本日の日の出予定時刻は4:59で、ついに日の出予定時刻が4時台に突入。
起床時間も少し早めて、4:20に起床して大阪城へ。
昨日よりも早い時間に到着したにもかかわらず、雲がほとんどないせいか、周囲は昨日よりも明るい感じ。
ただ、明るいといっても、カメラでの撮影には、厳しい条件ではありますが・・・
飛騨の森は、天気は良いものの、昨日よりもかなり静かめ。
鳴き声もシジュウカラの声ぐらいしか聞こえません。
そんな中で、ようやく聞こえてきたのが、キビタキの鳴き声でした。
昨日は、結構サンコウチョウを沢山見たので、今日も見れるかと思っておりましたが、さっぱり姿を消してしまい、見つけることができません。
そんな状況で、大将さんをはじめ、多くのカメラマンの方達が飛騨の森に続々と到着。
そのうち、数人は昨日もお見かけした方がいらっしゃいました。
ほとんどの方のお目当てはおそらくサンコウチョウだと思います。
しかし、今朝は1羽も姿を見ておりませんでしたので、その事を伝えます。
大将さんはすでに市民の森などを回ってこられたらしいのですが、今日は静かだとおっしゃっていました。
天気が良すぎて、ほとんどの野鳥が抜けたのかもしれませんね。
とりあえず、他に何かいないかなぁと回って探してみると、ツクツクボウシのような鳴き声をするキビタキのオスが。
さらには、キビタキのメスも姿を見せてくれました。
他にはムクドリやスズメばかり。
ムシクイも何とか見つけましたが、鳴き声も発さず、写真を撮ってもきれいに撮れませんでした。
そんな中、少し遠くで「ホイホイホイ」の声を聞いた気がして、探しに向かうと、数人のカメラマンが茂みを囲む姿が。
サンコウチョウのオスを目撃したとのこと。
茂みは暗く、中の様子はかなり分かりづらい感じで、見やすいところに出てくれるのを待ってみました。
すると、突然茂みの中から飛び出したかと思うと、そのまま森の木にまぎれて、姿を見失ってしまいました。
ただ、飛んでいる姿は確かに尾の長さからサンコウチョウのオスだと分かったので、そこからしばらくは、みんなで森の中で姿を探すことに。
しかし、探してもなかなか見つかりません。
飛び出した方向は山里丸の方向。
昨日も飛騨の森で見かけたサンコウチョウが、山里丸へ移動し、その後配水場へ行ったと聞いたので、もしかしたら同じルートで移動してしまったのかも。
そんなことを考えながら、サンコウチョウを探しつつ、別の野鳥がいないかと見失った方角とは異なる場所を歩いていると、突然サンコウチョウの姿を発見。
数枚の写真を撮影した後、すぐさま指笛を吹いて、他の方にも知らせました。
しかし、その間にもサンコウチョウは飛び回って、移動してしまいます。
そして、再び先ほどの茂みの中に姿をかくしてしまい、さらには北外堀沿いの木を飛び渡っていきました。
とりあえず、今日も写真に撮れたので、私はそこでサンコウチョウを追うのを止めて、飛騨の森を後にしました。
梅林へ移動すると、天守閣の方でカラスが騒いでおりました。
何かと見ると、アオサギの姿が。
さらには、そのアオサギに数羽でちょっかいをかけるカラスの姿がありました。
カラスは集団になると、怖いもの知らずというか、無法者というか・・・困ったものですね。
その後、エンベリザの声が聞こえたので、姿を探しましたが、見つけることはできませんでした。
コゲラが2羽で同じところで何かをしておりました。
そのコゲラ2羽を蹴散らすようにやってきたのがスズメでした。
その後、コゲラが再び戻ろうとすると、スズメが邪魔をするということを何度かやっておりました。
ここに一体何があるのか、非常に気になります。
他にはキビタキのオスがいました。
梅林を後にして、豊国神社と修道館を回りましたが、めぼしい野鳥はおりませんでした。
配水場へ移動すると、キビタキのオスがいました。
飛騨の森にいたカメラマンの方と再開し、話をしたところ、サンコウチョウはあの後西の丸庭園へ移動したらしく、そのサンコウチョウを追って、100人ほどのカメラマンが西の丸庭園に入ったとのことでした。
西の丸庭園は、たしか入場料が200円ほどかかったはずなので、サンコウチョウのおかげで2万円程度の売上げになったということです。
きっと、西の丸庭園を管理している人は、何事かと思ったでしょうね。
日本庭園でノゴマがいたという話を聞いて、見に行きましたが、ノゴマの姿はなし。
その代わりに現れてくれたのは、マミジロでした。
ノゴマは見れませんでしたが、マミジロが見れたのはラッキーでした。
桜広場へ移動し、梅林の方をのぞくと、キビタキのオス。
先ほど、梅林で撮影したのと同一の個体かもしれませんね。
音楽堂西通路へ行くと、カメラマンが何かを撮影しているところに遭遇。
私もそれに混ざって撮影を開始。
ファインダーを覗いて、撮影してみますが、何の野鳥かはすぐにわからず。
しばらくは、キビタキのメス? オオルリのメス? それとも、コサメビタキ? というような状態。
何枚か撮影しているうちに、ようやくサメビタキということが判明しました。
同じところを飛び回って虫を捕まえていたので、何枚も撮影できました。
まぶたを閉じているところも撮影できました。
何か、ニッコリとした笑顔のように見えて、カワイイですね。
その後、市民の森へ移動。
エナガがいたり
ムシクイがいました。
鳴いてくれませんでしたが、おそらくエゾムシクイではないかと思われます。
ハクセキレイの姿もありました。
その後、音楽堂西通路の階段を上がって、人工川へ移動しようとしたところ、沖縄復帰の森で大将さんと数人のカメラマンが何かを撮影しているところを目撃。
近づいて何かと訪ねると、サメビタキとのこと。
さっき撮影したことを伝えると、大阪城ではサメビタキは少ないといわれ、そういえば昨年夏から秋には撮影したので、何気なく撮影していたけど今期初かも。
とりあえず、再び何枚か追加で撮影しました。
その後、人工川を覗きましたが、人が多すぎて野鳥の姿は見えず。
水遊びにはちょうどいい気温なので、仕方がないかなぁ。
教育塔の裏も覗いてみましたが、ムクドリぐらいしか見かけませんでした。
撮影できた野鳥の種類は少ないですが、サンコウチョウのオス、マミジロ、サメビタキが撮れたので、今日はそれなりに良かったのではないかと思います。
本当はキビタキのオスもここまで多いと、普通種のような錯覚に陥りますが、渡りの今しか見れない野鳥なので、撮れただけでもラッキーなのですが・・・慣れとは恐ろしいものですね。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
www.flickr.com
北外堀
- カワウ
配水場 9:05-9:30
- キビタキ・オス
日本庭園 9:35-9:55
- マミジロ
桜広場
- キビタキ・オス
音楽堂西通路 10:30-10:50
- サメビタキ