本日の日の出時刻は6:19。
いつものように日の出前に大阪城へと向かいます。
西外堀に到着した後、大手門へと回り、その後堀を覗きながら京橋口へと向かいます。
暗い中少しだけカモ類の声がするので、その声を頼りにカメラを覗きつつ探してみると、岸から少し遠い位置に見つけたのはヒドリガモとオオバンです。
京橋口から北外堀を覗くと、カルガモがいました。
その後飛騨の森に入ります。
飛騨の森では、ツグミ系の声が上空を行き来しておりましたが、高い位置にいるため、なかなか姿を確認できず。
かろうじて確認できたのはシロハラぐらいです。
愛の森付近に差し掛かったところで、樹上からエンベリザっぽい声が聞こえます。
しかし、エンベリザとは少し違うようにも聞こえます。
「チッ」というより少し長めの「チーッ」という感じの声。
とりあえずその声を頼りに、探してみると、樹上に数羽の鳥影。
時折尾羽を上下させるしぐさも見せております。
とりあえず枝葉に邪魔されない位置に来たタイミングで撮影してみると、ビンズイでした。
上記の写真では、2羽が写っておりますが、他にも数羽いて、4羽以上は確実にいまいた。
樹上を移動しつつ、途中で1羽が地面に降りてきたりもしてくれました。
少しわかりづらいので、トリミングしてみるとこんな感じです。
個人的にはビンズイは今季初観察です。
私はビンズイは見た目的にエンベリザ(ホオジロ科)の仲間だと思っていたのですが、調べてみるとセキレイ科だったようです。
なるほど、ビンズイが尾羽を上下させていたことも納得できました。
ジョウビタキのオスもいました。
ユキヤナギの近くの茂みで、今度は間違いなくエンベリザの「チッ」という声を聴きました。
茂みの中で動く鳥影を追いつつ、撮影するべくタイミングを見計らいます。
すると、茂みの中からでて、そばの木の上に止まったところで撮影してみるとアオジでした。
アオジも個人的には今季初観察です。
メジロもいました。
北外堀ではキンクロハジロがいました。
ハシビロガモの姿も見られました。
アオサギが飛んでおりました。
ホシハジロの姿も確認できました。
コサギも飛んでおりました。
梅林へ向かう途中、内堀の石垣上にアオサギがいました。
さらには、石垣のそばを飛翔する猛禽類の姿を確認。
一度は、石垣に生えている植物の中に姿を隠しますが、再び現れてそのまま山里丸へ。
飛翔中に撮影したのがこちらの写真です。
トリミングしてみるとこんな感じで、おそらくハイタカではないかと思われます。
梅林へ移動すると、ツグミがいました。
ジョウビタキのオスも姿を見せてくれました。
ハクセキレイもいました。
豊国神社へ移動すると、モズがいました。
低い茂みの中で、鳴きながら移動しているウグイスの姿も何とか撮影。
ジョウビタキのメスも見られました。
ムシクイの姿も確認できました。
ジョウビタキのオスもいました。
修道館ではめぼしい野鳥の姿はなし。
配水池へ移動すると、上空の少し高いところに2羽の猛禽類の姿を確認。
少し距離があるので、トリミングしてみるとこんな感じで、おそらく2羽ともハイタカだと思われます。
それを見ている最中に、そこよりも低い位置で、さらにもう一羽の猛禽類を確認。
こいらもハイタカのようでした。
配水池の上空だけで、3羽のハイタカを確認したことになります。
配水池では他にメジロの姿も確認できました。
日本庭園へ移動途中、再び上空でカラスに追われる猛禽類を目撃。
トリミングしてみるとこんな感じで、おそらく先ほどのハイタカと思われます。
日本庭園ではコサギがいました。
さらには西の丸方面へと飛び去る猛禽類の姿も確認。
西の丸を超えて、飛び去って行く姿をとりあえず撮影してみました。
トリミングしてみるとこんな感じです。
サイズ的にはオオタカっぽく見えたのですが、この写真では何とも判断できない感じです。
その後、修道館へ戻るとハクセキレイがいました。
桜広場では、コゲラと遭遇しました。
メジロの姿も確認できました。
音楽堂西通路や沖縄復帰の森を回りましたが、めぼしい野鳥の姿は見られず。
市民の森へ移動すると、シロハラがいました。
高い木の上ではムシクイの姿も確認できました。
さらには、数羽のツグミ系が飛んでいる姿を確認できました。
そのうち、一羽を撮影してみたのがこちらです。
トリミングしてみるとこんな感じで、眉斑がないので、おそらくアカハラではないかなぁと。
個人的にはアカハラは今季初観察です。
メジロの姿も確認できました。
南外堀では、コガモがいました。
人工川と教育塔を回りましたがめぼしい野鳥とは出会えず。
西外堀に戻ると、カワウがいました。
マガモの姿も見られました。
以上で本日の探鳥は終了です。
今日は結局ムシクイ以外の夏鳥とは遭遇できませんでした。
個人的には、今季初となるビンズイ、アオジ、アカハラと遭遇できたのが一番の収穫でした。
さらには、ほぼ同時に3羽のハイタカが見れたことも、なかなか貴重な体験ではないかと思います。