コンビニに立ち寄って飲み物を買おうとした際、レジのすぐそばに置かれていたものに一瞬目が奪われました。
「ぷっちょ」と言えば、味覚糖が発売している定番のソフトキャンディ。
「獺祭」と言えば、旭酒造が作る最近人気の日本酒の銘柄。
私も飲んだことがありますが、なかなかに飲みやすいお酒でした。
実際に目の当たりにしなければ、おおよそ結びつきそうにないような商品同士のコラボレーション。
一体どんな味がするのか、ちょっと想像がつきません。
ただ、想像がつかないということは、好奇心に駆られてしまい、非常に気になります。
気になる以上は、ここはやはり買うしかないかなぁということで、手に取ってそのままレジへ。
「ふわりとひろがる獺祭の芳醇な香り」とありますが、まさか日本酒の味がするのでは・・・などと想像してしまいます。
「純米大吟醸獺祭の酒かす 使用」とも表記されております。
カロリーはこれ1袋(60g)あたり237kcalです。
内容量 62g とありますが、包み紙が2g分含まれているということのようですね。
酒かすと清酒が使われているおかげで、アルコール分が0.4%未満ですが含まれているようです。
「ぷっちょ」は1つずつ個包されております。
包み紙がどことなく米袋のようなカラーリングに思えます。
1パッケージ内に13個入っておりました。
ということは、1粒あたり18kcalぐらいでしょうか。
1粒を食べるために開封してみると、こんな感じです。
断面に見えているツブツブが、「獺祭」の酒かすでしょうか。
では、さっそく味をみるために口に入れてみます。
食べてみると、かなり控えめで柔らかい甘みが口の中に広がります。
味としては、素朴な感じで、酒かすを使った甘酒っぽい味わいです。
口の中で噛むことで、舌に時々ざらっとしたような、つぶつぶを感じます。
つぶつぶを口の中ですり潰すと、確かにお酒っぽい香りが口の中に広がる感じ。
なるほど、やはりこれが酒粕のようですね。
実際にこの味が、「獺祭」の味かと聞かれると、そうなのかなぁというレベル。
ken-s.hateblo.jp
確かに先日飲み比べで飲んだお酒の中では、「獺祭」の味が一番近いような気もします。
ただ、甘酒っぽい味ですが、かなり上品で芳醇な感じに仕上がっているのは間違いありません。
日本酒好きな私にとっては、結構心地よい味わいでした。
普通のぷっちょが好きな子供には向かないかもしれませんが、大人というか、甘酒が好きな人には良いかもしれません。
ちなみに、「獺祭」の蔵元は旭酒造株式会社なのですが、私は最近まで「久保田」などを作っている朝日酒造株式会社と混同しておりました。
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何となく飲み口が似ているような気がして、それでいてどちらも、読み方は「あさひしゅぞう」だったので・・・
しかし実際には「久保田」の朝日酒造は新潟県長岡市、「獺祭」の旭酒造は山口県岩国市にあって、全く別の会社だったんですよね。
いい加減な覚え方をしていると、蔵元さんに失礼ですよね。