本日見ていたネットのニュースで、気になるものがありました。
それは、iPhone用の「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」というアプリに関する記事。
スマートフォンのカメラを魚にかざすと、その魚の名前が分かるというアプリ。
最初見た時、SNSアプリの「LINE」を作っている会社が作ったのかと思ってしまいましたが、どうやら違うようです。
元の記事は下記です。
news.livedoor.com
記事によると、現在の精度では日本の水族館にいる生き物の9割に対応していて、学習済みの水族館の生き物に対する認識成功時の平均精度が90%前後ということだそうです。
魚が群れで泳いでいるシーンでも、認識できれば魚にマーカーが付いて名前が表示されるのだとか。
今後も認識精度を高めて、対象の生き物も増やすように継続的にアップデートされているそうです。
アプリのサイトを見てみると、動作的にもかなり期待できそうな雰囲気がします。
lens.linne.ai
残念ながら、現在は iPhone版しかリリースされていないので、Androidユーザーの私では試しに使ってみるということができませんが、Android版が出れば、試しにダウンロードしてみたいと思います。
個人的には、「Google翻訳アプリ」で、スマートフォンをかざすと、日本語と英語を翻訳してくれるという機能にもかなり驚いてすごいなぁと思いました。
しかし、「Google翻訳アプリ」のように、文字を検出するOCR機能よりも、動画や写真などから合致するものを検出する画像検索の方が実現するには難しいと思うので、インパクトとしては「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」の方がかなりあります。
さらには、今回は魚ですが、今後の展開として、個人的にな希望としては、野鳥で実現してもらえたらうれしいかなぁと。
ただ、スマートフォンのカメラでは、野鳥が識別できるほど大きくは撮れないので、できれば動画ファイルや写真ファイルから、識別してくれるようになるとうれしいかなぁと。
もしくは、リアルタイムで Wi-FIで通信しながら、デジタル一眼のデータをスマートフォンに取り込んで、その場で識別してくれるとか・・・
AR(拡張現実)系のアプリも、こうやって色んなものが出てきてくれると、より生活が便利になりそうでワクワクしてしまいます。
アプリ自体は機能制限版(1日に認識できる数に上限がある)が無料で配布されているので、使い勝手を手軽に試してみることもできるようなので、興味がある iPhone ユーザーの方は、一度試されてはいかがでしょうか。
私は、Android版がリリースされたら、是非試してみようと思っております。
水族館や、海にはなかなか行けないかもしれませんが、スーパーの魚売り場などで試してみたいかなぁと思っております。