おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

PS4「モンスターハンターワールド アイスボーン」をクリア

発売開始直後からプレイしていたPS4モンスターハンターワールド アイスボーン」。
ken-s.hateblo.jp

本日、追加されたシナリオ部分を一通りクリアし、スタッフロールを見ることができました。
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集中してプレイすれば、もう少し早くクリアできたかも知れませんが、ついつい素材を集めて装備を拡充するのに時間を費やしてしまいました。

今回は、比較的モンスターに合わせて適正な耐性の防具を作っておかないと、結構苦労することもあったので、様々なモンスターに応じた装備を作るのに、少々時間がかかりました。
最終的には、ディノバルド装備、オドロガロン装備、ベリオロス装備の3つをモンスターやクエストのフィールドに応じて、切り替えて使っておりました。

一応の区切りであるスタッフロールを見たものの、まだ遊び尽くしてはいない感じ。
シナリオもまだ続き、さらに新しいモンスターも追加される予定なので、まだまだ楽しむことはできます。

個人的に「モンスターハンター」シリーズは、ゲームとして好きなシリーズなので、評価としてはどうしても甘めになってしまいますが、プレイしてみて、主に追加された仕様などの感想をまとめておこうかなぁと。

以下ネタバレとなる内容も含まれておりますので、先に読み進められる方はご注意ください。

ただ、スクリーンショットについては、戦闘中のものはあまりありません。
戦闘中はスクリーンショットを撮っている余裕があまりないため、モンスター登場前のデモムービーなどの画像が多くなっております。



クラッチクローからの吹き飛ばしが気持ちいい

モンスターハンター」は、プレイヤーキャラクターであるハンターよりも体が大きいモンスターと戦うことになります。

その大型のモンスターが突進してきたり、攻撃されると、プレイヤーが吹っ飛ばされてしまうのが自然の摂理。

ところが、今回の「アイスボーン」から追加されたハンターの基本アクション「クラッチクロー」を使うと、大型モンスターを吹き飛ばすことができ、積年の恨みをはらすことができます。
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基本的には、「クラッチクロー」は、モンスターに向けて、ロープ付きのクローを投げ、引っかけることでモンスターにしがみつけるようになるアクション。

しがみついた状態で、攻撃ボタンを押せば、すぐに攻撃して敵の体から離脱することができます。

また、プレイヤーがスリンガーに弾を装填している状態であれば、モンスターの体にしがみついている状態で、その弾をモンスターに向けて射出することができます。
そのアクションを、モンスターの頭部にしがみついている状態で行うと、モンスターを吹き飛ばすことができます。

さらに、吹き飛ばす向きも調整することができるので、うまく壁の方に向けて、モンスターを吹き飛ばすことができれば、大ダメージを与えることができる攻撃となります。

クラッチクローを使ってしがみつき、モンスターの頭部に向けてスリンガー発射、そして壁面に激突させるという一連の流れが、個人的には今作での最大の醍醐味というか、爽快感につながっているのではないかなぁと。

但し、モンスターが怒っている状態では、頭部にスリンガーを発射しても吹き飛ばすことができないので、モンスターの状況をしかりと観察しておく必要があります。

モンスターの状況は、画面左下のミニマップに表示されている「目のマーク」の色で判断でき、赤色は怒っている状態なので、赤色の目のマークの場合は、このアクションを発動しないように気をつけないといけません。

モンスターの攻撃モーションが増加

モンスターハンターワールド」の時にいたモンスターでも、今回の「アイスボーン」では新しい攻撃モーションがいくつか追加されておりました。

これまでのランクが「下位」と「上位」だけだったのが、今回からランクに「マスター」が追加されたことで、モンスターが進化(強化)されたことによるものと思われます。

モンスターハンター」シリーズにおいて、モンスターと戦う際には、個人的には相手の動きを見て、自分の対応方法を臨機応変に変化させるという戦い方をしております。

相手の攻撃モーションから、間合いやタイミングをうまく見計らって、隙を見つけて攻撃を叩き込むのが面白い所なので、相手の攻撃モーションの始動を見て、どう対応するのかを常に考えて戦う必要があります。

