おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

クロツグミ・ツツドリ・オオルリ・キビタキ・エゾビタキ・コサメビタキ・ヤブサメ・チョウゲンボウ(大阪城野鳥探鳥20221001 5:20-14:20)

本日の日の出時刻は5:51。
10月に入り、渡りも本格化してくれることを期待しつついつものように日の出前に大阪城へと向かいます。

西外堀に到着したのが少し早くて、堀の中は真っ暗。
遠くに水鳥の姿を確認できますが、何かを判定するのがかなり厳しい状態。
とりあえず、西外堀を軽く回って、もう少し明るくなるまで時間を潰そうと大手門の方へと向かいます。

すると、堀の中からカワセミの鳴き声が聞こえます。
さすがにこの暗さなので、見つけるのはかなり困難だと思いつつ、以前帰り際に覗いた時に飛ばれた堀沿いの沈木を確認してみたところ、それらしいシルエットを見つけます。
撮影してみると、予想通り、カワセミが止まっていました。

嘴を見る限りではオスだと思われます。

その後、少し明るくなってきたので、お堀の中を確認していくと、マガモがいました。

ヒドリガモの姿も見られました。

その後、京橋口から飛騨の森へ入り、そのまま内堀へ。
内堀にもカワセミがいました。

こちらもオスなので、もしかしたら西外堀で見かけたのと同一個体の可能性もあると思いますが・・・

飛騨の森を回ると、コサメビタキがいました。

エゾビタキの姿も見られました。

木の上にはアオサギが止まっておりました。

キビタキのメスはかなりの数がいました。

ヤマガラは二羽見かけました。

キビタキのオスもいました。

メジロも見られました。

オオルリのオス若もいました。

ムシクイの姿も見かけました。

モズのオスも高い木の上に止まっていました。

北外堀では、アオサギがいました。

ヒドリガモも一羽だけ確認できました。

ホシゴイも見られました。

ゴイサギの姿もありました。

さらには、水面を飛び回るカワセミの姿。

とりあえず遠いので、トリミングしてみるとこんな感じです。

嘴に赤色が見られるので、メスではないかと思います。
となると、西外堀や内堀でみかけたものとは別個体ではないでしょうか。

梅林へ移動するとムシクイがいました。

キビタキのメスもいました。

キビタキのオスも見られました。

ツグミ系が後ろから頭上を越えて、前方へと飛んでいくのを目で追うと、少し離れた枝に止まるのを確認。
カメラで撮影してみたところ、おそらくクロツグミのメスではないかなぁと。

距離があるので、トリミングしてみるとこんな感じです。

後からお会いしたひでキングさんや大将さんに確認してもらったところ、クロツグミのメスで良いのではないかとのことでした。
hideking.sblo.jp
とりあえず、クロツグミのメスは個人的には今季初観察です。

コサメビタキもいました。

茂みの少ない比較的ひらけたところで声が聞こえたので、あたりを探して見るとヤブサメいました。

コゲラの姿も見られました。

桜広場との境目の石段のそばの茂みで、少し大きめの野鳥がいるのを目撃。
何かと角度を変えつつ姿を確認すると、なんとトケン類。
後から知人に見せて確認してもらうと、ツツドリの成鳥でした。

その後、豊国神社へ移動する途中、空堀沿いの木の上で鳴き声が聞こえたので、確認しに行くとモズのメスがいました。

豊国神社ではキビタキのメスがいました。

キビタキのオスも見られました。

ムシクイの姿もありました。

さらには知人を含め、数人のカメラマンが木の上を見ていたので、聞いて見ると、オオルリのオスの成鳥がいたとのこと。
この木のどこかと言われたので、角度を変えつつ探して見ると、オオルリのオスがいました。

ここ数回オスの若鳥はほぼ毎回見れていたのですが、オスの成鳥は個人的には今季初観察です。

修道館ではキビタキのオスがいました。

キビタキのメスの姿もありました。

ミライザ大阪城ではエゾビタキが内堀の上の虫を捕食していました。

配水池ではコゲラがいました。

キビタキのメスもいました。

キビタキのオスも姿を見せてくれました。

オオルリのメスもいました。

日本庭園へ移動する途中、天守閣のそばで二羽のカラスと一羽の猛禽類を目撃。
カラスと比べて小さく見えたので、チョウゲンボウかなぁと思いつつ距離があるもののとりあえず撮影しておきます。
後からお会いしたひでキングさんにその話をしたところ、同じ場所でノスリが飛んでいたとのこと。
自宅に戻ってから、撮影した数枚の写真を確認したところ、たしかにノスリのようでした。

