本日は、先日到着した EOS 7D MarkII の無料モニター機を使って、撮影のテストを兼ねての大阪城探鳥です。
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本日の日の出時刻は6:48。
少々気負いすぎたのか、日の出前のかなり早い時間に到着してしまいました。
西外堀で真っ暗な状態で水鳥の姿を探しますが、到着してすぐにはほとんど見れず。
ざっと確認した後、本日は北外堀の外周を回ってみることに。
というのも、つい3日ほど前から、大阪城の北外堀にタカサゴクロサギというかなりの珍鳥が到来していて、昨日も見られているそうなのです。
そんな珍鳥なら是非見てみたいと回ってみました。
その途中で何とか見れるレベルで撮影できたのがジョウビタキのオスぐらい。
他は暗すぎてほとんどうまく撮れておりませんでした。
京橋口から青屋門まで北外堀の外周を回ってみましたが、タカサゴクロサギを見つけることはできませんでした。
あきらめて、飛騨の森へ。
飛騨の森ではツグミがいました。
ジョウビタキのオスが2羽で追いかけあい。
シロハラが地上で採餌中。
コゲラがいました。
メジロも数羽の群れを見かけました。
北外堀沿いにもジョウビタキのオスが1羽いました。
飛騨の森を移動中でも、北外堀にタカサゴクロサギを探しますが見つからず。
代わりにキセキレイがいました。
カワラヒワもいました。
エナガの群れもやってきました。
ここまで撮影して、撮った写真を Twitter にアップするために iPhone で確認していたのですが、どうもイマイチ画像としてスッキリしない感じがしておりました。
もしかしたら、カメラが重くなったから手ぶれが発生しているのか、それとも実際にピントが合っていないのか・・・
それを確認するために写真を見ていると、先ほど撮影したシロハラの写真を見て1つ確信したことが。
その写真がこちら。
中央のスポット1点で測距していて、オートフォーカスで撮影した写真のはずですが、何故かピントは合わせたはずのシロハラではなく、手前の石垣に合っております。
シロハラが移動していたとしても、手前の石垣に合うのはどう考えてもおかしい、前ピン状態です。
このままでは、ピンぼけ写真をさらに量産することになってしまいます。
かといって、全てマニュアルで調整していくには、少々厳しいものがあります。
ということで、梅林へ移動した後、梅林の柵に貼られたロープを使って、カメラのAFマイクロアジャストメント機能を使ってピントの調整を行いました。
厳密にやろうと思うと、専用の機械などが必要になります。
しかし、その場しのぎでも今よりもマシになればと簡易的に調整してみました。
その後、メジロを撮影したところ、とりあえずピントは合っているような感じです。
ピントは合っているように見えますが、画像がイマイチすっきりしない気がするので、帰宅してからPCで確認したら、どうやらこれは手ぶれが原因のようです。
やはり、カメラが重くなったからかなぁと思ったのですが、写真のデータを見て原因の一端が判明。
シャッタースピードが1/500となっておりました。
私は通常撮影する際には、ISOもオートに設定しております。
これまで、EOS KISS X7 で撮影していた時には、シャッタースピードは 1/640 以上になるようにISOが切り替わってっておりました。
そのおかげで、400mmレンズ(35mm換算時の焦点距離 640mm)に対して、シャッタースピード 1/640 で、何とか手ぶれせずに撮影できていたのです。
ところが、EOS 7D MarkII の場合は、画質を優先するためか、どうもシャッタースピードが 1/500 になったりすることがあるようです。
カメラが重くなって、シャッタースピードが遅くなれば・・・手ぶれも出るなぁと帰宅してから気付きました。
そして、カメラのマニュアルを取り出して、このオート撮影時のシャッタースピードの調整ができないかを調べてみたら・・・ありました。
「ISO感度に関する設定」の中の「ISOオート低速限界」の項目です。
普段使っている初級機の EOS KISS X7 の場合は、こういう設定がない代わりに、誰にでも使えるように設定されているようですが、上級機の EOS 7D MarkII ともなると、細かなカスタマイズができる反面、初期設定のままでは使いにくいこともあるということのようです。
これは、試行錯誤を繰り返して、自分の使いやすいようにカスタマイズを突き詰めて行くことで、自由自在に使えるようになるということでしょうか。
