先日からプレイを開始して、毎晩のようにプレイしているNintendo Switch「Warframe(ウォーフレーム)」。
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ダウンロードしてプレイを開始した当初から、ネットワーク関係のエラーダイアログが毎回表示されておりました。
「ストリクトNATを検出しました。UDPポート4950と4955をxxx.xxx.xxx.xxx(IPアドレス)へフォワーディングしてください。」との表示。
ただ、詳細を調べようと「ヘルプ」を押しても、飛び先のページは表示されません。
無視して先に進めば、普通にゲームはプレイできていたので、それほど大きな影響は出ないと思ってプレイを続けておりました。
実際に、その状態でも知らない人とのステージを一緒にプレイできたりしていたので、大きな問題はないだろうという感じ。
ところが、ゲームを進めて地球にある「シータス」というフィールドから行ける「エイドロンの草原」というフィールドでエラーが頻発するようになりました。
「シータス」というフィールドは他のフィールドとは少し違っていて、多くのプレイヤーが同一のフィールドで活動できる特殊なフィールド。
これまでは、自分と他のプレイヤー1人で一緒にプレイできるフィールドはありましたが、それ以上のプレイヤーが同一のフィールドに出現するのは、「シータス」が初めてです。
シータス自体は敵が出現しない市場のようなフィールドで、NPCから買い物をしたりすることができます。
ただ、そこで「Konzu」というキャラクターの依頼を受けて、すぐ隣のエイドロンの草原でその依頼を行うことになります。
そのエイドロンの草原で、依頼をこなすために走り回って敵を倒したりしていると、突然エラーが発生して、ゲームが終了してしまうのです。
「Konzu」から受けた以来は、3つのステップでクリアーとなるのですが、途中でエイドロンの草原を抜けると、依頼は破棄したことになってしまうらしく・・・
3ステップのうち、2ステップまで何とかクリアーしていても、エラーでゲームが終了すると、再度依頼を受けて一からプレイしないといけなくなります。
結局、頻発するエラーのおかげで、依頼については、未だに一度も3ステップ目までクリアーできておりません。
エイドロンの草原でクリアーできたのは、クエストの「SAYAの眼」ぐらい。
このクエストも何度もエラーが出ましたが、1ステップずつクリアー状態が保持できるので、エラーが出ながらも何度も挑戦して、クリアーまでこぎ着けることができましたが・・・
ただ、他の「Konzu」の依頼をクリアーできないと、もらえない素材アイテムや設計図などもあるので、これはちょっと厳しいかなぁと。
「シータス」がマルチプレイヤー用のフィールドであるということは、もしかしたらそこから入れる「エイドロンの草原」もマルチプレイヤー用のフィールド。
もしかしたら、ゲームが起動時に表示されているエラーのせいで、マルチプレイヤー時の通信に影響が出ていて、エラーが頻発するのかもと思い始め、エラーへの対応方法を調べてみる事にしました。
しかし、多人数でプレイする「Fortnite(フォートナイト)」は問題なくプレイできております。
その辺の違いが微妙に腑に落ちないところではありますが・・・調べてみたところ、「Warframe」のNintendo Switch版のよくある質問にも項目が上がっていることを発見しました。
Warframe: Nintendo Switch版Warframe FAQ
さらには、ストリクトナットへの対応方法についてもページが用意されておりました。
Warframe: ストリクト NAT が検出されました
ただ、これらのページを読んでも、イマイチ対応方法が分からない感じです。
「Nintendo Switch」「ストリクトNAT」でさらに検索してみると、任天堂のサイトサポートサイトが出てきました。
【Switch】エラーコード「2618-0516」が表示されました。どうしたらいいですか?
