おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

ハイタカ、ルリビタキそして、キクイタダキが各所で(大阪城野鳥探鳥 2017/11/19 6:05-12:40)

天気予報では今日は正月あけ並の寒さと聞いていたのですが、朝スマートフォンを確認すると、最高気温は12度。
これなら大丈夫かとこれまでと同じく、シャツ1枚と撮影用のベスト1枚で出かけたのですが・・・
予想よりも寒かったです。
ちょっと失敗したかなぁと思いつつ大阪城へ自転車を走らせます。
ちなみに、後で出会った他の知り合いのバーダーさん達は、みなさん結構服を着込んでらっしゃいました。

本日の日の出時刻は6:34。
到着した時はすでに6時頃だったのですが、辺りはまだまだ暗い状態。
日の出時刻が遅くなったことを改めて認識します。

なので、到着早々に西外堀を見ても、真っ暗でほとんど姿を見る事ができません。
飛騨の森をねぐらにしているハイタカが2羽になったと聞いていたので、早々に飛騨の森へ移動します。

数人のカメラマンがすでにいて、私もそれにならってハイタカを探して撮影します。
まずは1羽目がこちら。
ハイタカ

そして、2羽目がこちらです。
ハイタカ
かなり暗かったので、写真としてはかなり高感度でノイズが多いです。
もう少し高感度でもノイズの少ないカメラが欲しいなぁと思ってしまいます。

撮影した数分後、6:15と6:18に、それぞれ2羽ともにどこかへと飛んで行きました。

その後、内堀を見に行くと、ジョウビタキのオスがいました。
ジョウビタキ・オス
ハイタカが飛騨の森をねぐらにしているせいか、ジョウビタキのオスもすっかり身を潜め、西の丸付近に隠れているようです。

内堀を飛ぶセキレイの声を聞いたので、てっきりハクセキレイかと思っていたら、姿を確認するとキセキレイでした。
キセキレイ
もしかしたらこれまでも声でハクセキレイと思っていたのが、実は違うかった事があったのかもしれません。
今度からちゃんと確認しないといけないですね。

太陽が出て来たので、飛騨の森を回ってみると、大型ツグミの声がします。
しかも、個体数はけっこう多そうな感じ。
姿を探してみたところ、シロハラが何羽かいました。
木の上を移動して、なかなか撮らせてもらえないでいると、シロハラに混じっていた、アカハラが先に撮れました。
アカハラ

その後ようやく、シロハラも撮れました。
シロハラ

さらに飛騨の森を回っていると、アトリの群れと遭遇。
アトリ

コゲラもそのすぐそばにいました。
コゲラ

さらには、メジロの群れも近くにいました。
メジロ

それを撮影中に横の内堀を飛ぶ野鳥の姿・・・見送った後、内堀に着水したのはアオサギでした。
アオサギ

ツグミもいました。
ツグミ

さらには、マミチャジナイもいました。
マミチャジナイ
大型ツグミがかなり揃いました。

ウグイスも数羽見かけましたが、なかなか撮らせてくれません。
ウグイス
ウグイス

その後梅林へ移動。
梅林では東外堀を挟んだ対岸で、何かイベントがあるのか、複数のブラスバンド隊が練習をしていて、野鳥の声が聞こえにくい状況でした。

それでも、近くにくれば、何とか声が聞こえるので、ジョウビタキのオスを見つけることができました。
ジョウビタキ・オス

東外堀上空をアオサギ2羽が飛行中。
アオサギ

梅林入り口の高い木の上にモズがいました。
モズ

ハクセキレイもいました。
ハクセキレイ

少し遠くにカワラヒワの群れもいました。
カワラヒワ

エンベリザの声がしていたので、なかなか姿が見れない主をようやく撮影・・・アオジです。
アオジ

その後内堀を覗いて何枚か水鳥を撮影していたところ、オカヨシガモヒドリガモコガモの写真で、よく見るとオカヨシガモヒドリガモがまぶたというか、瞬膜?を閉じている状態でした。
オカヨシガモ・ヒドリガモ・コガモ