特に近接武器の場合、モンスターに張り付いて戦うことも多いので、モンスターのわずかなモーションの違いを見極めて、対応しないと大ダメージを受けてしまうこともあります。

そのため、初めて戦うモンスターの場合は、どのような攻撃モーションがあって、その攻撃がどういうものかを把握できていないので、その辺を探りつつ戦わないといけません。
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逆に言うと、何度も戦っているモンスターであれば、攻撃モーションをほとんど把握している状況なので、対応は比較的容易になります。

そのため、今回の「アイスボーン」の「マスター」ランクのモンスターについても、最初はこれまでに何度も戦ってきたモンスターとの対戦においては、慣れもあってそう苦労しないと思っていたところ、新しい攻撃モーションが加わっていたことで、いきなり驚かされてしまうこともありました。

動きとして、これまでに知っている動きで、対応方法も分かっていたはずが、違う攻撃が追加されていて、手痛いダメージを受けてしまうということもありました。

結果として、「下位」「上位」で何度も戦ってきたモンスターであっても、「マスター」ランクで初顔合わせの際には、まずは相手の追加攻撃のモーションを見極めるところから開始する必要があり、緊張感を持って楽しむことができました。

モンスターの大技が追加

同一モンスターであっても、今作から新たに攻撃モーションが追加されたものがありますが、モンスターの中には新たに大技が追加されたものもいました。

その大技を食らってしまうと、プレイヤーは即死もしくは、それに近いダメージを受けることになります。
発生までに少し時間がかかり、出した後もしばらくはモンスターに隙ができるものが多いので、その技の攻撃モーションに入った瞬間に、対応方法さえ間違わなければ、対処できないものではありません。

これまでは、古龍種と呼ばれる強めのモンスターの一部(テオテスカトルなど)が使ってきましたが、今作では古龍種以外にも、これに類する大技を使ってくるようになりました。
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今作では、モンスターによっては、この大技にも気を配る必要が出てきて、なかなかの緊張感がありました。

ただ、一部のモンスターでは、大技が来るモーションなのか、それともそれ以外の技のモーションなのか、判断しづらいものもあり、対応に苦慮するものも数体いました。
個人的には、今回追加された古龍種モンスター「ネロミェール」の大技は、あまり慣れていないということもあって、接近して攻撃していると、かなり避けづらい攻撃で何度も倒されて嫌な思いをしました。
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モンスターが一時的に地形を変化させる攻撃

モンスターの攻撃の中には、これまでにもフィールドに配置してプレイヤーの行動を制限する攻撃がいくつかありました。
例えば、フィールド上にばらまいた後、一定時間で爆発するバゼルギウスの鱗やウラガンキンの石、クシャルダオラの竜巻など。

プレイヤーが接近するタイミングで爆発したり、巻き込まれて飛ばされたりしてダメージを受けるため、行動範囲が制限されてしまいます。

しかし、今作では、そういったトラップのような使われ方の攻撃だけではなく、プレイヤーの移動に直接影響を与えたり、モンスターの攻撃範囲を広げたりといった、地形を変化させるモンスターの攻撃が追加されておりました。

例えば、今回の代表的なモンスターであるイヴェルカーナの作り出す氷の壁は、プレイヤーの移動範囲を制限したり、プレイヤーがその壁の上に立つことができたりと、移動に影響を与えます。

「ネロミェール」の場合は、攻撃によって地面に水たまりを増やして行き、モンスター自身の津波攻撃や放電攻撃の範囲を広げたり、モンスター自身が水面を滑ることで移動速度を上げたりします。

最終モンスターにおいても、地面を一時的に砂にすることで、プレイヤーの移動速度を下げたりしました。
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これらの地形を変化させる攻撃は、モンスターハンター」シリーズにおいて、私が思い出す限りにおいては無かったものだと思います。