あまりにも小さいので、トリミングしてみたものがこちらです。

Twitter にはチョウゲンボウかもと書いてしまいましたが、ここでノスリと訂正いたします。

日本庭園ではカルガモがいました。

キビタキのメスも見られました。

その後、修道館前の空堀のそばを通ると、空堀の上でホバリングしては枝に戻るを繰り返していたエゾビタキがいました。

距離があるので、トリミングしたものがこちらです。

エゾビタキは2羽いました。

豊国神社まで戻ると、コサメビタキがいました。

桜広場ではキビタキのメスがいました。

キビタキのオスの姿もありました。

梅林との境目にあるフェンスに立って、野鳥を探していると、足元というか、下の梅林の方から「チッ」というエンベリザっぽい声が聞こえます。
時期的には少々早すぎるような気がしたので、勘違いかと思っていたら、その後も同じ声が5回ほど繰り返され、少しずつその声が内堀沿いの坂の方向へと移動しているのがわかります。
しかし、上からでは全く姿を見ることができません。
さすがにエンベリザが到来するには早すぎるかと思いつつ、近くに大将さんがいらっしゃったので、その話をしてみたところ、早い個体なら到来している可能性もあるかもとのこと。
すでに声は聞こえなくなっていたのですが、とりあえず急いで梅林へと降りていき、先ほど声がした近辺を探してみました。
しかし、しばらく探して見ましたが、残念ながら姿も声も聞こえなくなっておりました。
最初の声が聞こえた瞬間に、梅林へ移動していれば、もしかしたら姿を確認できていたかもしれなかったかなぁと。

その後、桜広場へ移動すると、元ヘリポート付近で数人のカメラマンが木の上の方にカメラを向けているところに遭遇。
そばにいた大将さんに聞いて見ると、ツツドリが枝の上にいるとのこと。
確認すると、確かに枝の上に姿が見られたので、私もその集団に加わって撮影してみました。

ツツドリの若鳥のようで、朝に梅林で撮影したツツドリの成鳥とは顔などに違いがありました。
結局この個体は桜の木の上に止まって、ひたすら毛虫を食べつづけ、私が見ている間10分以上はほぼ同じところに滞在しておりました。

その後、音楽堂西通路へ移動すると、キビタキのメスがいました。

沖縄復帰の森ではエゾビタキが虫を捕まえておりました。

キビタキのオスもいました。

キビタキのメスが地上と木の枝を行き来しておりました。

ムシクイの姿も見られました。

メジロもいました。

市民の森へ移動すると、キビタキのメスがいました。

エゾビタキの姿も見られました。

キビタキのオスもいました。

コサメビタキもいました。

エナガの群れとも遭遇しました。

メジロもいました。

南外堀ではカワウがいました。

さらに堀沿いの城南地区付近の木に、木の実か何かを食べているカワラヒワが数羽見られました。

カワラヒワと出会うのはかなり久しぶりです。

人工川ではコガモがいました。

しかも、個人的には今季コガモの観察数では最多となる16羽もいました。
とりあえず、コガモの集団の全体像はこんな感じです。

教育塔ではモズのメスがいました。

その後、西外堀へ戻り、本日の探鳥は終了のはずでした。
カメラを片付け始めたところに、突然周囲のシジュウカラが大騒ぎし始めます。
何事かと視線を上げて見ると、西の丸方面からこちらへと飛来する猛禽類の姿を確認。
そのまま私の頭上を通り過ぎていくので、目で追いかけていると、木が邪魔をして見えないところへ飛び去ります。
ただ、高さ的にはそれほど高くなかったので、もしかしたら近くに止まっているかもと急いで飛び去った方向へと走っていきます。
すると、堀沿いの木の上に、チョウゲンボウが止まっておりました。

最後の最後でチョウゲンボウと遭遇できたのはラッキーでした。

以上で、本当に本日の探鳥は終了です。

本日は随所でかなりキビタキのメスが多く見られました。
それ以外にも色々と見かけ、鳥影はかなり多く感じられ、渡りが本格化しているのがわかる1日でした。

個人的には今季初観察となるクロツグミのメスや、オオルリのオス成鳥と遭遇できたのが一番嬉しかったです。
あと、かなり距離が遠目でしたが、一応ノスリも見れましたし・・・
さらには、先週に引き続き、ツツドリに出会えたり、チョウゲンボウと会えたことも良かったかなぁと。


西外堀

飛騨の森

北外堀

梅林

空堀

  • モズ・メス
  • エゾビタキ 2

豊国神社

修道館

ミライザ大阪城

  • エゾビタキ

配水池

日本庭園

桜広場

音楽堂西通路

沖縄復帰の森

市民の森 12:45-13:40

南外堀

人工川

教育塔

  • モズ