豊国神社へ移動すると、アオジがいました。
アオジ

エナガの群れとも遭遇。
エナガ

エナガの群れを撮影中に、エナガが警戒音を出したので、猛禽類が来たのかと周囲を見ていたところ、モズが1羽足に白い丸いものを掴んで飛んで行く姿を目撃。
白くて丸いもので思いつくのはエナガなのですが・・・もしかしたら私が見えていなかったところで、エナガを捕えていたのかもしれません。

地上で採餌中のシロハラもいました。
シロハラ

ジョウビタキのオスもいました。
ジョウビタキ・オス

ハクセキレイもいました。
ハクセキレイ

修道館ではジョウビタキのメスがいました。
ジョウビタキ・メス

配水池ではコゲラがいました。
コゲラ

さらには、キクイタダキが3羽以上いました。
最初見つけたときは、ちょうど先日の台風で倒れた木で通行止めになっている中にいたのですが、しばらくすると、こちらへ飛んで来てくれて、かなり近いところまで来てくれました。
キクイタダキ
キクイタダキ

こんな細い枝にも止まれるというのは、さすがは日本で最小とされる野鳥です。
キクイタダキ

一応、頭頂部も撮影できました。
キクイタダキ

一通り配水池での観察が終わったので、自転車に乗って場所を変えようと移動し始めたところ、少し前の木の茂みの中に野鳥の姿。
すぐに自転車を止めて、その姿を確認すると・・・なんとルリビタキのオスでした。
ルリビタキ・オス

ルリビタキは今季はなかな縁がなくて、個人的には今季初の出会いです。
ルリビタキ・オス
ルリビタキ・オス
ルリビタキ・オス

日本庭園では、コサギがいました。
コサギ

修道館へ戻ると、ジョウビタキのオスがいました。
ジョウビタキ・オス

豊国神社で、カラスに追われるオオタカを目撃。
大将さんがいたので話をすると、すでに何往復かしているそうでした。
飛んでいるところを撮ろうとしたところ、バッテリーが切れてしまって撮影はできませんでした。

豊国神社でもキクイタダキが5羽ほどいました。
キクイタダキ
キクイタダキ

その中に混じってムシクイもいました。
ムシクイ

音楽堂西通路へ移動すると、シロハラがいました。
シロハラ

アオジもいました。
アオジ

市民の森へ移動すると、大型ツグミの声がしますが、木の上の方にいるので、なかなか姿が見れません。
とりあえず、シロハラはいましたが撮れず。
ツグミは撮れました。
ツグミ

その後南外堀の水鳥を確認していると、ヒドリガモに混じって、少し色の違う野鳥を発見。
対岸の石垣近くにいるため、しっかりと姿を見れないのですがもしかしたらアメリカヒドリかも・・・
撮影したのがこれです。
ヒドリガモ・アメリカヒドリ・ハシビロガモ

拡大したものがこちら。
f:id:KEN-S:20171119164941j:plain

確か大将さんが豊国神社にいたはずと思い出し、豊国神社はちょうど石垣の上ぐらい。
とりあえず大将さんにも上から確認してもらえるように電話をしておきました。

アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種かもしれませんが・・・
アメリカヒドリ?

その後、西外堀へ戻って、ハシビロガモの飛び姿を撮影して、本日の探鳥は終了。
ハシビロガモ

本日は飛騨の森をねぐらにしているハイタカを2羽とも確認できて、良かったかなぁと。
さらには、個人的には今季初となるルリビタキのオスも見れました。

キクイタダキを配水池、豊国神社、音楽堂西通路などで見かけたので、未だに多くの個体が滞在しているのかなぁと。
しかも、かなり近いところまで近づいてくれて、その小ささを見ると可愛くて、非常に嬉しいですね。

そして、南外堀にいた野鳥・・・アメリカヒドリか、ヒドリガモとの交雑種か・・・
それほどお目にかからないので、判断できないところではありますが、いつもと違う種がいたというのは、ちょっとラッキーかなぁと思ってしまいます。

本日の写真は以下からご覧いただけます。
ルリビタキ・オス


西外堀

飛騨の森 -8:45

修道館

日本庭園

豊国神社

桜広場

音楽堂西通路 11:25-

沖縄復帰の森

  • モズの声

市民の森 11:45-12:00

教育塔