毎週通っている大阪城の他に、先週は水無瀬のコミミズクと武庫川のチフチャフを撮影しに行ったりと、野鳥探鳥&野鳥撮影の頻度が多くなっております。
以前にも記事として記載しましたが、自身の腕のなさを棚にあげ、性能の良い機材を求めてしまうのが私の悪いクセ。
ここに来て新たに、少々気になる存在が出現してきました。
それが、SONYの「α6000」です。
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とは言いつつも、現状では Canon「EOS 7D MarkII」がレンズ資産もそのまま使えるので、買い替えるとした場合の一番の候補であるのは間違いありません。
しかし、重量的なものもそうですが、価格的にも勇気が必要な金額であるため、なかなか購入に踏み切れません。
とりあえず、現在の第一候補と、今回新たに加わった候補の違いを調べてみました。
「α6000」の方が「EOS 7D MarkII」より良いのか?
SONY「α6000」の主な特徴としては、
- 世界最速0.06秒のAFスピード
- 画面のほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサー
- APS-Cサイズ(有効約2430万画素)
- 最高約11コマ/秒の高速連写
- ISO100~25600
- 撮影時本体重量 約344g
というスペックを持っています。
カタログスペック的にはいずれも「EOS 7D MarkII」を上回っています。
その上、価格は半額以下で重量も半分以下。
現在私が使用している「EOS KISS X7」(407g)よりも軽いです。
ファインダーが EVF なのが少々気になりますが、そこさえ我慢すれば、動き回る野鳥撮影ではかなりの力を発揮できるカメラなのでは?
カメラ自体のスペックと価格を考えると、かなりコストパフォーマンスは優れていると思います。
「撒き餌レンズ」と言うレンズ沼へ誘う安価でそこそこ写りの良いレンズの事を呼ぶ言葉がありますが、ソニーのレンズマウントへと誘う「撒き餌デジカメ」とも呼べる本体ではないでしょうか?
問題点はレンズ
ただ、本体はかなり良さそうな感じですが、使えるレンズ群がイマイチ。
ざっと調べたところ、野鳥撮影に使えそうなEマウントの純正レンズが見当たりませんでした。
Eマウントの純正レンズだと、最長のものが200mm程度。
現在利用している400mm程度のレンズがありませんでした。
一応、Aマウントの純正レンズであれば、「70-400mm F4-5.6 G SSM II」などがあります。
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マウントアダプター「LA-EA4」を使えば、Aマウントの純正レンズが使えるようになるそうです。
ただ、「LA-EA4」自体は3点クロス15点AFセンサーを持っているようで、マウントアダプターを使うと、もしかすると「α6000」本体の179点像面位相差AFセンサーを使わず、「LA-EA4」のセンサーを使うことになるのかも?
そうなってくると、「EOS 7D MarkII」に勝っていると思われるセンサー部分のスペックは、完全に逆転することになります。
果たしてその点については実際にはどうなんでしょうか?
「α6000」で野鳥を撮影している人がいたら、使用感を聞いてみたいです。
いずれにしても、もう少し詳しい情報を調べてみたいカメラではあります。
ただ、そうこうしてる間に、もしかしたらサイズそのままでスペックが上がった新しい EOS KISS X8 とかが出てくるかもしれませんし。
物欲は尽きない感じです。