どうやら、IPアドレスの変換処理がうまくいっていないようです。
サイトに記載されている方法に従って、Nintendo Switchの現在のNATタイプを調べてみたところ、「NAT D」という表示。
「NAT D」は「インターネット経由での対戦・協力プレイに、最適な環境ではありません。」という状態。
内容を読んで行くと、「お住まいが集合住宅である」「などの場合は」「お使いのルーターの設定を「ブリッジ接続」に変更する」とありました。
確かに、我が家はマンションなので、大元にルーターが存在しており、インターネットへの接続はそのルーターを経由した状態になります。
しかし、このルーターの設定は、こちらから変更などを行うことはできません。
現在、Nintend Switchは先日買い替えたWi-Fiルーター「WXR-2533DHP2」を経由してPPPoEでインターネットへ接続しております。
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「ブリッジ接続」にしてしまうと、この設定が出来なくなってしまいます。
それにしても、PPPoEでわざわざグローバルの固定IPを使ってインターネットに接続しているはずなのに、通信に適さないというのはどういうことなのかと。
固定IPでプレイできない通信モードなんか、果たしてあるのかなぁとふと疑問に思って、インターネット接続しているIPアドレスを調べてみたところ・・・
契約して割り当てられているはずのグローバルIPとは違うIPアドレスでインターネットに接続されていることが判明しました。
どうやら、先日買い替えたWi-Fiルーターで、PPPoEでインターネットに接続されていると思っていたら、そうなっていなかったようです。
しかし、購入した直後に、PPPoE接続の設定は行ったはずなのに、なぜそれが適用されていないのか。
以前の有線ブロードバンドルーターだと、問題なくPPPoE接続できたはずなので、おそらく設定に何か間違いがあるのではないかなぁと調べてみることに。
すると、Wi-Fiルーターからインターネットへの接続に「インターネット@スタート」という設定でつながっているため、PPPoEでの接続になっていないことが原因のようです。
さらに調べてみると、「インターネット@スタート」をPPPoEで接続するように設定すれば良いらしい。
その設定を行う方法を調べてみたところ、詳細設定画面に入り、「Internet」項目の「Internet」のページで、 [IPアドレス取得方法] で[PPPoEクライアント機能を使用する] を選択すると書かれておりました。
ところが、指定されたページを開いてみたのですが、その [IPアドレス取得方法] という項目が該当ページに表示されておりませんでした。
もしかしたら本体のファームウェアのバージョンが違うからかと思って、最新のファームウェアを調べてみても、バージョンは同じです。
一体何が問題なのかとさらに調べ続けてみると・・・
原因は「WXR-2533DHP2」本体の側面にあるスイッチの設定の違い。
本体の側面のスイッチを切り替えることで、「ROUTER(ルーター)」や「AP(アクセスポイント)」など動作モードを切り替えることができ、現在は「ルーター」になっております。
ところが、この切替スイッチを動作させるには、その下にある「AUTO」「MANUAL」のMODEスイッチを、「MANUAL」側に設定しておく必要があったのですが、それが「AUTO」側になっておりました。
このMODEスイッチを「MANUAL」側に設定し、もう一方のスイッチを「ROUTER」に設定してやることで、設定ページの内容が変わって、 [IPアドレス取得方法] という項目が表示されるようになりました。
まさか、本体側のスイッチの状態によって、表示される設定項目が変わるとは思わなかったので、原因が判明するとがっくりとしてしまいました。
ようやくこれで、 [IPアドレス取得方法] で[PPPoEクライアント機能を使用する] を選択できました。
さらには、上流のマンションのルーターの影響を受けないようにするために、「PPPoEパススルー」を使用するように設定。
ようやくPPPoEを使った固定グローバルIPでインターネットへつながるようになりました。
グローバルIPを調べてみたところ、契約しているIPアドレスが表示されたので、つながっていることも無事に確認できました。
先ほどと同じように、Nintendo Switchの現在のNATタイプを調べてみたところ、「NAT A」という表示に変わりました。
念のために「NAT A」を調べてみると、「比較的インターネット経由での対戦・協力プレイが行いやすい環境です。」という状態。
早速「Warframe」を起動してみたところ、ストリクトNATのエラーダイアログは表示されなくなりました。
これでようやく「エイドロンの草原」の依頼をクリアーできるようになると期待してゲームをプレイ。
さっそくシータスで「Konzu」から依頼を受けて「エイドロンの草原」へ。
出された依頼を順調に進めて行き、エラーが出ずに2ステップをクリアーでき、ようやく悲願の依頼が達成できると思ったら・・・再びエラーが発生して、ゲームが終了してしまいました。
もしかして、何か通信状況がおかしくなったのかと通信の状態を確認してみても、特に問題は無い状態。
どうやら「Warframe」の「エイドロンの草原」のエラーは、通信状態だけが理由ではなかったようです。
こうなると、運営会社側で何らかの対応をしてもらって、ゲームのアップデートをしてもらわないとダメかなぁという感じでした。
ということで、当面は「エイドロンの草原」での依頼は受けないようにした方が良さそうですね。
ただ、今回のWi-Fiルーターのネットワーク設定作業に時間をかけたことについては、無駄ではなかったと思っております。
Nintendo Switchでは今後も通信プレイができるゲームも多くなってくると思いますし、来週発売される「大乱闘スマッシュブラザーズ Special」の時にも、エラーが発生していた可能性もあるので、今回設定したことでその辺が解消されるのではないかなぁと。