本日の日の出時刻は6:50。
先日から再び大阪府下に新型コロナウィルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が発令されました。
一箇所に多くの人が密集することを避けるため、本日から再び、当面の間は Twitter でのリアルタイム野鳥情報は流さず、当ブログのみで情報を発信していくことにいたしました。
いつもは野鳥を見つけて、写真を撮って、その写真をスマートフォンに転送して、その後 Twitter にアップするという流れの一部が中断されたせいで、どことなく居心地の悪さのようなものを感じつつ探鳥を行っておりました。
そんな日に限って、大阪城では比較的珍しい野鳥が数種類見られたので、何だかなぁという気もしておりますが・・・
とりあえず、いつものように飛騨の森から開始した探鳥の情報を記載していきます。
内堀を覗いた後、飛騨の森へ戻ろうとすると、頭上を猛禽類が飛んでいき、近くの木の枝に止まりました。
止まっていたのはハイタカでした。
もう少し近づいて綺麗に撮ろうとしたのですが、枝が細くて不安定だったかったせいか、すぐに飛び去ってしまいました。
その後、飛騨の森ではアトリ5〜6羽の群れが飛んできてくれました。
ジョウビタキのメスがいました。
エナガの群れとも遭遇しました。
メジロもいました。
ツグミがいました。
シロハラの姿も見られました。
ジョウビタキのオスもいました。
北外堀ではアオサギがいました。
対岸にキセキレイの姿も見られました。
梅林へ移動すると、カワラヒワの群れと遭遇。
ツグミが茂った木の中で鳴いていました。
上空を飛ぶ猛禽の姿を見かけ、慌てて写真を撮影。
ハイタカでした。
ハクセキレイの姿も見られました。
さらには目の前をジョウビタキのオスが横切ったので、その姿を追っていくものの見失ってしまいます。
しかし、その少し先の東外堀に突き出た木の上で動いている野鳥の姿。
何かと確認すると、シメでした。
個人的には今季初観察です。
モズの姿も見られました。
ジョウビタキのオスもいました。
その後梅林から移動する途中、内堀でコサギがいました。
豊国神社ではシロハラが地上で採餌中。
ツグミもいました。
メジロの群れとも遭遇しました。
配水池へ移動すると、ジョウビタキのメスがいました。
日本庭園ではコサギがいました。
日本庭園を回っている途中、知人から連絡があり、内堀の隠し曲輪から見えるところにミコアイサが二羽とのこと。
比較的近いので、そのまま自転車に乗って、隠し曲輪へ。
知人と合流し、内堀を覗くとミコアイサのメス型が二羽いました。
大阪城でミコアイサを見たのはかなり久しぶりです。
当然、個人的には今季初観察です。
観察中に、羽ばたきも見せてくれました。
その後、修道館へ移動するとエナガがいました。
メジロの姿もありました。
桜広場を回った後音楽堂西通路へ。
音楽堂西通路でエンベリザの声が聞こえたので、出てくるのを待っていると、今度は大将さんから連絡が。
電話に出ると「隠し曲輪で・・・」と言われたので、「ミコアイサですか?」と聞くと、「オシドリのオス」とのこと。
さっき行った時には見られなかったのですが、後から入ったのか、それとも見つけられなかっただけなのか・・・
いずれにしても、これまた大阪城にはあまり入らないオシドリということで、少々遠かったのですが、再び自転車で隠し曲輪へと向かいます。
本日2度目の隠し曲輪に到着するも、大将さんの姿は見られず。
内堀を覗いてみるものの、オシドリらしき姿は見られず。
代わりに、すぐ下にいたカワセミの姿が見られました。
もしかしたらすでに飛んだかもと思って、大将さんに電話してみたところ、まだいるとのこと。
見れば対岸の飛騨の森の方から内堀を覗いている姿が見えます。
大将さんに位置を聞いて、探して見たところ、何とか発見することができました。
飛騨の森側から見ると、遠いものの見やすいのかもしれませんが、隠し曲輪からだと、手前の枯れ枝(枯れ草?)と被っているせいで、なかなか発見することができない位置でした。
水面にいてくれれば見つけやすいのですが、この位置で発見するのはかなり厳しい状態。
もしかしたら、先ほど来た時にも、すでにそこにいたのかもしれません。
その後、しばらくすると水面へ出てくれたりもしました。
当然こちらも個人的には今季初観察です。
その後、再び音楽堂西通路へ戻ると、ウグイスがいました。
先ほどはなかなか出て来てくれなかったアオジの姿も見られました。
ピース大阪ではカワラヒワがいました。
沖縄復帰の森ではヤマガラがいました。
キクイタダキの姿も見られました。
市民の森へ移動する途中、東外堀を覗くとユリカモメが着水しておりました。
個人的には大阪城でユリカモメを見るのは今季初です。
市民の森ではヤマガラがいました。
市民の森を一通り回り、場所を移動しようとすると上空に30羽以上のカラスの姿。
カメラを向けて確認すると、どうやら一羽の猛禽が混ざっているらしく、それに対してモビングをしている様子。
オオタカかなぁと思って、とりあえず撮影してみましたが、確認すると胸のあたりに特徴的な模様があります。
オオタカではなく、どうやらノスリのようです。
ノスリはカラスのモビングをあまり気にしていないのか、旋回しながら徐々に高度を上げつつ遠くへと飛んでいきました。
南外堀ではカイツブリがいました。
西外堀に戻ると、少々気になる野鳥の姿を発見。
顔の模様があまり見たことがない感じのホシハジロっぽい野鳥。
粘って撮影していたのですが、顔に白い部分が多いものの、おそらくホシハジロで良いのではないかなぁと。
とりあえず何枚も撮影していたのですが、その中に足が写っている写真があり、その足の水かきが異常に大きいということに今更ながらに気づきました。
水面に浮かんでいる限りはあまり見えませんが、水面下では大きな水かき移動しているんですね。
あと、西外堀で見かけたのが、オカヨシガモのオスとメスが接近して首を上下に動かす仕草。
もしかしたら求愛行動なのかなぁと思っていたら・・・
オスがメスの上に乗って、交尾のような状態に。
時期的には少々早いような気がするので、擬交尾という種類の行動なのかもしれません。
上に乗っているオスがくちばしを開き、下のメスに愛を囁いているように見えるシーンが撮れました。
以上で本日の探鳥は終了です。
個人的には大阪城ではあまり見られないミコアイサやオシドリが見れたのは嬉しかったかなぁと。
どちらも知人から情報をもらって撮ることができたので非常に感謝しております。
また、個人的には今季初観察となるシメやユリカモメに出会えたのもよかったかなぁと。
特にシメについては、毎冬ツグミやシロハラとともに数羽がよく見られていたのに、今年はなかなか見れなかったこともあって、ようやく出会えたという感じです。