インターネットのニュースサイトをよく見ているのですが、新製品情報を見ていて時折気になる製品に出くわすことがあります。
今回購入した「ATOM Cam 2」もその流れで、思わず衝動買いしてしまった製品です。
ATOM Cam 2www.atomtech.co.jp
「ATOM Cam 2」はネットワークカメラと呼ばれるジャンルのカメラで、インターネットに接続して利用し、外出先からでもカメラの映像を確認することができるという製品。
設置しっぱなしで定点観察を行うのに適しており、防犯目的や、家族やペットの見守りといった使い方ができます。
前モデルの「ATOM Cam」もその性能の高さと価格の安さから、かなり売れたそうです。
1080PフルHDの高解像度で、動体検知や音声検知機能もついており、赤外線ナイトビジョンまで搭載しています。
通常であれば、いくら安くて高性能であっても、ネットワークカメラとして通常の使い道で提示されているような防犯やペットカメラとしての使い方では、個人的にはそこまで興味を持たないところです。
しかし、個人的には今回は前モデルにはなかったIP67完全防水・防塵が加わり、さらには夜間でも鮮明な映像が撮れるカラーナイトビジョン機能も実装されたということで、もしかしたらある使い方ができるのかもと興味が出てきます。
公式サイトの写真を見る限りでは、映像もかなり鮮明そうな感じです。
しかも、最初の1万台に限り、前モデルと同じ価格2500円で購入できるということもあって、発売開始の2021年5月18日の午前9時にサイトにアクセスして注文しました。
後から知ったのですが、、40分ほどで初回生産分の5000台が売り切れてしまったそうです。
そして注文した翌日の5月19日には製品がゆうパックで到着しました。
外箱は少し変形しておりますが、中身は厚手の段ボールで囲われているため、問題ないようです。
早速開封してみました。
中身はこんな感じです。
カメラの正面はこんな感じになっております。
早速ケーブルを本体に差し込みます。
防水・防塵に対応しているため、ケーブルのコネクタ周囲とカメラ本体の穴の隙間がかなりきっちり密閉されるような作りになっているので、差し込むのに少し力がいりました。
そのままコンセントに接続すれば、本体側の準備は完了です。
また、本体には32GBまでの microSDをセットすることができます。
microSDカードをセットしておくことで、動体検出した際に画像をmicroSDカードに保存しておくことができます。
次にカメラをコントロールするためにはスマートフォン用のアプリをダウンロードする必要があり、Google Play Store から「ATOM - スマートライフ」アプリをダウンロードしてインストールします。
アプリを起動すると、最初にアカウントの登録を行う必要があります。
メールアドレスとパスワードを設定して、アカウントを作成します。
すると、設定したメールアドレス宛にメールで確認コードが届いているので、その確認コードをアプリに入力します。
これで、無事にアカウントが作れました。
次にデバイスを登録します。
一番下の「ATOM Cam 2」を選択します。
すると、使い方(登録方法)が短い動画で流れますので、それに合わせて操作を行います。
カメラ本体のリセットボタンを押して、カメラ側の設定を行います。
アプリの設定時に、スマートフォンの位置情報へのアクセスが必要になるので許可します。
その後、カメラの接続に利用する Wi-Fiのアクセスポイントを選んで接続します。
すると、スマートフォン側にQRコードが表示されるので、それを「ATOM Cam2」のカメラで読み取ります。
あとは、カメラ側で自動的に設定が行われ、それが完了するのをしばらく待ちます。
無事に接続できると、デバイスが追加されたというメッセージが表示されます。
トップに戻ると、無事にデバイスの登録が完了しておりました。
デバイスを選択すると、画面にカメラの画像が表示されます。
全画面表示に切り替えることもできます。
カメラの画像は見る限りでは非常に鮮明です。
スマートフォンに届く映像は、実際よりも1秒程度少し遅れて届く感じですが、問題ない感じです。
アプリを起動すればいつでもカメラの映像を確認できますが、アプリを起動していない状態でも、動体検出の設定をしていれば、検出次にスマートフォンにプッシュ通知が届くので、ずっとスマートフォンとにらめっこしておく必要はありません。
自宅で利用する場合は、外出先からでもカメラの映像を確認できます。
ただし、カメラ自体は固定なので、例えば外出先からカメラの撮影角度を変更したりすることはできません。
さて、個人的なこれの使い道についてですが、もしかしたらトレイルカメラ的な使い方ができるのではないかなぁと思って購入しました。
トレイルカメラというのは、野生生物の通り道などに設置しておき、野生生物が通った際に映像を残すというカメラです。本来のトレイルカメラは、熱源検知らしいのですが、動体検出や音声検出ができるので、機能的には十分な要件を満たしているように思います。
で、私がトレイルカメラを何に使うかということですが、大阪城での野鳥の観察に使いたいというのがあります。
野鳥の中には薮の中に入ってしまって、外からはその様子を見ることができない種がたくさんいます。
それらの野鳥を観察するのに、トレイルカメラというか、設置してから遠隔から確認できるカメラがあれば、観察などに使えるのではないかなぁと。
使用する電源も5V/1A で、ケーブルもUSBなのでモバイルバッテリーを使えば電力供給はできそうです。
しかし、実際には注文してから気づいたのですが、「ATOM Cam 2」はネットワークカメラですので、常時Wi-Fiを使ってネットワークに接続している必要があります。
設定だけすれば、ネットワークを切っていても単体で動作するというのが理想でしたが、それはさすがに無理そうです。
屋外でWi-Fiを使ってネットワークに接続するとなると、スマートフォンのテザリングを利用するしかないかなぁと。
ということで、次の記事ではスマートフォンのテザリングを利用して、「ATOM Cam 2」を利用できるかテストしてみます。
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