初級機と上級機の違いが理解できていないと、いざ買った時には全く使いこなせないということになるかもしれませんね。
さておき、その後梅林ではツグミが見られました。
アトリが1羽メジロの群れに混じっておりました。
ジョウビタキのオスもいました。
シロハラもいました。
その後、豊国神社へ移動。
ハクセキレイがいました。
アオジが2羽通路に出ておりました。
カワラヒワの姿もありました。
修道館にもアオジがいました。
その後、配水池へ移動。
メジロがいました。
日本庭園へ移動すると、アオサギ。
コサギもいました。
ハクセキレイもいます。
アオジもいました。
ピントが手前の枝に持って行かれておりますが、カワセミもいました。
コサギが少し飛んだところを追ってみました。
こういう動きものにピントが合ってくれるのは、EOS 7D MarkII の良いところですね。
ちなみに、測距エリアはラージゾーンです。
修道館へ戻ると、ジョウビタキのメスがいました。
ハクセキレイもいました。
ピース大阪では、多くのカメラマンがいて、カメラの先にはニシオジロビタキがいました。
前回はまだウロウロと飛び回っていたのですが、今はすでに餌付けされていたようです。
市民の森へ移動すると、シロハラがいました。
その後、アトリもやって来て、ジョウビタキを追い払っておりました。
ツグミもいました。
メジロの群れもいました。
カワラヒワもいました。
教育塔へ移動すると、ヒヨドリの声が騒がしい中、シロハラが1羽だけいました。
その後、西外堀へ戻り、さらにもう一度だけと北外堀を覗きましたが、タカサゴクロサギは見られませんでした。
相性が悪いのか、鳥運が悪いのか・・・すでに去ってしまったのか・・・非常に残念な感じです。
そして本日はモニターで借りれたカメラ EOS 7D MarkII を使っての野鳥探鳥&撮影でした。
不慣れなカメラのため、カメラの設定に振り回されて、写真的にはイマイチとなってしまいました。
さらには、タカサゴクロサギを探す為に、いつもと違うルートで回ったので、見れた野鳥も少ない感じでした。
ただ、今日一日 EOS 7D MarkII を使った感じでは、自分好みにカスタマイズすることで、使い勝手はかなり良くなりそうな手応えはありました。
ボタンのサイズや位置、設定できる内容なども使いやすいと感じられました。
ファインダーもかなり見やすく、撮影しやすい感じです。
使用する前に心配していた重さについても、持ち運び時には気にはなりませんでしたし、最後の方に疲れてカメラを向けたくなくなるということもありませんでした。
電池の持ちについても、モニター用で使い込まれた状態のものですが、Eye-Fiで写真を iPhone に転送しても、ギリギリ最後まで持ちました。
前ピンでフォーカスが合わなかったり、シャッタースピードの加減で手ぶれ写真が多かったり、AFカスタム設定によるものか妙なところでフォーカスが迷ったりもしましたが、設定を調整すればもう少しマシなものになって来るかなぁと。
何より、ラージゾーンAFで飛びものを狙った時に、きっちりとピントを合わせようとしてくれるところが素晴らしいですね。
ラージゾーンAF、AIサーボAFで高速連写した時の感覚は、撮っていてクセになりそうでした。
ただし、今回は未調整状態で前ピン気味だったので、合焦マークが出ていてもピントが合っていない写真も多かったですが・・・
あと、使っていて何よりも便利だと思ったのは、初級機とは違って、カスタム撮影モードを設定できる点でした。
通常撮影時用(スポット1点AF、ワンショットAF、1枚撮影、スポット測光)と、飛びもの撮影用(ラージゾーンAF、AIサーボAF、高速連続撮影、評価測光)をあらかじめ登録しておけば、1度のダイヤル操作だけで瞬時に設定を切り替えることができるのは使い勝手がかなり良かったです。
これが EOS KISS X7 だと、いちいち設定を4カ所変更しないといけないので、とっさに対応するのは難しく、飛びモノでもそのまま通常撮影時用の状態で撮影することになり、なかなかピントが合った写真を撮れなかったりします。
借りている20日間で、さらに自分に合ったカスタマイズを見つけて、もっと使いこなしたいと思います。
20日後には、もしかしたら快適すぎて手放せない状態になって、元のEOS KISS X7 に戻れなくなっているかもしれませんが・・・
音楽堂西通路 12:10-
- エンベリザの声
ピース大阪
沖縄復帰の森
- ウグイス