おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

加齢とともに笑いの沸点が高くなっているのかも

知人から誘われて、人生で初の吉本新喜劇を見になんばグランド花月へ行ってきました。

吉本新喜劇は、テレビで放送されているものはこれまでに何度か見た事があったのですが、実際に劇場に行った事は一度もありませんでした。

大阪に住んでいながら、今頃になってかと自分でも思ってしまいますが・・・
せっかく誘われたので行ってみようかなぁと。
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本日の朝一番の上演に合わせて、なんばグランド花月へと向かいました。
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朝一番の上演でも、人は結構多く、入り口には有名な芸人さんの着ぐるみがお客さんと写真を撮ったりしておりました。
着ぐるみになっている人については、名前はちょっと分かりませんが、お笑いにそれほど興味がない私でも分かるほどの方の着ぐるみでした。
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その着ぐるみと一緒に、口上師というハッピを来て、お客さんの呼び込みをされている方もいらっしゃったのですが、その方も芸歴10年以上の芸人さんらしいのですが・・・顔を見てもどういう方なのか分からなかったりします。

正直に言うと、テレビでたまに漫才を見ることはありますが、お笑いにそれほど興味があるわけではなく、芸人さんでも知っている人はごくわずかだったりします。

ただ、お客さんを見ていると、着ぐるみと一緒に写真を撮る人はいるのですが、そのハッピを来ている芸人さんと写真を撮っている人の姿はなく、それもどうなのかなぁと。
芸人さんがいるのに、その人をさしおいて、着ぐるみと写真を撮ろうとするのは、果たしてどうなのかなぁと。

そんな事を考えながら、劇場の中へと入って行きます。

エスカレーターを上がった劇場の入り口付近には、本日出演する芸人さんのパネルが並んでおりました。
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芸人さんに疎い私は、知っている人は2組ぐらいしかいませんでした。

さらには入り口でも、これまた芸人さんがお客さんとコミュニケーションを取られておりました。
数人が一緒に写真を撮っているところを見ると、こちらも有名な方なのかもしれませんが、私は知らず。
後から聞くと、「祇園」という芸人さんだったそうです。

劇場の中では飲食自由ですが、撮影は禁止とういうことなので、写真は撮れておりません。

プログラムの流れとしては、最初に漫才や落語を各人の持ち時間10分ずつで上演されました。
その後、テレビなどでも見た事がある吉本新喜劇が上演されました。

トータルでおよそ2時間半ぐらいでしょうか。

さて、人生で初めて劇場で吉本新喜劇と生の漫才を見た感想ですが・・・



せっかく誘ってもらったのですが、正直に言うと、あまり笑えませんでした。
テレビで漫才を見ると、そこそこ笑えていたのですが、現場で生で見ても、どうもイマイチな感じ。

芸人さんを見ていると1日に3回同じネタをしないといけない、しかもそれが毎日続くせいか、慣れがあるのかなぁと。
こちらは人生で初めて見る舞台で新鮮な気持ちで見ようと思っているのですが・・・
やっている方は毎日やってらっしゃるので、マンネリ化しているのかもしれませんが、若干グダグダな感じもしてしまいます。
もしかしたら、やられている方は一生懸命で、笑いを分かっていない受け取り側の私がそう感じてしまっただけかもしれません。

さらには、漫才のネタがどうも身体的な部分にまつわる風刺ネタが多くて、個人的にはあまり面白いと思えませんでした。
顔にまつわるものや、体型にまつわるもの・・・
芸人さんの身体的な部分を自虐的にいじる内容のものが多いかなぁと。

小学生ぐらいに、同級生の身体的な特徴をいじってみんなで笑っていた頃であれば面白かったのかもしれませんが・・・
年をとってからそれを見せられても、あまり面白いとは思えませんでした。

つかみとしては、そういうネタもアリだとは思うのですが、それを持ち時間の半分以上引っ張られてもなぁと。

ただ、劇場全体では随所で笑いがあったので、私にお笑いのセンスというかが無いだけかもしれません。

個人的には、しゃべりの内容やテンポといったもので面白いと思う芸人さんは、今日は残念ながらいなかったかなぁと。

新喜劇の方はというと、こちらもどうも個人的に肌に合わないというか・・・
周りのお客さんは笑っていたところを見ると、おそらく出ている芸人さんの鉄板ネタなども織り交ぜて構成されているとは思うのですが、イマイチ良くわかりませんでした。

若い頃は、テレビで放送されている漫才を見て、大笑いしたこともありましたが、最近はそういったことがあまり無くなって来ているかなぁと。
個人的な趣味嗜好が変わってしまったのかもしれませんが・・・

最近はテレビでちゃんとした漫才を見る機会自体が減ってしまったような気もしております。
芸人さんは色んな番組に出ていて、番組を盛り上げているのですが、漫才自体はあまり見なくなったような気がしております。

さらには、自分自身も年を取ったせいで、お笑いの許容範囲というか、笑いの沸点というかが、厳しく高くなっているのではないかなぁと。
昔ならもしかしたら笑えていたかもしれない内容が、年を取るとともに笑えなくなって来たのかなぁと。

もしかしたらこのまま、笑えなくなって偏屈な老人になっていくのではないかと、吉本新喜劇を見て少々不安になっていまいました。
もう少し純粋に楽しめるようにならないとダメだなぁと反省。