いているのは「F2プレート」。
「MarkIV」に付いているのは「F3プレート」。
どちらもアルカスイス規格の三脚のクイックシューに適合しておりますが、「F3プレート」の方が縦横の位置調整ができるので、フレキシブルに対応できそうです。
ただ、一度取付けてしまえば、「F2プレート」でも問題ないかとも思えます。
色々と悩んだ末に、結局購入したのは「Carry Speed Pro MarkIV」となりました。
やはり、色々と位置の調整できた方が、万が一カメラやレンズを変えた際にも融通が利くかなぁということで選択しました。
で、注文したのが土曜日の夕方だったのですが、到着したのが翌日の日曜日。
ショップから発送しましたメールも届かずにいきなり到着したのでびっくり。
しかも、楽天で注文したはずなのに、何も注文した覚えた無いアマゾンからの荷物として届いたので、開封するまで中身が注文した商品だと分かりませんでした。

到着したパッケージはこんな感じです。

今使っているモデルのパッケージと並べてみると、こんな感じで、パッケージが少し大きく(厚みが厚く)なっておりました。

パッケージを開封すると、こんな感じで入っております。

パッケージとしては、前のモデルの方が、引き出し式の箱になっていたので、使い終わった後の収納はしやすい感じです。
中に入っていたパーツはこんな感じです。

ショルダーパット部分を旧モデルと比較してみます。
以降の写真も全て、2つ並んでいる場合は、左が「Pro Mark IV」で、右が「FS-PRO」です。

裏面はこんな感じです。

「FS-PRO」の方は、デザイン的に(蒸れ防止のため?)穴が開いており、そこから亀裂が入ってしまったので、買い換えることになりました。

「Pro Mark IV」の方は穴がありませんが、大きなデコポコがあり、これで通気性を確保しているのかなぁと。
ちなみに、取付器具に関しては、「FS-PRO」も「Pro Mark IV」も同じなので、お互いにパーツの流用が出来そうです。

ストラップを取付けるとこんな感じです。

長さ調節用の器具はこんな感じで、「FS-PRO」は引っ張る部分が布製のベルトでしたが、「Pro MarkIV」では金属になっております。

さらには、「Pro MarkIV」ではこの金属部分を上にキッチリとはめると、ストッパーの役割も果たしてくれます。
「FS-PRO」では、カメラを引き上げると、調整用金具の位置が移動して、ストラップが長くなったりしましたが、ストッパーを使えば、それを防ぐことができます。
プレートとのジョイント部分はこんな感じです。

「FS-PRO」の方はネジ式になっております。

回転させることで、閉じることができ、閉じた後にゴムを移動させて、不用意に外れるのを防ぐような仕組みでした。

「Pro Mark IV」の方はこんな感じで、一見すると同じようにネジを回転させて使うように思えます。

しかしそうではなくて、まずは周囲のリングのような部分を持ってから、

下に引っぱります。

そのまま半周ほど回転させると・・・

こういう感じでリングがずれて開きます。

閉じる時も同じように、引っ張った後、反対方向に回転させれば閉じることができます。

引っ張る部分にバネが入っているようなので、その辺りが強度的に大丈夫かというのは少々気になるところではあります。
次に、ベースプレートの比較です。
「Mark IV」の方がパーツは多くなっております。

まずは小さい金具をベースプレートにスライドして入れます。


その後、ネジを差し込んで準備完了です。

取付け直前の状態がこんな感じです。

「FS-PRO」のプレートをレンズに取付けるとこんな感じ。

「Pro Mark IV」のプレートをレンズに取付けてみるとこんな感じです。

実際にセットしてテストしてみた感じはこれまでと大きく変わらない使用感でした。
恐らく今週の末から実地投入になる予定なので、そこでの使い勝手が果たしてどうかと言うところです。
それほど大きな違いはないと思っておりますが、少なくとも新しくなったので、ストラップが切れるという心配はしなくても良くなりました。
そして、今回購入して良かったのは、旧モデルの「FS-PRO」と全体的なパーツごとの互換性がはあるようなので、万が一使っていて部分的に破損したとしても、旧モデルのパーツを一時的に使い回すことができるのが有り難いかなぁと。
新しい装備が手に入ると、すぐにでも使いたくなるので、今週末の探鳥が今から楽しみです。
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