「商売繁昌で笹持ってこい」
本日は十日戎の最終日、「残り福」と呼ばれる日です。
俗称は「えべっさん」。
十日戎は毎年1/9〜1/11の3日行われるお祭りで、
- 1月9日は宵えびす
- 1月10日は本えびす
- 1月11日は残り福
と呼ばれています。
関西で商売をしている人なら、毎年通っている商売繁昌を願うお参りです。
我が家でも毎年お参りへ行っております。
今年もたとえ息子がインフルエンザでも、行かなければなりません。
息子がインフルエンザで救急病院へ - おきらく・ごくらく日記
いや、決して義務というわけではありませんが、毎年恒例で行っているものを、やめてしまうと不安になるじゃないですか?
「昨年まで来ていたのに、今年は来ないとは何事か! よって天罰を与える」
とか思われたら怖いですし。
(※そんなことはないとは思いますが・・・)
当然ですが、インフルエンザの息子は、残念ながらお留守番です。
許せ息子よ、君が高校に受かれば必要となる入学金や学費を稼ぐには、十日戎に商売繁昌のお参りに行かなければならないのだ。
(※何度も書きますが、実際にはそんなことはないとは思いますが・・・)
自宅から一番近いのが、堀川戎神社で、我が家は毎年そこへ行っています。
日本で一番長い商店街「天神橋筋商店街」を通って行きます。
途中で商店街を外れて、参拝道を通って
堀川戎神社へ到着しました。
昼間は商店街を外れて、そのまままっすぐ神社へ向かえるのですが、人出の多い夜になると、神社に入るまでの道路を、かなり迂回させられたりもします。
去年はそのことを知らずに夜に行ってしまい、かなり迂回させられた苦い思い出があるので、今日は少し早めに参拝しました。
そして境内に入って、本殿に商売繁昌の祈願をします。
普段は閑散としている小さな境内なんですが、この日ばかりは多くの人でにぎわいます。
本殿の左右には、十日戎の象徴である笹が売られており、様々な益ものを笹にぶら下げてもらいます。
「商売繁盛 家内安全 お神楽」
のかけ声で、福娘達が笹を買った人に鳴り物でお祓いというか、祈願してくれます。
参拝を終えて、帰る前におみくじを引いてみたところ、「平」という文字。
吉凶以外に、平というのがあるのはあまり知りませんでしたが、これはやっぱり、吉と凶の間という感じなのでしょうか?
文面を読むとあまり良くない感じでした。
というか、文面通りだと、無駄遣いはするなということのようです。
今年はがんばって節約しないといけないということでしょうね。
神社を出た後は、子供達にとってのお楽しみタイム。
出ている屋台巡りです。
息子はあいにくの留守番なので、息子にもお土産として「べっこう飴」を買って帰ります。
こちらも、十日戎に来た際には、毎年子供達に買わされている一品です。
娘はその他に、チョコバナナを食べておりました。
本当はチョコレートタワーが好きな娘ですが、ここ最近のお祭りでは何故かチョコレートタワーの屋台を見かけていません。
同じチョコレートをずっと循環させているので、衛生的なものでNGとなったりしたのでしょうか?
そして、そのまま帰路へ。
ちなみに、大阪天満宮でも十日戎をやっていたりします。
ただ、こちらは私が知る限りでは、結構最近(数年前)になってやり始めたばかり。
商売繁昌のご利益としては、やはり歴史のある堀川戎の方が良いのではと感じております。
従いまして、我が家からは一番近いのですが、未だにこちらの十日戎には行ってません。
さらには、ポスターの通り、商売繁昌だけでなく、何故か合格祈願まで入っています。
まぁ、商売繁昌と合格祈願が同時にお願いできるという点では、便利なのかもしれませんが・・・