PC用の3D系ゲームをプレイするには、結構ハイスペックなグラフィックボードやCPUを搭載したハイスペックなPCを必要とするものが多く、私が使っている MacBook Pro ではかなり力不足。
そのため、PC用のゲームをプレイするには、新しいマシンを入手しないとプレイできないことから、PC用ゲームをプレイすることはあきらめ、家庭用コンソールゲーム機を主にプレイしております。
ところが、先日より、ネット広告で頻繁に表示されていた「Geforce Now」というクラウドゲームサービスを使えば、通信環境さえあれば、スペックの低いPCはおろか、スマートフォンでもPC用のゲームがプレイできるとのこと。
www.nvidia.com
たしかに、クラウドゲームであれば、クライアント側で入力処理と画像表示を行い、実際のゲーム内の重い処理はサーバー側で実行されるので、クライアント側にそこまでのマシンスペックは要求されません。
「ファンタシースターオンライン2」や「アサシンクリード オデッセイ」などは、PlayStation4 では本体側で処理できますが、処理能力が少し低いNintendo Switch版ではクラウドゲームとなっております。
となれば、PC用ゲームが気になる私としては、一度試して見たいと重い、先日から募集されていたβテストに応募してみたところ、見事に当選しました。
ということで、サイトへアクセスして、早速「Geforce Now」を体験してみることに。
まずは、クライアント側のソフトをダウンロードする必要があります。
ということで、アプリをダウンロードして、PCにインストールした後、アプリを起動。
ダイアログが表示されるので、ユーザー登録情報などを入力すると、無事にログインできました。
どんなゲームがプレイできるのかと期待していると、トップページに色々なゲームが表示されました。
そこから適当にゲームを選んで、ライブラリに追加してみます。
私がプレイしたことがない「SEKIRO」などもリストに表示されたので、早速テストでプレイしてみようと選択。
その後、アプリを経由して、クラウドサーバーへ接続しようとすると、我が家の環境では、速度が少々足りていないようです。
それでも気にせず、継続してみたところ画面に表示されたのは、「STEAM」へのログイン画面。
ここでようやく、自分が大きな思い違いしていたことに気づきました。
「Geforce Now」は、私はてっきり、そこに用意されたPCゲームを自由にプレイすることができるサービスだと思っていたのですが、実際には、「STEAM」などのゲームプラットフォームで保有しているゲームを、クラウドサーバーを使ってプレイすることができるだけのサービスだったということ。
なので、「Geforce Now」のアカウントだけではゲームをプレイすることができず、それ以外に「STEAM」などのゲームサービスプラットフォームのアカウントが必要になるというものでした。
Google の「STADIA」の場合は、サービス自体でゲームが用意されていて、そのサービス単体で完結するクラウドゲームサービスなのですが、「Geforce Now」では他のゲームプラットフォームのアカウント情報を、クラウドサービスのサーバーマシンに入力して、ようやくゲームがプレイできるというものでした。
ゲームがプレイできるようなPCを保有していない私としては、「STEAM」のようなゲームプラットフォームのアカウントも当然保有しておりませんし、ましてやそこのゲームを購入してもおりません。
ということで、せっかくβテストが当選したのですが、一切プレイすることなく、アプリを終了させることとなりました。
自分の勘違いとはいえ、βテストに当選してぬか喜びとなってしまいました。
それでも、「STEAM」などでゲームを持っている人にとっては、Android端末でもPCゲームがプレイできる「Geforce Now」は、もしかしたら使えるサービスなのかもしれません。
ただ、「Geforce Now」のサーバーに、「STEAM」などのゲームプラットフォームのアカウントを入力することになるので、セキュリティ的に果たしてどうかという疑問は少々残りますが・・・
気になる方は、導入を検討されてはいかがでしょうか?