そのため、今後「モンスターハンター」シリーズにおいては、そういったモンスターがどんどんと増えて行き、より戦いが楽しめるものになって行くのかもと期待してしまいました。

レア素材の交換要素が追加

モンスターハンター」シリーズでは、装備を作ったり、武器を強化したりするのにモンスターからはぎ取る素材が必要となります。

作る装備によって、必要となる素材は異なっており、モンスターを倒すことでその素材が出るかどうかは、倒してみないと分からないというゲームです。

それらの素材の中には、ほぼ毎回出現する素材もあれば、何体も狩らないと出現しないレアな素材が存在しております。
「竜玉」や「逆鱗」、「天鱗」と呼ばれる素材がそれにあたります。
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同じモンスターの装備を一式揃えようと思った時には、ほぼ確実にこれらのレア素材が必要になってきます。

装備を作るために素材を集める必要があり、その中でもレア素材を求めて何体も同じモンスターと戦うということが、このゲームの楽しみの一つでもあります。

しかし、何体倒しても、欲しいレア素材が出てこないということも多々あるため、「モンスターハンター」シリーズでは「物欲センサー」が搭載されているのではないかと言われる所以になっていたりもします。

それを少しでも解消するためかどうかは分かりませんが、今回の「アイスボーン」では、「天の竜神手形」というアイテムで、モンスターのレア素材と交換できる要素が追加されました。

「天の竜神手形」は、「アイスボーン」で新たに追加された「蒸気機関管理所」での大当たり賞品となっております。
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蒸気機関管理所」自体は、フィールドで集めてきた燃料用の素材を使うことで、くじ引きを引くような新しい遊びなので、同じモンスターを何体も倒すよりは、少しは入手しやすくなっているのかなぁと。

装備は欲しいものの、戦うのが苦手なモンスターと何体も戦うよりは、少しは入手しやすくなる救済措置として、有効なのかなぁと。
苦労して何度も狩ることで、ようやく装備を製作して入手できた時の喜びに比べると、少々嬉しさは落ちてしまうかもしれませんが、この仕様の追加は良かったのではないかと思っております。
個人的には、まだこの仕組みを使っておりませんが、そのうち使うかもと考えております。

あと、地味な変更ではありますが、今回追加された拠点「セリエな」は、これまでの拠点にくらべて、各種施設が集約しているので、従来の拠点よりもかなり使いやすいです。

個人的にはやはり大好きなシリーズ

PS4モンスターハンターワールド」になって、これまで以上に地形の起伏が多くなったり、エリア間でのつながりができたりと、シリーズの従来の作品よりも進化したと思っておりました。
しかし、今回の有料追加コンテンツ「アイスボーン」によって追加された要素で、さらなる進化を遂げたように感じました。

シナリオ的にはそれほど多く追加されてはおりませんが、「モンスターハンター」シリーズ自体、私個人としてはそこまでシナリオを気にしていないので、あまり気にはなりませんでした。
それよりも、歴代のモンスターや新規のモンスター、亜種のモンスターなども多数追加され、ボリュームとしては十分な感じです。
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亜種モンスターは、結構くせ者が多くて、必要な対策をしていないと、かなり苦戦というか、イライラが募るものが多く感じました。
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モンスターに応じて、しっかりと万全の対策で挑むことがかなり重要なゲームということで、それはそれでアリかなぁと。

モンスターの攻撃についても、今後登場してくるモンスターに関しては、どうなるかはわかりませんが、現時点ではそこまで理不尽さを感じるものもないので、ゲームとしては十分に楽しめております。
(「ネロミェール」の大技については、何体か倒した今でも、少々イライラさせられておりますが・・・)

個人的には10月に追加される予定のモンスター「ラージャン」などは、昔苦しめられた記憶があるので、少々心配だったりしてはおりますが・・・

今後も定期的に追加のモンスターが出てくるようですので、まだまだ長く楽しめそうな感じです。
ただ、未プレイのゲームも残っているので、先にそちらをプレイする可能性もありますが・・・