政府が新型コロナウィルス感染症予防対策として、全世帯に2枚ずつ配布すると決定した布のガーゼマスク、通称「アベノマスク」。
郵送費を含めて400億円以上の国民の血税から予算として計上し、さらには用意した品に大量の不良品が混在していたため、検品のために追加費用が発生したり・・・
紆余曲折があって、全世帯への配布が遅れているとの報道を見ておりました。
あまり期待はしていなかったものの、果たしていつ届くのだろうと思っていたところ、本日我が家のポストにもようやくマスクが投函されておりました。
4月から配布が開始されたはずなので、約1ヶ月遅れという感じでしょうか。
全国の緊急事態宣言も昨日一旦解除され、市中には以前よりは高価ながらも不織布の使い捨てマスクを購入できるような状況になってきているので、今更届いても使うことはないかなぁと思ってしまいます。
とりあえず、到着したので、今使っている不織布のマスクと比較してみることに。
長さは通常の不織布のマスクよりも短いです。
並べて見ると、こんな感じです。
幅自体は、不織布のマスクを折りたたんだ状態とほぼ同じです。
不織布のマスクの方はプリーツ部分があるので、着用する際にはそれを伸ばすことで、顎の下までカバーできますが、「アベノマスク」の方はガーゼマスクなので、この幅よりも大きくなることはありません。
我が家は4人家族なのですが、届いたマスクは2枚ということで、実際に使うにしても1人に1枚も割当たりません。
使うにしてもサイズが中途半端に小さく、枚数も家族の人数分もない、配布するタイミングとしても市中でマスクが手に入るようになってからという、全ての面においてかなりお粗末な感じです。
こんな中途半端なものを全戸に配布する政策、果たして本当に必要だったのでしょうか?
個人的には、税金の無駄遣いではないのかと思ってしまいます。
国には、もう少し国民の方に目を向けた政治をやっていただけたらなぁと。