おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

日清の黒歴史「どん兵衛 だし天茶」を食べてみました

日清が自社の失敗を惜しげも無くさらしたカップ麺のシリーズ「日清の黒歴史」シリーズ。

個人的には気になっていて、3種類のうち、すでに2種類まで食べておりました。
ken-s.hateblo.jp
ken-s.hateblo.jp

そして、ようやく最後の1種類「どん兵衛 だし天茶」を食べることに。

これまでに食べた2種類については、黒歴史になるほどマズいとは思えないできだったので、なぜこれが売れなかったのか、むしろ不思議な感じでした。

そして、今回の「どん兵衛 だし天茶」についても、個人的には美味しそうに思えたので、買ってみました。

売れなかった理由として書かれているのは、

だし、天ぷら、お茶漬け、結局何味か伝わらなかった。

ということですが、「天ぷらだし茶漬け」と言われれば、何となく想像がつくように思えるのですが・・・2002年当時は、伝わらなかったのかもしれません。

カロリーはこれ1食(76g)で339kcalです。

開封してみると、中には小袋が2つ。

かやく入り粉末スープと、のり天です。

麺は普通のどん兵衛と同じに見えます。

小袋はどちらもお湯を注ぐ前に入れるということなので、まずはかやく入り粉末スープを麺の上に入れます。

続いて、のり天も投入・・・のりの天ぷらですね。

パッケージには「のり天」とはなかったので、てっきり天かすぐらいが入っているのかと思っておりました。

そして、お湯を注いで5分待ちます。



5分が経って、出来上がったのでフタを開くとこんな感じです。

フタを開くと、ダシの香りが広がります。

その中に、少しワサビの香り混じっていて、なかなかに食欲をそそる香りです。

さっそく混ぜてから、食べてみます。

普通のどん兵衛よりも少ししょっぱさが少ないように感じます。

醤油の味を少し控えめにして、だしの味が感じられるようにしているようです。

食べていると、ワサビの香りはするのですが、ワサビの味というか、辛さは全く感じません。

具材ののり天は、のりの味がしっかりとあって、天ぷらというよりも、天かすっぽい感じの味がします。

全体的には、良くまとまった感じではありますが・・・
何となく少々物足りない感じがします。

おそらく、具材の「のり天」が少し迫力に欠けているからかなぁと。

他のどん兵衛シリーズだと、きつねうどんの場合は、大きなおあげがのっていたり、天ぷらうどんだと、大きなかき揚げがのっていたりします。

どちらも、麺を食べるために、大きな具材を少し横によけながら、うどんを食べて、合間に具材をほおばって・・・という食べ方こそがどん兵衛らしさのように思います。

しかし、この「どん兵衛 だし天茶」は、メインの具材である「のり天」があまりにも小さいので、ちょっと売りとなるポイントが弱いかなぁと。
天ぷらうどんのように、大きなかき揚げを載せてくれれば、かなり良かったのではないかなぁと。

具材の少なさのせいか、1杯食べただけでは少し物足りなさを感じてしまいました。

それならばと、せっかくの「だし天茶」味なので、麺を食べた後の残ったスープに、ご飯を投入して食べてみると・・・

本当のだし天茶になって、結構おいしく頂けました。

個人的に感じたのは、これが売れなかった理由は、具材の弱さにあるのではないかなぁと。
具材がもっと他のどん兵衛シリーズ同様に、しっかりとしたものが入っていれば、結構売れたのではないでしょうか。