おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

総務省がIoT機器に無差別侵入して調査するのだとか

本日インターネットで見かけた記事に、結構強烈なものがありました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190125/k10011791591000.htmlwww3.nhk.or.jp

記事によると、サイバー攻撃対策の一環として、総務省は家庭や企業にあるインターネット家電などのいわゆる「IoT機器」に無差別に侵入して対策が不十分な機器を洗い出す調査をするのだとか。

それって、犯罪者が行う不正アクセスと同じ事なのではないかなぁと。

国が自ら「不正アクセス禁止法」に抵触するような行動をして、一体どうするつもりなのかと。

プライバシーの侵害以外の何物でもないと思えてしまいます。

どういう方法で調査するのかは現状で明確になっていないようですが、WEBカメラの映像などはいわば国(というか調査実施者)に盗み見される危険性があるということになるのではないかなぁと。

その調査を実施する業者なりが、情報を悪用する危険性などは考慮しないのかなぁと。



ただでさえ国が主導で毎年やっている統計調査でも、不正が行われているのが発覚したというのに、こういう新しい調査において、委託先の会社が不正を行わないという保証はどこにもないわけで・・・
www.jiji.com

そんな危険な調査をする必要があるのかなぁと。

国が選定した業者に不正されるのと、実際の犯罪者に不正されるのとではどちらが良いかという究極の選択状態なのではと思ってしまいます。

最も、それ以前に機器の使用者が正しい知識で機器の設定を行っていれば、国にも犯罪者にも不正にアクセスされることはないのですが・・・

これを機に、自宅の機器の設定状況を見直しておく方が良いかもしれませんね。
ネットワーク関係の機器については、パスワードなどが購入時の初期設定のままになっているものは、改めてパスワードを設定するぐらいだとは思いますが・・・