おきらく・ごくらく日記

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Canon「PowerShot G3 X」は野鳥撮影に使えるかがかなり気になる

Canonから新しいコンデジPowerShot G3 X」が発表されました。

主なスペックとしては

  • 2020万画素の1型 CMOSセンサー搭載
  • 35mm換算で 24-600mm F2.8-F5.6
  • 連続撮影枚数は約5.9枚/秒
  • 光学手ブレ補正(IS):3.5段分
  • EOS 70Dレベルの防塵防滴構造
  • RAW撮影可能
  • サイズ:123.3×76.5×105.3mm
  • 重量:約733g(約690g)

という感じ。

6月25日に発売なので、実機をまだ触ってはおりませんが、スペックを見る限りでは、もしかしたら今使っている野鳥撮影用のセット Canon EOS Kiss X7+EF100-400 F4.5-5.6L IS USM からの置き換えができるのではないかなぁとひそかに期待していたりします。

現在私が利用している野鳥撮影セットのスペックとしては

  • 1800万画素の APS-Cサイズ CMOSセンサー
  • 35mm換算で 160-640mm F4.5-F5.6
  • 連続撮影枚数は約4枚/秒
  • 光学手ブレ補正(IS):2段分
  • 防塵防滴なし
  • RAW+JPEG撮影可能
  • サイズ:116.8×90.7×69.4(+レンズ189)mm
  • 重量:約407g+レンズ1380g(約370g+レンズ1380g)

という感じで、大幅にサイズダウンできて、撮影可能なレンズの長さや明るさはほとんど変わらない状態。

センサーは小さくなるので、高感度撮影時には不利になるかもしれませんが、プリントしてどうこうするわけではないので、ブログに載せる写真としては、多少ノイズが載ったとしても大丈夫かなぁと。



問題はピントの精度と速度ですが、これは実際に店頭などで実機を触ってみないと何とも言えません。
PanasonicDMC-FZ1000」ぐらいのピント精度と速度だったら、かなり有望な感じです。

そこまで行かないとしても、レンズの鏡筒部分にスムーズリングというリングが搭載されているので、これでフォーカスの調整がマニュアルでできるなら、何とかなるのではないかなぁと思っております。
※FZ-1000にも鏡筒部分にマニュアルリングがあったのですが、レンズの長さ的に少し短かったので、候補からは外れたといういきさつがあります。
ken-s.hateblo.jp

野鳥撮影のようなカメラ側での被写体の判断が難しい撮影条件では、人間がマニュアルでピントを素早く合わせることができるかどうかもかなり重要な要素だと考えております。

あと、Nikonの「COOLPIX P900」では撮れなかった RAW画像に対応しているのも、ポイントとしては重要かと。

ただ、EOS Kiss X7のように、JPEG+RAW の同時撮影ができるかはメーカーサイトを見ても分からなかったので、今後の情報に期待。

「Power Shot G3 X」の直販価格は10万6800円(税別)。

初回5000台限定で電子ビューファインダーEVF-DC1をセットにした「PowerShot G3 X EVF KIT」も発売され、直販価格は10万9800円(税別)。

コンデジとしては、高価な部類ではありますが、デジタル一眼+望遠レンズに比べればまだ安いですね。

野鳥撮影時には、ビューファインダーは必要だと思っているので、私が買うとしたら当然PowerShot G3 X EVF KIT」の方ですね。

単体で購入した際に3万3000円(税別)する電子ビューファインダー 「EVF-DC1」がついて、価格が3000円アップですむということは、実質的に3万円の値引きと同じことなので、これは電子ビューファインダーセットの方を買うのが良さそう。

実際に店頭で実機が触れるようになったら、見に行こうと考えております。

お金に余裕があれば、現在の野鳥撮影セットと併用したいところですが、さすがに10万円オーバーの予算を捻出するのは厳しそうなので、現在の撮影セットとの置き換えを視野に入れつつ、実機のテストを店頭でしてみたいと思っております。

※その後、キャノンのショールームで触ってみました