おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

コサメビタキ・ムシクイ・ヒドリガモ・アオサギ4羽+(大阪城野鳥探鳥20230722 4:45-9:55)

本日の日の出時刻は5:00。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。

西外堀に到着した後、大手門方面へ。
その後、堀をのぞきつつ京橋口を目指していると、前回に引き続き今日もヒドリガモがいました。

知人の話によると、私が確認した後、7時前ぐらいにはもうヒドリガモの姿はないそうで、もしかしたら西外堀をねぐらにしているのかもしれません。
夕方に戻った後、早朝に他の場所へと出立するようなライフサイクルなのかも。

その後京橋口から飛騨の森へと入ります。
飛騨の森に入ってすぐに、メジロの声が聞こえたのですが、姿を確認できず。

その後、今朝は5時20分ごろからセミが鳴き始め、先週以上に騒がしく大合唱。
蝉時雨という言葉がありますが、時雨よりもはるかにひどい土砂降りのようなセミの声。
「蝉土砂降り」や「蝉線状降水帯」と呼びたくなるほどの大きくて大量の鳴き声でした。
おかげで野鳥の声を聴くことができず、視力のみに頼っての探鳥となります。
ところがそれも、枝が揺れるのを見て確認するとセミの姿、何かが飛ぶ姿を見かけてもセミといった状況で、視界すらも惑わされます。
何とか鳥のシルエットを確認できたと思ったら、スズメだったり、さらに遠くを飛ぶカラスの姿だったり・・・
結局、飛騨の森でめぼしい野鳥の姿はほとんど見られませんでした。

その後、梅林へ移動しても上空を飛翔するツバメをのぞいて、野鳥の姿はほとんどなし。

豊国神社へ移動する途中、内堀でアオサギを見かけました。

豊国神社へ到着すると、上空から鳴き声が聞こえ、木の間の空を飛翔するアオサギの姿を目撃。

樹の間の空を見あがていると、そのアオサギのすぐ後ろにもう一羽のアオサギ
さらにもう一羽続けて現れ、3羽が連れ立って飛んでいるのかと思ったら、さらにもう一羽で合計4羽。
その4羽が少し豊国神社の上空を旋回した後、市民の森方向へと飛び去りました。
飛んでいた個体はいずれも内堀でみかけた個体よりもサイズ的に大きくたくましく見えたので、内堀とは別の個体だと思われます。

ところが、飛び去った後もまだ鳴き声が近くで聞こえるので、探しに行ってみると、一番櫓の屋根の上に1羽のアオサギが止まっておりました。

先ほどの4羽のうちの1羽なのか、それとも別の個体なのかはわかりません。

その後、修道館裏の通路で、カワラヒワ2羽と遭遇しました。

配水池ではめぼしい野鳥の姿はなし。

日本庭園ではカルガモが2羽いました。

桜広場、音楽堂西通路ではめぼしい野鳥の姿を見られず。

夏なので仕方がないとは言え、野鳥とほとんど遭遇しないさびしい一日だなぁと感じつつ、それもまた仕方がないかとあきらめかけておりました。
ところが、沖縄復帰の森に入ってすぐ、目の前に姿を見せてくれたのはコサメビタキでした。

例年夏の野鳥の少ない時期に、わずかながらに姿を見せてくれるのがコサメビタキとムシクイで、今夏はどちらも目撃情報は聞いていたのですが、タイミングが悪いのか、探し方が悪いのか、私はなかなか遭遇できませんでした。
聞くところによれば、2週間ほど前から配水池にコサメビタキが滞在していて、後から今日も見られたと聞いたのですが、私とは縁がないのか一度も遭遇できておらず、今夏は出会えないのかもと思っていたところでした。
そんな中、ようやくコサメビタキと遭遇できたのは、非常にうれしい出会いです。

コサメビタキと遭遇するとほぼ同時に、コゲラも2羽姿を見せてくれました。

さらには、枝を飛び回るメジロの姿もありました。

枝の間を飛び回るのはメジロだけではなく、なんとムシクイの姿も確認できました。

例年の夏に見られる2種とも今日遭遇できたことでほっと一安心。

その後、市民の森へ移動すると、メジロが見られました。

東外堀では、木の上にアオサギの姿。

もしかしたら、先ほどの4羽のうちの1羽なのかもしれません。

南外堀では、カワウが見られました。

その後、人工川や教育塔を回りましたがめぼしい野鳥の姿は見られず。

西外堀に戻って、本日の探鳥は終了です。

とりあえず、夏にわずかの個体数ですが見ることができるコサメビタキとムシクイに遭遇できたこが、今日一番の喜びでした。


西外堀

北外堀

飛騨の森

梅林

  • ツバメ

内堀

豊国神社

修道館

配水池

日本庭園

桜広場

音楽堂西通路

沖縄復帰の森

東外堀

市民の森 9:00-9:25

南外堀

  • カワウ

人工川

教育塔

  • ツバメ

西外堀